金児憲史は「21世紀の石原裕次郎を探せ！」で芸能界入り！浅丘ルリ子と観劇デート？
金児憲史は「21世紀の石原裕次郎を探せ！」で芸能界入り！広島県福山市出身
2000年に開催された「21世紀の石原裕次郎を探せ！」プロジェクトで最終選考に選出されて石原軍団入りした俳優の金児憲史（かねこのりひと）は、広島県福山市出身です。広島修道大学在学中に、「オロナミンC 1億人の心をつかむ男 新人発掘オーディション〜21世紀の石原裕次郎を探せ！〜」に応募。なんと、応募総数は約52000人で、最終選考に進めたのはそのうちのわずか10人でした。
ちなみに、この時にグランプリを獲得したのは、同じく石原プロモーションに所属して俳優として活躍している徳重聡です。その後、金児憲史は、オーディションが開催された2000年にドラマ「はみだし刑事情熱系スペシャル」で犯人役としてデビューしました。
最終選考会が行われたのは2000年8月で、「はみだし刑事情熱系スペシャル」が2000年12月27日に放映されたことを考えると、最終選考会から本格デビューまでわずか4カ月あまり。グランプリに輝いた徳重聡のデビューが2004年だったことを考えても、金児憲史は異例のスピードでデビューを果たしています。
金児憲史が38歳年上の浅丘ルリ子と舞台「遠い夏のゴッホ」を観劇デート？
「21世紀の石原裕次郎を探せ！」で最終選考に選ばれたくらいですから、金児憲史には石原裕次郎を感じさせる何かがあるのかもしれません。2013年には、女優の浅丘ルリ子と、舞台「遠い夏のゴッホ」を一緒に観劇していたと報じられています。この時、浅丘ルリ子は72歳で、金児憲史は34歳だったため、「38歳年下俳優とデートか？」などと騒がれました。
2000年に石坂浩二と離婚している浅丘ルリ子は独身。「ボーイフレンドはいつも3人ほどいる」と公言していたこともあって、「新恋人か！」となりましたが、どうもそうした理由ではなかったようです。浅丘ルリ子は、14歳でデビューしてからずっと石原裕次郎の恋人役を演じてきました。
そのため、石原裕次郎に女優として育ててもらったという恩を感じており、その恩返しとして、金児憲史を育てるつもりで観劇デートに誘ったというのが真相のようです。恋人役を演じていた浅丘ルリ子に目をかけてもらえるとは、金児憲史にはやはり石原裕次郎を感じさせる何かがあるのでしょう。
金児憲史が嫁の楊原京子に車でひかれた？ドラマ「35歳の高校生」で若き日の渡哲也役にも挑戦！
金児憲史が嫁の楊原京子に車でひかれた？
金児憲史は、2014年に、女優の楊原京子と結婚しています。2006年にテレビ朝日で放送されたドラマ「下北サンデーズ」で共演したことで知り合い、交際に発展しました。そのまま8年間交際を続けて、映画「ハッピーランディング」で再び共演したことをきっかけに2014年9月14日に結婚。この日は金児憲史の誕生日で、楊原京子が結婚記念日を覚えやすいからという理由で決めたそうです。
そんな2人は、2018年7月に、フジテレビ系のバラエティ番組「アウト×デラックス」に夫婦そろって出演。しかも、「1年に500回けんかしていた夫婦」として登場しました。番組内では、金児憲史が史上最大のケンカを紹介しています。車の助手席に乗っていた金児憲史が、運転していた楊原京子に「右車線に入ったら」と言ったことからケンカが勃発。
楊原京子に「クルマから降りろ」と言われて車から降りた金子憲史がタイヤを蹴っ飛ばしたところ、なんと、楊原京子に車でひかれたとのこと。ケガはなかったそうですが、金児憲史が1回転するほどの衝撃だったそうです。それでも離婚はしていないのですから、これが2人の付き合い方なのでしょう。
金児憲史はスペシャルドラマ「35歳の高校生」で若き日の渡哲也役にも挑戦！
2000年12月に「はみだし刑事情熱系スペシャル」でデビューした金児憲史は、その後も数多くのドラマや映画に出演しています。NHKの大河ドラマにも、2006年の「功名が辻」と、2013年の「八重の桜」に出演。NHKの連続テレビ小説「純と愛」にも出演しました。
2004年には、スペシャルドラマ「弟」で、石原軍団の後継者である渡哲也役にも挑戦しています。この他、2015年には、石原プロモーションが初めて舞台のプロデュースをした「希望のホシ」や、2018年3月に上演された続編「希望のホシ2018」にも出演。石原プロモーションの節目となる作品に出演し、存在感を発揮しています。
金児憲史の歌声に石原裕次郎の妻も「ギョッとした」
金児憲史は、石原裕次郎の命日となる2018年7月17日に、カバーシングル「夜霧よ今夜も有難う」と、カバーアルバム「夜霧よ今夜も有難う～金児憲史が歌い継ぐ裕次郎の名曲達～」をリリースしました。カバーアルバムには、「夜霧よ今夜も有難う」の他、「狂った果実」や「恋の町札幌」など、石原裕次郎を代表するナンバーばかり12曲が収録されています。
7月17日の石原裕次郎の三十二回忌法要には、石原裕次郎の妻・石原まき子や舘ひろしなどと参列した金児憲史。石原まき子が「私も初めはギョッとした」と驚くほど、金児憲史の歌声は石原裕次郎と似ているそうです。金児憲史の歌唱力についても、「裕さんが歌でデビューして、上手になり始めの感じが今」と評価しています。
この時、舘ひろしから「目標は紅白出場だよな」と横やりも入れられていますが、実際に紅白歌合戦に出場して、その歌声をぜひ披露してもらいたいもの。神田正輝が、金児憲史の歌について「確かに声が裕次郎さんと似ているところがある」と太鼓判を押しているほどですから、石原裕次郎ファンもさぞびっくりするに違いありません。
とはいえ、金児憲史本人は、「後継者と言われていますが、つないでいく者になれれば」と謙虚に話しています。こうした謙虚さも、金児憲史が周囲の人たちから愛される理由なのでしょう。芝居も歌もカラダが資本なので、妻の楊原京子とはホドホドのケンカでとどめてほしいものですね。
