一路真輝は宝塚「エリザベート」の初代トート閣下!内野聖陽と離婚するも娘のおかげで関係修復?!

2021年2月8日 更新

一路真輝は宝塚「エリザベート」の初代トート閣下!35周年記念コンサートには豪華なゲストが終結!


一路真輝のプロフィール
◆生年月日:1965年1月9日
◆出身:愛知県
◆身長:164cm
◆血液型:B型
◆所属事務所:東宝芸能

一路真輝は宝塚「エリザベート」の初代トート閣下!「歌であんなに苦労すると思わなかった」

宝塚ファンにとって舞台「エリザベート」のトート閣下といえば、1996年の日本初演時に同役を演じた雪組トップスターの一路真輝(いちろまき)がまず思い浮かぶ、と語られています。「エリザベート」は、19世紀末に実在したハスプブルク帝国のエリザベート皇后の物語。オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフの妻となり、一度は栄華を極めたように見えたエリザベートでしたが、さまざまな不幸が起こるたびに、「死」を擬人化した存在である黄泉の帝王トートが現れます。

いつしか禁断の愛に落ちていくエリザベートとトート閣下を描いたこの作品は、耽美的で重奏的な音楽も話題に。1992年にウィーンで初演されて以後、ハンガリーやドイツ、スウェーデンなどでも上演されるという大ヒットミュージカルになりました。しかし、宝塚で初演した際には、海外作品であるゆえの大変な苦労があったと言います。

歌唱力には定評があった一路真輝でしたが、「エリザベート」では、本場ドイツ語の原曲を日本語に訳してメロディに乗せるため、言葉を当てはめ直す作業が大変で、転調や変拍子に大いに悩まされたとか。特に、トート閣下と皇帝フランツの最終答弁のシーンは苦労が多く、稽古場で初めて上手くいった日はみんなで泣いて喜んだほどでした。

一路真輝は「退団公演であんなに歌で苦労すると思っていなかった」と語っています。初演時にルキーニを演じた轟悠(とどろきゆう)が「私にとってのトート閣下は一路真輝だけ。申し訳ないけど再演以降は見ていない」と語るほど、初演組にとって思い入れの深い作品になっているようです。

一路真輝35周年記念公演のゲストに豪華ゲストが集結!

2017年9月に「一路真輝35周年記念コンサート」が行われ、かつて一路真輝と雪組トップコンビを組んだ花總まり(はなふさまり)のほか、中川晃教(なかがわあきのり)、安蘭けい(あらんけい)ら豪華ゲストが終結しました。この公演は、一路真輝がこれまでに出演した数々の舞台の思い出の曲ばかりを網羅した内容で、一部が宝塚時代、二部が退団後のミュージカルからの選曲となっています。

花總まりとのコンビが再び見られるとあって、宝塚時代からのファンにも、たまらない内容だったことでしょう。ベルベットボイスが健在であることを示した「35周年記念コンサート」は、一路真輝が日本ミュージカル界のキーパーソンであることをあらためて証明したコンサートになりました。

第2部に入って「エリザベート」を歌う前に、一路真輝が「このエリザベートは本当にいろいろあって」と言うと場内が爆笑する一幕も。宝塚時代からずっと一路真輝を見守っていたファンたちにとっても、サヨナラ公演となった「エリザベート」は思い入れの深い作品になっているようです。

ちなみに、宝塚時代から「嵐を呼ぶ女」と言われていた一路真輝。コンサート時も大型台風が接近して天気がかなり荒れたそうです。

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一路真輝は内野聖陽と離婚していた!元カレはイチロー?!

一路真輝は内野聖陽と離婚、娘の存在によって関係は良好!

