吉川洋次は陸上長距離選手!中高時代の活躍は!?
◆出身:栃木県
◆身長・体重:170cm・55kg
◆血液型:A型
◆所属:東洋大学
吉川洋次がイケメンと話題!サラサラヘアが爽やか
吉川洋次(よしかわひろつぐ)は、記念すべき100年を迎えた2020年の箱根駅伝で、青山学院大学の優勝を阻む存在と言われる東洋大学に所属する陸上選手。同年の大会では、往路3区を走りました。
正月の恒例行事として定着した箱根駅伝で、ランナーを務めるのは非常に名誉なことです。しかしながら、箱根駅伝は新年の全国中継で視聴者が見守る中での一大イベントです。一区間あたり20km以上の長距離を走り抜く走力と勝負勘、強靭なメンタルが要求されます。
また、肌寒い中で長距離を走らなければならないため、体力が著しく消耗するハードな戦いです。そんな状況で吉川洋次が任された3区は、花の2区と呼ばれる2区のランナーからたすきを受け取り、リードを保ったまま次につなぐ重要な区間です。その区間を任されるほどですから、監督の信頼が厚いランナーだといえます。
そんな吉川洋次はイケメンランナーとしても評判で、サラサラの髪を揺らしながら走る姿は駅伝ファンに高い人気を誇っています。
吉川洋次の中高時代の活躍は?インターハイで失格になった原因とは?
吉川洋次の中高時代の活躍ぶりを調べてみたところ、在籍していた黒磯北中学校時代には陸上大会へ出場はしていますが、全国大会への出場歴は見当たりませんでした。従って、中学時代の吉川洋次は陸上選手として上位を狙えるレベルにはまだ達していなかったと考えられます。
その吉川洋次が全国大会へ出場するようになったのは、高校へ進学してからのことです。進学先の県立那須拓陽高校は高校駅伝の常連校として知られ、女子マラソンの渋井陽子や東海大学の郡司陽大、日体大の廻谷賢といった陸上長距離ランナーを輩出した実績を持っています。ここで、吉川洋次も陸上長距離ランナーとして成長していきました。
2014年から全国高校駅伝大会に2年連続出場。2014年には6区を走って8位(総合9位)、2015年は3区で11位(総合22位)という成績を残しています。また、全国都道府県対抗駅伝大会にも2016年から2年連続で出場し、2016年は5区で21位(総合17位)、2017年も5区で18位(総合16位)と全国大会で着々と経験を積んでいます。
そんな吉川洋次ですが、インターハイで失格となる痛恨のミスに泣きました。2016年の岡山でのインターハイでのこと、男子5000m予選1組目に出場した吉川洋次は「縁石のうえ、内側ライン上またはその内側を走行した」という原因で失格処分となったのです。全国大会での失格という結果に泣いた吉川洋次でしたが、この経験を糧に陸上長距離ランナーとして大きく成長していくことになります。
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吉川洋次の経歴は?これまでの記録まとめ
吉川洋次のプロフィールを紹介!箱根駅伝では1年生で区間新記録
吉川洋次は1998年6月9日生まれ、栃木県那須塩原市の出身です。身長169cm、体重55kg。好物は餃子なのだとか。長距離走を専門とし、黒磯北中学校から県立那須拓陽高校を経て、2020年11月現在は東洋大学ライフデザイン学部の4年生です。
栃木県下で高校駅伝の強豪校として名高い那須拓陽高校に進学し、全国大会への出場経歴を重ねた吉川洋次は、東洋大学で駅伝ランナーとしての能力が開花。入学初年度から10000m走で28分台を記録するなど、東洋大学の中心選手として活躍します。
大学3大駅伝として数えられる箱根駅伝、出雲駅伝、全日本大学駅伝の3大会に1年生から出場経歴があり、それだけでも吉川洋次の駅伝ランナーとしての進境ぶりがうかがえますが、さらにスゴいのはその内容の濃さです。全日本大学駅伝では、アンカーとして8区に出場して区間4位で1年生の8区日本人最高タイムを塗り替える快挙。出雲駅伝では4区に出走してトップ争いに食い込み、最終的にトップから遅れはしましたが区間4位を力走しました。
さらに、箱根駅伝では4区で他大学を引き離して快走し、1年生ながら区間新記録を達成。惜しくも1秒差で区間賞は逃しましたが、東洋大学の4年ぶり4回目の往路優勝、10年連続ベスト3に大きく貢献しています。
吉川洋次は安定感があり大崩れしないタイプ!陸上のきっかけは両親の影響?
