五十嵐亮太は球界のキムタク?
五十嵐亮太は北海道出身のプロ野球選手です。1979年5月28日生まれ。身長は178cmで体重は94kgです。1997年度のドラフト会議にてヤクルトスワローズから2位指名を受け、プロ入りを果たしました。ポジションはピッチャーです。
かつてはメジャーにも挑戦した五十嵐亮太は、プロになってからの20年間で、ヤクルトスワローズ→ニューヨーク・メッツ→ピッツバーグ・パイレーツ→トロント・ブルージェイズ→ニューヨークヤンキース→ソフトバンクホークスと、計6球団に所属した経験を持ちます。中でもヤクルトスワローズには約10年間在籍しており、野球ファンは「五十嵐亮太と言えばヤクルトスワローズの投手」というイメージが未だ強いようです。
そんな五十嵐亮太ですが、ヤクルトスワローズ在籍時には「球界のキムタク」という愛称で親しまれていました。その理由は、ずばりそのルックス。非常に端正な顔立ちの五十嵐亮太は、元SMAPの木村拓哉に似ていることから「球界のキムタク」と呼ばれ、イケメン投手として高い女性人気がありました。
ヤクルトスワローズで活躍していた2000年代前半が特に似ていると言われており、未だにこの愛称で五十嵐亮太を認識している人も多いようです。それから長い年月を経た現在はどうかというと、それほど木村拓哉に似ているということはなく、かつての女性人気は薄れた様子の五十嵐亮太ですが、通算登板数が歴代7位と、球界史に名を残す選手として名を博しています。
五十嵐亮太の年俸は?球界屈指の高さでTOP15に名を連ね話題に
かつてはメジャーリーグにも挑戦するなど、国内外問わず活躍してきた五十嵐亮太の2018年現在の年俸は、3億6000万円です。この金額は球界でTOP15にランクインする高年俸で、プロ野球選手の平均額は3800万円であることを考えても、非常に高額であることがわかります。
また、プロ野球選手の平均引退年齢は29歳であり、五十嵐亮太よりも年上の選手は球界全体で9人しかいません。加えて30代後半の選手で五十嵐亮太よりも年俸が高い選手は、わずか7人しかいません。
900人を超えるプロ野球選手のうち、40代に手が届く年齢になっても3億円越えを果たしている五十嵐亮太がいかに驚異的な活躍を果たしているかがわかると思います。
五十嵐亮太の妻は横浜ベイスターズのマスコットガール?結婚はいつ?
2000年代前半に投手としての活躍ぶりもさることながら、端正なルックスで女性人気が高かった五十嵐亮太は、2002年に結婚を発表しています。23歳と、若くして結婚した相手は横浜ベイスターズ(現:横浜DeNAベイスターズ)のマスコットガールを務めていた神崎織江(現 : 五十嵐織江)という女性でした。
知り合ったきっかけは、知人の紹介だったそうです。この結婚発表により、当時イケメン選手として女性人気を五十嵐亮太と二分していた読売ジャイアンツの高橋由伸にファンが流れることもあったとか。
2003年には長女、2007年には長男が誕生しており、二児の父となった五十嵐亮太。20年続くプロ野球選手としての活躍は、奥様の支えがあってこそなのかもしれません。
五十嵐亮太が球団から戦力外通告を受け引退危機?
20年の長きに渡って活躍を続けてきた五十嵐亮太。しかし、2018年11月にソフトバンクホークスから来季の戦力構想から外れていることを通告されました。いわゆる戦力外通告です。
ソフトバンクホークスと契約した2013年からも安定した活躍は見せており、2014年には球団記録となる44ホールドを達成。3年ぶりのリーグ優勝に貢献しました。以降もチームの要として活躍を続けていましたが、2018年は腰痛の影響で自身の日本での最少登板数である23試合に留まり、勝敗数は0勝1敗、防御率は4.50でした。この結果を受けて、球団側が五十嵐亮太に戦力外通告を出すに至ったものだと考えられます。
しかし、当の本人は決して悲観しておらず、「僕自身は現役を望んでいるので、そちらに向かって進んで行きたい」と話しています。また、「トライアルは受けないわけではない。必要ならば受けますけど、そうなじゃなければこのまま代理人を通じて交渉を進めていくことになる。喜び、悔しさを来年に繋げられる自信はある」と、何としてもプロ野球選手を続けていく覚悟を表明しています。五十嵐亮太のファンにとっては非常に心強い言葉ですね。
日本での通算成績は登板数777、60勝38敗70セーブ159ホールドと好成績を収めているので、他球団から声がかかる可能性は充分にあります。2009年以来、10年ぶりの古巣ヤクルトスワローズへの復帰もありえるかもしれません。2018年は怪我によってあまり活躍がありませんでしたが、克服した際には以前のような活躍をまた見せてくれることだと思います。今後の五十嵐亮太の去就に目が離せませんね。