現在は女優として活躍している一路真輝は、小学6年生の時に初めて宝塚歌劇団の定期公演を観劇して入団を志すと、特に専門的なレッスンは受けずに一回の受験で宝塚音楽学校に合格。1980年に同校へ入学し、1993年に雪組男役トップスターに就任しました。1996年の舞台「エリザベート」千秋楽で宝塚歌劇団を退団しましたが、この退団公演でも「男役の限界も越えていく」と評された歌唱力を見せつけています。

宝塚退団後に出演した舞台「エリザベート」では、宝塚時代のトート閣下役とは変わって、ヒロインのエリザベート役を長期にわたって演じた一路真輝は、相手役として共演した内野聖陽と2006年7月に入籍。同年10月に女児を出産しました。しかし、仕事優先の内野聖陽との生活は上手くいかず、2010年に別居。その後、内野聖陽のW不倫&飲酒運転疑惑が「FRIDAY」に報道されたことも原因になったのか、2011年に離婚しました。

離婚直後は、内野聖陽と一切会わなかったという一路真輝。しかし、テレビに出る内野聖陽を見るたび、娘が「パパ!」と喜ぶ様子を見るうちに連絡を取るようになりました。その後はお互いの家を行き来して、娘の父親として良好な関係を築いているそうです。

一路真輝の元カレがイチローと言われる事情は?舞台観劇にも来ていた

一路真輝は、内野聖陽と付き合う前に、現メジャーリーガーのイチローとの熱愛が報じられたことがあります。しかし、後に「FOCUS」のインタビューにイチローが明かしたところによると、1999年に結婚した元アナウンサーの福島弓子との外食をカモフラージュするため、友人・知人に同席を頼んでおり、毎回同じ人では申し訳ないと複数の人に交替で依頼した中の1人が一路真輝だったということでした。

事情を知って協力する仲とあって、その後も良い友人関係は続いており、2012年には、イチローが、一路真輝が出演した「エリザベート スペシャルガラコンサート」を観劇に来ていたそうです。

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一路真輝は「ELF The Musical」でエミリー役!オンラインライブを開催!

一路真輝が舞台「ELF The Musical」に出演!

一路真輝は1996年に宝塚を退団した後も、舞台やコンサートに数多く出演するなど、現在まで精力的に活動を続けています。2019年12月には、ミュージカル「ELF The Musical」に出演しました。「ELF The Musical」は、2003年に全米で大ヒットを記録したファンタジックコメディ映画「Elf」をミュージカル化したもので、全米ツアー、ロンドンでも上演された大人気作品。一路真輝は同作品で、同じ宝塚歌劇団の男役出身である沙央くらま(さおうくらま)と共演しています。

一路真輝が演じたのは、サンタクロースに育てられた浜中文一(はまなかぶんいち)演じる少年・バディの義理の母親で、マイケルの母のエミリー役。16歳の高校生の母親役ということで、仕事をしながら家庭も守るしっかり者の母親のイメージで役を作ったそうです。

一路真輝は、自分たちの仕事を「皆様がひと時現実から離れるための水先案内みたいなもの」と表現しています。「ELF The Musical」は、サンタクロース、クリスマスというテーマに絞られた作品。上演にあたり、一路真輝は「私たちがやっている仕事が集約されたような空間になると思います」とコメントしました。

一路真輝はオンラインライブで「私だけに」を披露

一路真輝は6月3日、自身のブログでオンラインライブと称し、「私だけに」の卒業バージョンを歌った動画をアップしました。自身の宝塚卒業公演のフィナーレで歌われたこの曲は、ミュージカル「エリザベート」の訳詞とは異なるオリジナルバージョン。一路真輝の出演予定だった舞台は、新型コロナウイルスの影響で立て続けに中止が発表され、この日も、本来であればライブツアーの初日を迎えているはずでした。そのためファンにとっては嬉しいサプライズとなり、ブログには「涙が止まりません」「勇気を貰いました」と、たくさんのコメントが寄せられていました。

2017年2月公開のロマンチックミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」や2018年2月公開のミュージカル映画「グレイテスト・ショーマン」の大ヒットにより、日本国内でもミュージカルへの関心が高まりました。新型コロナウイルスの影響で厳しい状況ではありますが、円熟味の増した演技を強みに、新しい試みにも挑戦し続ける一路真輝が、収束後の業界に大きな力を与えてくれそうです。一路真輝が日本のミュージカルシーンを盛り上げていくことは、後に続く若手ミュージカル俳優が活躍する道を切り拓くことにもつながっていくでしょう。

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