森下大地の父は将棋の森下卓九段!プロフィール大公開!
森下大地の父は将棋のプロ棋士!父の森下卓九段はどんな棋士?
森下大地は、新人俳優ながらNHK朝ドラの「あさが来た」に抜擢されたことで注目を集め、父親が将棋のプロ棋士の森下卓九段であることを公表したことも相まって話題をよんでいます。
森下大地の父・森下卓九段は、17歳の時にプロデビューを果たした将棋のプロ棋士。相居飛車の矢倉戦で用いられる先手の戦法「森下システム」を考案したことを評されて、2005年に升田幸三賞特別賞を受賞し、2010年には、史上14人目となる通算800勝を達成した実力の持ち主です。
しかし、息子の森下大地には将棋はあえて教えてこなかったといいます。その理由は、森下大地に対する、森下卓九段の親心。将棋の世界でプロ棋士として成績を維持しながら生きていくのは非常に厳しく難しいことであるため、「そんな苦労を息子にはさせたくなかった」と語っています。
森下大地にとって、森下卓九段は、優しく律儀な父親。勝負の厳しさをたくさん経験している父親を尊敬しており、撮影現場でのポーカーフェイスは父親譲りだと語っています。
森下大地のプロフィール大公開!驚異のスピード出世で朝ドラ出演!
森下大地は、1998年4月22日生まれの男子校に通う高校3年生。身長176㎝のスリムな体型で、趣味はヴァイオリン、合氣道、テニス、水泳、特技はもちろん囲碁将棋と多岐にわたっています。
森下大地が俳優を目指そうと思ったのは、2014年の中学3年生の時。ドラマ「のだめカンタービレ」に出演していた玉木宏が、バラエティ番組ではドラマとは全く違う表情を見せていたことに驚き、演技に興味が湧いたことがきっかけでした。現在所属しているアオイコーポレーションに、親には内緒で応募して、見事に合格し芸能界に入った森下大地。
アオイコーポレーションを選んだ理由は、自身が俳優を目指すきっかけとなった俳優の玉木宏が所属していることが大きいようです。演技経験がなく、一から個人レッスンを受けながら、2014年9月には「金田一少年の事件簿N(neo)」の野球部員役で俳優デビューを果たし、翌年には「残念な夫」「ブスと野獣」に立て続けに出演。そして俳優デビューしてから1年半足らずで、NHKの朝ドラ「あさが来た」のオーディションを勝ち抜き出演を勝ち取るという、驚異のスピード出世を遂げています。
森下大地は玉木宏のバーター?「あさが来た」「残念な夫」の役どころは?
森下大地は玉木宏のバーター?森下大地と玉木宏の繋がりとは?
森下大地と玉木宏は、同じ事務所の後輩と先輩の関係です。森下大地が出演したドラマの「残念な夫。」と「あさが来た」のどちらにも玉木宏が出演していることから、森下大地は玉木宏のバーターなのでは?と囁かれてもいるようですが、森下大地が、「あさが来た」において、監督とチーフプロデューサーによるオーディションを突破し、眉山藍之助役に抜擢されたことは確かです。
玉木宏は、後輩の森下大地に対し、カメラの前での動き方や撮られ方についてアドバイスするなど、面倒見が良かったようです。そのため、まだ経験の少ない森下大地にとって、玉木宏が、安心感を与えてくれる頼りになる存在であることは間違いありません。また、憧れの先輩俳優と共演できたことが、大きな刺激にもなっているのではないでしょうか。
森下大地が出演した「あさが来た」「残念な夫」の役どころは?森下大地が演じた藍之助役はハマり役?
森下大地が出演した朝ドラ「あさが来た」は、幕末から大正時代の激動の時代を大阪で女性実業家として駆け抜けたヒロイン・白岡あさ(波瑠)と、白岡あさを支え続けた陽気な夫・白岡新次郎(玉木宏)の夫婦を中心としたドラマです。白岡あさの口癖「びっくりぽん」が巷で流行り、高視聴率を記録する大ヒットドラマとなったのはご存じの通りです。
森下大地は、ヒロイン・白岡あさの甥の眉山藍之助役で、「あさが来た」の後半戦から登場し物語を盛り上げました。眉山藍之助役は、実家を飛び出し、実業家を目指してあさの元へ現れ、物語を動かしていくという重要な役どころ。森下大地の素朴さと眉山藍之助役のイメージがピッタリ合い、森下大地が演じる眉山藍之助役はハマり役だったと評判です。
「残念な夫」は、榛野陽一(玉木宏)が理想の夫・最高のパパを目指し、離婚の危機を回避しようと奮闘するコメディドラマで、2015年に放送されました。森下大地は、ピアノバーの店員で、ヴァイオリニストを目指している久保田航役として出演し、ピアニストを目指す細井美香(乃木坂46・生田絵梨花)を支える友人という役どころ。「残念な夫」は、森下大地にとって、ドラマのセミレギュラーとしては初めての出演作となりました。
森下大地の朝ドラ出演に父の森下卓九段も「びっくりぽん」!森下卓九段が息子の森下大地に送ったエールとは?
森下卓九段は、息子の森下大地が朝ドラ「あさが来た」に出演することに対して、「奨励会初段レベルなのに、いきなりタイトル戦の舞台に立たせていただくようなもの」「正にびっくりぽんですね」と、芸能界と将棋界を比喩しながら、息子の森下大地が早くも俳優として大きく飛躍するチャンスをつかんだことに驚きを隠せない様子です。
森下大地が俳優としての道を歩んでいくことを応援している森下卓九段ですが、勉学との両立、大学を出ることを条件としているため、森下大地は今後、俳優業を勤しむと共に、大学受験の勉強でも忙しくなることでしょう。
森下大地は、今後の展望として、末永く俳優の仕事を続けることを目標とし、「いろいろな役を演じられるようになりたい」と語っています。森下卓九段が息子の森下大地に送った「王将や飛車角のような大駒よりも、作品に欠かせない駒になって欲しい」というエールからは、主役ではなくとも印象に残るような、シーンに合わせて己を変えられるような表現力豊かな俳優へと育って欲しいという想いが伝わってくるようです。人気俳優へステップアップする近道として注目されている朝ドラに17歳の若さで出演を果たした森下大地には、今後ますます注目が集まりそうですね。