栗田芳宏のwiki風まとめ!市川猿之助から学んだ“和”の演出で世界へ。ドラマ出演も話題に

栗田芳宏の演出作品は海外でも高評価!シェイクスピアを能楽堂で上演


栗田芳宏のプロフィール
◆生年月日:1957年7月23日
◆出身:静岡県
◆身長:169cm
◆血液型:O型
◆所属事務所:ファザーズコーポレーション

栗田芳宏の演出に海外も注目!

栗田芳宏(くりたよしひろ)はKURITAカンパニーを主宰し、舞台演出を手掛けています。国内だけでなく海外からも高く評価される栗田芳宏の演出作品のうち、特に評価が高いのは「冬物語」です。

同作は2006年にルーマニア国際シェイクスピア演劇祭、2008年にハンガリー・ポーランド・ドイツ各国の国際シェイクスピア演劇祭でそれぞれ招聘プログラムに招待されました。

栗田芳宏の演出作品はシェイクスピアシリーズも高評価

栗田芳宏が演出を手掛けた舞台は、2010年にも「ハムレット」がポーランド・グダンスク国際シェイクスピア演劇祭の招聘プログラムにノミネートされました。

また、市川右團次主演の「マクベス」や白石加代子主演の「リア王」、栗田芳宏自身が主演を務めた「テンペスト」など、「りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ」と呼ばれる舞台も有名です。

栗田芳宏は新潟県新潟市にある新潟市民芸術文化会館(通称りゅーとぴあ)のアソシエイトディレクターを2004年から10年間務めており、彼が演出を手掛けた「りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ」は、同会館の能楽堂で上演されました。

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栗田芳宏は藤間紫の内弟子だった!市川猿之助に師事した過去も

栗田芳宏は藤間紫の内弟子だった!

栗田芳宏は1957年7月23日生まれ、静岡県の出身です。祖母が日本舞踊家だった影響で演出に興味を持つようになり、1978年から4年間、藤間紫の内弟子として舞台芸術を学びました。

女優として知られる一方、藤間流紫派家元の日本舞踊家でもある藤間紫の下で修業した栗田芳宏は、当時を「稽古に来ていた歌舞伎役者たちとの交流などがあり、新作を生み出す苦労を間近で見てきた」と、「りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ」について、演出家の横内謙介と対談した際に振り返っています。

栗田芳宏こだわりの「和」の演出は市川猿之助の教えも

栗田芳宏は藤間紫の内弟子として修業後、歌舞伎役者・市川猿之助にも師事しました。

日本舞踊家と歌舞伎の世界でを学び、現代演劇家になった栗田芳宏は日本の伝統芸能を根底とした演出にこだわり、シェイクスピア作品においても演劇と楽堂を融合させたことで大きく評価を高めました。

「藤間紫さんと猿之助さんに師事したわけだから、パンクロッカーとは違う」「“和”の世界に実質20年いたわけだから、能楽堂で演出することについて『僕がやるんだから間違いない』という気負いはある」と語る栗田芳宏。「和」を演出することにおいては確かな自信とともに、責任も感じていることが伺えます。

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栗田芳宏は吉田鋼太郎の劇団AUN旗揚げ公演を演出!ドラマ「危険なビーナス」でも存在感

栗田芳宏は吉田鋼太郎と劇団AUN旗揚げに尽力

栗田芳宏は1997年に吉田鋼太郎と劇団AUN(あうん)を旗揚げしました。約30名の劇団員で構成される同劇団は、付属研究所の前身であるAUNワークショップに参加したメンバーで活動しています。

現在、劇団AUNの演出は「おっさんずラブ」「半沢直樹」など社会現象を巻き起こしたドラマへの出演で人気を高めた吉田鋼太郎が手掛けていますが、旗揚げ公演となった「楊貴妃」から2002年4月上演の第4回公演「リチャード三世」までは栗田芳宏も演出に携わり、自ら舞台にも立っていました。

栗田芳宏が高視聴率ドラマ「危険なビーナス」に出演していた!

栗田芳宏は演出家として世界的評価を受ける傍ら、俳優としても活動。2020年10月から「半沢直樹」の後番組として放送をスタートしたドラマ「危険なビーナス」に出演しました。

莫大な遺産を巡る争いを描いた同作で、栗田芳宏は矢神家の前当主・矢神康之介を演じ、第一話に出演。この回は14.1%と全話の中で最も高い視聴率を獲得しています。

は東野圭吾のミステリー小説を原作とする「危険なビーナス」は、妻夫木聡演じる獣医師・手島伯朗が名家・矢神家の遺産を巡る謎に迫るドラマ。吉高由里子、ディーン・フジオカ、染谷将太ら豪華キャストでも話題を呼び、平均視聴率11.5%と最終回まで人気を維持しました。

2020年3月から上演された劇団ひまわりの舞台「Dr.コルチャックと子どもたち」の演出を手掛け、コルチャック役で俳優としても出演した栗田芳宏。これからも演出家、俳優として世界的な名作と和の風情を融合した独特の世界観でファンを楽しませてくれそうです。

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