「おしりたんてい」がテレビアニメ化!子供たちに大人気のヒミツとは!
「おしりたんてい」は大ヒットの児童書!テレビアニメ化も!
「おしりたんてい」は、現在大ヒット中の児童書です。おしりの形の顔をした紳士の探偵おしりたんていが事件を解決するというユーモアあふれるストーリー。未就学の小さな子供や小学生の低学年を中心に熱い支持を受けて、NHK Eテレでテレビアニメ化され、2018年5月に放送されました。
アニメ版「おしりたんてい」は、原作ファンにも好評をもって受け入れられ、7月14日からは新作が連続で放送されています。アニメ化をきっかけに、おしりたんていファンはさらに増えているようです。
「おしりたんてい」が子供たちに大人気のヒミツとは!必殺技は?
「おしりたんてい」が、子供たちに大人気な理由は、なんといっても主人公がおしりそっくりの顔という衝撃的なビジュアル。「フーム、においますね」というセリフとともに犯人を見つけ出し、必殺技のおならで犯人を気絶させるユーモアあふれる展開や、必殺技を繰り出す時は「失礼こかせていただきます」と決め台詞をはくところも人気です。
また、絵探しや迷路も盛り込まれているため、本を読むのが苦手な子供でも楽しめるところも人気のヒミツといえるでしょう。
「おしりたんてい」のイベント限定本「カレーなるじけん」とは?作者のトロルは男女コンビ!?
「おしりたんてい」のイベントも好評!限定本「カレーなるじけん」とは?
「おしりたんてい」は、その人気を受けて、物語の世界観を楽しめるイベントも各地で開催されています。イベント「おしりたんてい ププッとかいけつ!なぞときフェスティバル」では、会場を訪れた人だけが買えるイベント限定本「おしりたんてい カレーなる じけん」を販売。
もちろん、原作者のトロルによる書き下ろしのストーリーです。このイベントは、2017年12月から2018年1月にかけて池袋サンシャインシティで初開催されました。2018年夏には、関西で初となるイベントが京都で開催されています。
「おしりたんてい」の作者のトロルは男女コンビ!会社名も?
「おしりたんてい」は、累計で170万部をこえる児童書界のベストセラー。そんな作品を生んだのは、実は男女コンビです。表紙には「さく・え トロル」と記されていますが、「トロル」はそのコンビ名。文章を担当するのは田中陽子で、絵を担当するのは深澤将秀です。
2人は、絵本やキャラクターデザイン等を手掛ける会社に所属しており、その会社名も「トロル」と言います。ちなみに、「トロル」の社長は、文章を担当する田中陽子。絵を担当する深澤将秀は、漫画家のゆでたまごとの共著で「いただき!!キン肉マン」も手掛けています。
「おしりたんてい」は絵本シリーズだった!アニメ人気で関西初のイベントも開催!
「おしりたんてい」シリーズは、もともと3~5歳の未就学児を対象にした絵本として、2012年に第1作が発表されました。ユーモラスでありながら作り込まれたキャラクター設定や謎解きはもちろん、迷路や絵探しといった遊び要素も盛り込まれたこの作品は、好評をもって迎え入れられ、年1冊のペースで新刊が発売されるように。
2015年には、対象年齢が小学校低学年に引き上げられた「おしりたんてい むらさきふじんのあんごうじけん」が発表されました。推理ものらしく暗号を盛り込むなど、謎解きも本格化。絵本では物足りなくなり、少し長い物語を読めるようになってきた小学生の間でもヒットします。
迷路や絵探しのような遊び要素はそのままで、戸惑うことなく物語の世界に入っていける点が変わらず人気のようです。小学生向けのシリーズは、2018年3月に発売された「おしりたんてい あやうしたんていじむしょ」で6冊目となっています。
そして、2018年にスタートしたテレビアニメによって、「おしりたんてい」シリーズの人気はさらにアップ。原作本の売り上げもさらに上積みされ、親世代にも認知が広がって、中にはSNSに「おしりたんてい」のキャラ弁の写真をアップする人もいるとか。
2018年7月14日から始まった新作アニメの放映に合わせるようにして、京都のテーマパーク東映太秦映画村では、イベント「おしりたんてい ププッとかいけつ!なぞときフェスティバル」がスタート。関西初上陸となったイベントでは、ヒントの書かれたパネルを見つけて犯人捜しを楽しんだり、決めセリフ「失礼こかせていただきます」のヒミツを探ったりと、「おしりたんてい」の世界を楽しめる演出がいっぱいです。
イベント開催期間中の8月5日には、「おしりたんていスペシャルステージ」も開催。「おしりたんていなぞときショー」や、アニメのオープニングテーマ曲「ププッとフムッとかいけつダンス」を歌う伊勢大貴によるミニライブを楽しむことができます。「おしりたんてい」が夏休みのレジャーにも一役買ってくれそうです。