筒井ともみの人気書籍「食べる女」が映画化!豪華女優陣が勢ぞろい

筒井ともみの人気書籍「食べる女」とは?ブログには美味しそうな手料理がズラリ

筒井ともみの人気書籍「食べる女」とは?食にまつわる本が人気

筒井ともみは、アニメやドラマ、映画と、多くの名作のシナリオを担当してきた脚本家です。また筒井ともみは、エッセイや小説も手掛けています。人気書籍としては、小説であれば「食べる女」があげられるでしょう。

「スローフード・スローセックス」という刺激的な副題のついた本作は、食と性にまつわる短編集。食べ物の描写が美味しそうな点でも人気となり、続編「続・食べる女」も発売されています。また、「食」をテーマにしたエッセイも人気です。食べ物の記憶とともに語られる自伝的エッセイ「舌の記憶」には、叔母・赤木蘭子との思い出話も綴られています。

筒井ともみは料理上手!ブログは美味しそうな手料理がズラリ

小説「食べる女」やエッセイ「舌の記憶」を読めば分かる通り、筒井ともみは食事にかなりの思い入れがあるようです。筒井ともみの公式ブログには、美味しそうな手料理の写真がズラリと並びます。「ちぢみ小松菜とお揚げの煮びたし」や「鶏胸肉の治部煮」のような和食から、「そば粉のニョッキ、ゴルゴンゾーラソース」「鮎のアクアパッツァ」といった、素人にはなかなか手が出ないようなお洒落なイタリアンまで。そのレパートリーはかなり幅広いようです。

筒井ともみは叔母のすすめで脚本家に?叔母は女優の赤木蘭子

筒井ともみは叔母のすすめで脚本家に?

映画「失楽園」や「阿修羅のごとく」の脚本では、アカデミー賞優秀脚本賞を受賞しています。そんな才能あふれる脚本家の筒井ともみですが、実は、最初は映画やドラマといった世界に関わるつもりはなかったそうです。しかし、大学卒業後に、自分の意思とは関係なく縁談が進み始め、結婚から逃れるために、女優だった伯母の勧めでシナリオ学校に入りました。

筒井ともみは女優・赤木蘭子の姪だった!

筒井ともみに脚本家の道を進むことを勧めた「女優だった伯母」とは、戦前~戦後にかけて、映画や舞台を中心に活躍していた赤木蘭子です。筒井ともみの実母は、自身が離婚した後、赤木蘭子とその夫で俳優の信欣三のところへ、母子で身を寄せ同居していたと言います。共に暮らすことで、姪として、女優である伯母の苦労を間近で見ていただけに、その世界には近づくまいと思っていた筒井ともみ。しかし、結局は、その伯母の勧めもあって脚本家の道を進むことになりました。

筒井ともみの「食べる女」が映画化!豪華女優陣が勢ぞろい!

脚本家として、さまざまな作品を手がけてきた筒井ともみのキャリアは、すでに40年以上におよびます。
歌手の長渕剛をラーメン店の店主に仕立てて、新たな魅力を引き出してヒットを飛ばしたテレビドラマ「家族ゲーム」や、新進気鋭の映画監督として話題を集めていた森田芳光の出世作となった映画「それから」。森田芳光監督と再びタッグを組み、23億円にものぼる興行収入をあげる大ヒットとなった映画「失楽園」など、筒井ともみの脚本家としての功績には枚挙に暇がありません。

そんな彼女の小説家としての代表作でもある「食べる女」の映画化が決定しました。2018年9月に公開される本作に、筒井ともみは映画の企画から担当。脚本ももちろん、原作者である筒井ともみが担当しています。
職業も年齢もそれぞれに異なる8人の女性たちの物語を「食」と「性」にスポットを当てて描き出していきますが、主人公・敦子を演じるのは女優の小泉今日子です。その他にも、沢尻エリカ、前田敦子、広瀬アリス、山田優、壇蜜、シャーロット・ケイト・フォックス、鈴木京香という豪華すぎる女優陣が名を連ねています。

小泉今日子演じる敦子が「人ってね、おいしいゴハン食べてる時と、愛しいセックスしてる時が一番こう、暴力とか差別とか争い事から遠くなるんだって」と語る映画「食べる女」の特報映像。続く敦子の「ゴハンならいつでもできるでしょ。だから、手抜きをするな、女たちよ!」というセリフに乗せて、豪華女優陣が卵がけご飯を「食べる」姿が映し出されます。

撮影現場にも何度も訪れたという筒井ともみは、「豪華な女優さんたちがすんなり受け入れてくれてうれしい。楽しい映画になると思います」と期待をこめたコメント。現在の日本映画界を代表するような名実を兼ね備えた女優が揃った様子を見れば、筒井ともみの小説家としての代表作が、脚本家としての代表作の1つにもなることは間違いないでしょう。

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