2015年4月13日 更新
ハウステンボスホテルが2015年7月に開業!!
ハウステンボスホテルは「変なホテル」!?
1992年に2,200億円を投じたハウステンボスは、17世紀のオランダの街並みを東京ドーム33個分の広大な敷地に再現。
実際に人が居住できるエリアもあり話題になりました。
しかし、創業以来18期連続赤字!!
2010年4月、ハウステンボスの再生をかけて社長に就任したのが株式会社エイチ・アイ・エス代表取締役会長の澤田英雄です。
テーマパーク・ハウステンボスの社長に就任して1年で18年間赤字続きであったのを黒字に転換!!
2015年7月には「観光ビジネス都市構想」の具体化としてハウステンボスホテルを開業します。
その名も「変なホテル~変わり続けることを約束するホテル~」「変なホテル」の「変」は「変わった」の「変」ではなく、「変化」の「変」です。
ハウステンボスホテルの宿泊料金(チケット)も「変」!?人間でなくロボットでコスト削減
世界初のローコストホテルを目指し、ホテル経営において比重の多い「光熱費」「人件費」「建設費」を自然エネルギーなどを活用してコストダウンし、
宿泊料金もコストダウンを目指します。
光熱費は太陽光発電など自然エネルギーを活用して2分の1に削減。
人件費は、フロント業務・荷物預かり・掃除などを「ロボット」による自動化で4分の1に削減するそうです。
フロント業務は最新のロボット技術、顔認証システムを駆使した人型ロボットが担当します。
これは凄い!コスト削減のために、人間の雇用をなくし、ロボットに変えてしまうとは!!
そこに泊まるのは人間なんですけどね・・・。ホテルに泊まるためには、お金を稼ぐために働かなくてはならないんですが、
ロボットはホテルには止まらないと思うんですけれどもね。どんどん人間の働く場所がロボットに奪われていく怖さを感じます。
7,000円~14,000円でスタートする宿泊料金(チケット)も、最終的には3,000円代でも採算が合うホテルを目指します。
遠方からでも宿泊費用を気にせずに「気軽に」ハウステンボスへ行けるようになりますね!
ハウステンボスホテルの澤田英雄社長とはどのような人物?
ハウステンボスホテルの澤田英雄社長の原点とは?
1951年2月4日生まれの大阪府出身。「遠くに行っちゃダメ」とよく注意される好奇心旺盛な子供でした。
実家は大阪で菓子の製造卸業を営んでいましたが、本人は経営者になるつもりは全くなかったそうです。
大阪市立生野工業高校を卒業し、旧西ドイツ・マインツ大学に留学。大学在学中にヨーロッパ・中東・アフリカ・南米・アジアなど50か国以上を旅行。
この時の経験が成功のきっかけを作りました。
2013年4月11日に放送されたフジテレビ「奇跡体験!アンビリーバボー」に出演したときに、
ドイツに留学する為に通常の6分の1の値段でいけるルートを発見したことや、
在学中に色んな国を旅行したことが格安旅行会社エイチ・アイ・エスを起業するヒントになったと語っています。
人生には寄り道が必要。「ギャップイヤー」と呼ぶ「寄り道をする時間」を持つことが人生において大切な経験が出来る!!
自らの経験からの言葉でこれから社会にでる学生、社会人に「旅」の大切さと一見「無駄」な時間の大切さを説いています。
現在は住民票も佐世保市に移してハウステンボス内のホテルに住み自身で体感中です。
ハウステンボスホテルの澤田英雄社長のモットー 成功に必要なもの
「もっと気軽に海外旅行が出来るように」1980年に格安航空券販売業「株式会社インターナショナルツアーズ」を始めた時は、
「格安」な商品に対してお客様からは「信じられない」「怪しい」と定着するまでに時間がかかりました。
「心が思わない事は絶対に実現できない」「ローコスト旅行」の定着を信じて時代の一歩先を進んできました。
1980年「インターナショナルツアーズ」設立。
エイチ・エス証券株式会社代表取締役社長、株式会社エイチ・アイ・エス代表取締役会長、
1998年国内4番目の航空会社「スカイマークエアラインズ」(現:スカイマーク株式会社)就航。2003年3月よりハーン銀行(モンゴル)取締役会長、
そして2010年ハウステンボス社長就任。ハウステンボスホテル「変なホテル」を世界各国に展開していくのが今の目標です。
ハウステンボスホテル澤田英雄社長の出身地 大阪府
ハウステンボスホテル澤田英雄社長の出身地 大阪はこんなところ
澤田英雄社長の出身校大阪市立生野工業高校のある大阪府大阪市生野区について。
大阪市生野区は大阪市を構成する24区の一つ大阪市の東南部に位置します。
生野区には日本最古の橋「猪甘津橋」がありました。
日本書紀に記述されている最古の橋で現存はしていないが文献に残っている橋として日本最古。
「猪甘津橋」の周りに鶴が群れていたことから、「猪甘津橋」は「鶴橋」とも呼ばれ、地名にもなっています。
日本最古の橋の他にも、聖徳太子ゆかりのお寺も!!約1400年前、聖徳太子が創建したといわれる「南岳山 舎利尊勝寺」です。
生野長者という裕福な長者には、言葉の不自由な子供がありました。
聖徳太子が前世で仏舎利3顆を与えたためだと言い、吐き出すように言ったところ仏舎利3顆を吐き出し言葉も治ったそうです。
仏舎利3顆は「法隆寺」「四天王寺」に、最後の一つを長者に与えると、喜んだ長者が屋敷内に堂を建て仏舎利を奉ったのが始まりです。
生野長者が「生野区」の名前の由来に。「舎利尊勝寺」の敷地内には「西国三十三か所観音霊場」を再現してあり、
ゆっくりお詣りしても約30分で全てまわることが出来ます。
それぞれの本尊の石仏の大きさには圧倒!!「舎利尊勝寺」へは桃谷駅より徒歩約14分、
寺田駅より徒歩約17分です。ゆったりした時間が過ごせるので、ぜひ訪れてみて下さい。
ハウステンボスホテル澤田英雄社長の出身地 大阪といえばお好み焼き!
澤田英雄社長の好きな食べ物はちょっと辛いカレーライスと大阪出身なので「お好み焼き」中華料理も好きだそうです。
生野区は「お好み焼き」の激戦区!ここから全国へと進出していったお店がたくさんあります。
生野区でおいしいと評判のお好み焼き屋さん「さとみ」。まるで可愛い喫茶店のような外観の女性客だけでも入りやすい明るい店内です。
このお店は初代「そばロール(オムそば)」1000円を出したお店としても有名です。
「ふわふわ玉子に包まれた太麺焼きそば」「オムライスのような焼きそば」は、一度食べるとファンになること必至です!
こちらのお店はおでんも有名で、そのおでんの具をお好み焼きにトッピングしたり、お好み焼きの具に選んだりできます。
もちろん、おでんだけでシンプルに食べてもOK!
定番の味を守りつつ、新たな味にチャレンジする大阪のあきんどに脱帽です。