アンナ・ボーデン&ライアン・フレックが手掛ける映画が面白い!イチオシは「キャプテン・マーベル」

アンナ・ボーデンはライアン・フレックとタッグを組むカップル監督!コンビを組んだ理由とは?


アンナ・ボーデンのプロフィール
◆生年月日:1976年9月20日
◆出身:アメリカ・マサチューセッツ州
◆デビュー作:Gowanus, Brooklyn(2004年1月アメリカ)

アンナ・ボーデンはライアン・フレックとタッグを組むカップル監督!

アンナ・ボーデンは、今話題の女性映画監督です。1976年9月20日生まれ。アメリカのマサチューセッツ州ニュートンの出身で、ライアン・フレックとタッグを組んで映画製作を行っていることでも知られています。

コロンビア大学で映画を専攻していたアンナ・ボーデンは、学生の頃から映画製作に携わってきました。短編ドキュメンタリーからはじまり、これまで数々の作品を世に送り出しています。

アンナ・ボーデンがコンビを組んだ理由とは?2人は恋人同士だった!?

アンナ・ボーデンがライアン・フレックと出会ったのは、学生映画の撮影現場。ライアン・フレックはその時ニューヨーク大学の学生でしたが、2人はそれがきっかけで恋人同士になり、映画制作も一緒に行うようになったのです。

アンナ・ボーデンとライアン・フレックが2004年に共同で脚本を書き、ライアン・フレックが監督を務めた短編映画「Gowanus Brooklyn」は、2004年にサンダンス映画祭で審査員大賞を受賞。同作を長編映画にするための資金を獲得しました。

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アンナ・ボーデンの監督作品をチェック!アカデミー賞ノミネート作品も

アンナ・ボーデンの監督作品をチェック!テレビドラマの監督もしている!

アンナ・ボーデンの監督作品は日本未公開の映画ばかりですが、2010年9月公開の「なんだかおかしな物語」や、2015年9月公開の「ワイド・ギャンブル」などがあります。「ワイド・ギャンブル」の主演は、「デッドプール」で日本でも人気のライアン・レイノルズでした。

また、アンナ・ボーデンはテレビドラマの監督も務めています。2011年にアメリカで放送されたドラマ「キャシーのbig C いま私にできること(シーズン2)」や、2015年に放送された「アフェア2 情事の行方」の監督は、アンナ・ボーデンです。「アフェア2 情事の行方」は、2016年12月から翌2017年2月にかけてWOWOWでも放送されました。

アンナ・ボーデン、アカデミー賞ノミネート作品も。日本でも2017年6月に上映されていた!

アンナ・ボーデンとライアン・フレックがサンダンス映画祭で審査員大賞を受賞した「Gowanus Brooklyn」の長編映画版は、2006年8月に「ハーフネルソン」というタイトルで公開されました。

日本では2017年6月、東京・新宿K’s cinemaで一週間という短い期間限定の上映だったので観た方は少ないかもしれませんが、中学の歴史教師がドラッグ中毒だということを一人の女子生徒に知られてしまい、そこから不思議な友情が芽生えていく物語です。

アンナ・ボーデンは同作の製作・共同脚本・編集を手掛け、主演の中学校教師を演じたライアン・ゴズリングは、第79回アカデミー賞の主演男優賞にノミネートされました。ライアン・ゴズリングは、2017年に映画賞を総なめにした「ラ・ラ・ランド」でジャズピアニストのセバスチャンを演じた俳優といえば、ピンとくる方も多いのではないでしょうか。

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アンナ・ボーデンが映画「キャプテン・マーベル」でマーベル初の女性監督に!

アンナ・ボーデンとライアン・フレックのコンビは、映画「キャプテン・マーベル」の監督に抜擢されました。MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の新作となる同作はシリーズ21作目ですが、マーベルで女性監督が起用されるのは初めてのことです。

同作の監督に抜擢されるまで、アンナ・ボーデンの知名度はそれほど高くはありませんでした。しかし「キャプテン・マーベル」が全米で大ヒットし、2019年3月15日に公開となった日本でも公開3日目にして動員数40万人を超える人気ぶりを見せたことから、アンナ・ボーデンの名も一躍有名になったのです。

アンナ・ボーデンは映画を製作する時、アクションやストーリーの流れだけではなく、登場人物の人間性にも焦点を当てて描くということを常に考えてきたといいます。今回の主役もマーベル初の女性単独ヒーロー。瀕死の負傷を負ったことで記憶喪失になってしまった代わりに、すごい力を身につけたという設定になっています。心の中にある苦悩や感情、内面にあるものをうまく描いていたことが、「キャプテン・マーベル」の大ヒットに繋がりました。

若い世代の女性たちに勇気を持って活躍してほしいという願いを込めて、アンナ・ボーデンは複雑な内面を持ちながらも強く立ち向かっていくキャプテン・マーベルの姿を描いたのだそう。ヒットする映画には必ず、その時代に応じたテーマやメッセージ性があるものですが、アンナ・ボーデンの作品には、女性が自立してもっともっと輝ける時代にしたいという願いが込められているのですね。

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