大学に入学していきなり、駅伝の主要大会で結果を出した吉川洋次。駅伝ランナーとしての特徴は安定感があり大崩れしないタイプで、起用する監督の立場から見ても主力として信頼できる選手といえます。
高校卒業時には、複数の大学からスカウトが掛かったことは容易に想像できますが、その中から東洋大学を選んだことは吉川洋次にとって正解だったのではないでしょうか。陸上競技を始めたきっかけが両親や兄弟の影響だったというケースも多いものですが、吉川洋次の家族に関する情報は皆無に等しく、陸上経歴のきっかけに家族が影響しているかどうかは不明です。
そんな吉川洋次ですが、先述したようにイケメンランナーとして人気があります。駅伝の実力に加えてルックスもレベルが高い吉川洋次は、東洋大の駅伝選手の中でも注目の存在です。長距離選手としての実力に加え、ルックスもいいとなれば、人気が出るのは当然でしょう。
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吉川洋次の大学での活躍がスゴい!歴代最高タイムを複数持っている?
吉川洋次の三大駅伝の記録がスゴい!
東洋大学進学後の吉川洋次の活躍は、目を見張るものがあります。大学駅伝では歴代最高タイム記録を数々記録する快走を演じ、チームに欠くべからざる存在となっています。
全日本大学駅伝で8区の1年生歴代最高タイム59分08秒をマーク。そして、箱根駅伝になると1年生の時の4区の1年歴代最高タイムとなる1時間02分22秒の区間新記録を出し、2年生で3区2年歴代最高タイム1時間02分33秒を記録。このうち、全日本大学駅伝では1年生ながらアンカーとして最長区間の8区を走り抜き、それまでの1年生の8区での日本人歴代最高59分28秒を見事に塗り替える走りを見せています。
さらに、同じく1年生で出場した箱根駅伝では4区にエントリー。区間記録を1分以上も上回るペースでトップを走り続け、後続を1分以上引き離しました。この快走で区間新記録を記録したものの、さらに1秒差で記録が更新され、区間賞は逃してしまいました。しかし、この吉川洋次の活躍もあり、東洋大学が4年ぶり4度目の往路優勝、10年連続ベスト3に輝いたのです。
吉川洋次の大学最後の箱根駅伝に注目
吉川洋次は、2年生になってからも箱根駅伝で活躍を見せます。3区にエントリーし、2位でたすきを受け取るとアグレッシブな走りでトップに躍り出ます。この力走が効き、東洋大学は2年続けて往路優勝と11年連続ベスト3を勝ち取りました。
過去2回の箱根駅伝での実績から見て、2020年箱根駅伝でも活躍が期待された吉川洋次でしたが、予想外の振るわない内容でした。区間順位13位でタイムは1時間 3分33秒、これまでの快走が鳴りを潜めます。2区と5区がそれぞれ区間新記録を残す力走を見せたもののスタートからの遅れは挽回できず、往路11位。総合10位に終わり、3年連続の往路優勝と12年連続のベスト3の夢は絶たれました。
東洋大学はエントリー変更のない正攻法で臨みましたが、持ち前の安定した強さを出せず、大学OBからは危機感を募らせた声が聞も。今後に大きな課題を残す結果となり、チーム再建を目指して出直す苦い結果となりました。
吉川洋次個人としては、故障のため出雲駅伝と全日本大学駅伝に出場せず調整してきたのですが、それが響いたのでしょう。2021年の箱根駅伝は吉川洋次にとって、泣いても笑っても最後の出場となります。今回の結果を糧に奮起する姿は、駅伝ファンにも勇気を与えてくれることでしょう。
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