朝倉あきはジブリ作品「かぐや姫の物語」のかぐや姫役!一時活動にファン衝撃

朝倉あきのデビューのきっかけは?ジブリ作品「かぐや姫の物語」でヒロイン役

朝倉あきのデビューのきっかけはシンデレラオーディション!

CMやドラマなどで活躍している朝倉あきが女優になったのは、2006年に行われた第六回東宝シンデレラオーディションがきっかけでした。受賞までには至りませんでしたが、ファイナリストに残った朝倉あきは、東宝芸能に所属することになります。

1991年9月23日生まれで神奈川県出身です。2007年に女優デビューすると、2010年には「とめはねっ!鈴里高校書道部」望月結希役で初主演を果たし、NHKの朝ドラ「てっぱん」でヒロインの親友・篠宮加奈役を好演。次第に、知名度と人気を高めていきました。

朝倉あきはジブリ作品「かぐや姫の物語」のかぐや姫役

朝倉あきは2013年に、ジブリ作品「かぐや姫の物語」で、ヒロインかぐや姫の声に抜擢されています。かぐや姫の声のイメージが定まらず、キャスティングが難航していた中、オーディションで朝倉あきの声を聞いた瞬間に「この声なら可能性がある」と気に入ったのは、2018年4月に惜しまれつつ亡くなった高畑勲監督でした。

朝倉あきの声が評価された理由は、「自分の意思を持っている女性の声で、わがままな声だったから」とか。そんな朝倉あきが、芸能界に復帰して最初に受けた仕事は、NHK-FMのラジオドラマ「ニコイナ食堂」(2015年)です。ラジオドラマでは声の表現力が問われますが、「かぐや姫の物語」で十分な経験を積んでいた朝倉あきは好評を得た様子です。2017年には、同じくNHK-FMで、ラジオドラマ「風の向こうへ駆け抜けろ」の主演を務めています。

朝倉あきの一時活動にファン衝撃!復帰後、ドラマ「下町ロケット」に出演

朝倉あきの活動休止にファン衝撃!引退ではなく休暇だった?!

芸能活動は順調に行っているように見えた朝倉あきでしたが、2014年3月31日付で東宝芸能と契約を終了したことで活動休止となり、ファンに大きな衝撃を与えました。自身のブログで、「しばらくは少しゆっくりお休みさせていただき、また新しい道を歩み始めたいと思います」とコメントした朝倉あき。

東宝芸能からは、「女優以外の経験を積み、社会人として成長するため」の契約終了と発表があったため、世間的には引退かと思われていました。しかし、この時の活動休止は引退ではなく休暇だったようです。2015年には、新たな芸能事務所コニイに所属し、再び女優としての道を歩き始めています。

朝倉あきは復帰後、「下町ロケット」出演など活動順調!ホラー映画にも挑戦!

芸能界に復帰してからも勢いが衰えない朝倉あきは、順調に芸能活動を続けています。高視聴率で話題となり、大人気となったドラマ「下町ロケット」では、佃製作所技術開発部エンジニアの加納アキ役を好演。後半の第6話からの「ガウディ計画編」にも大きく関わる役で、チーム内の紅一点だっただけに、大きな注目を集めました。

2015年9月公開の映画「ハロウィンナイトメア」では、主演を務めた朝倉あき。同作は、ハロウィンに起こった殺人事件を巡るホラー系の物語で、殺人鬼に追われ、恐怖に怯える主人公のオカルト雑誌編集者・紗季役を演じています。それまでは爽やかな役を演じることが多かった朝倉あきですが、映画「ハロウィンナイトメア」では今までとはまた違った表情を見せました。

朝倉あきが映画「四月の永い夢」で主演!監督が惚れたのは声だった?

朝倉あきは、2018年5月12日に公開された映画「四月の永い夢」で、主役の滝本初海役を演じています。映画「四月の永い夢」は、世界四大映画祭の1つであるモスクワ国際映画祭で、国際映画批評家連盟賞とロシア映画批評家連盟特別表彰をダブル受賞。瞬く間に世界中から注目される作品となりました。

亡き恋人から届いた手紙をきっかけに、止まったままだった主人公の人生が再び動き出す姿をテーマにしている「四月の永い夢」。ロケは富山県朝日町を中心に行われ、日本の美しい風景をバックに、朝倉あきが演じる主人公の滝本初海が、恋人を亡くした喪失感から穏やかに解放されていく日々が描かれています。

本作は、中川龍太郎監督によるオリジナル脚本作品で、ジブリ映画「かぐや姫の物語」を見た中川龍太郎監督自らが、朝倉あきの声に惚れこんでキャスティングしたそうです。朝倉あきの声と中川龍太郎監督が温めていた構想やインスピレーションが重なり、脚本はわずか1週間で書き上げられたと言います。

「かぐや姫の物語」の時も、高畑勲監督が朝倉あきの声を気に入ってキャスティングしたことを考えると、彼女の声には、人を惹きつける魅力があるのでしょう。映画「四月の永い夢」について、「痛いほどに鋭く、優しい世界だ」とした朝倉あきは、「そんな世界をぜひ、多くの方に観ていただきたいです」とコメント。恵まれた容姿やたしかな演技力はもちろん、声も魅力的な朝倉あきは、今後もさらに活躍の幅を広げ、女優として輝き続けていくことでしょう。

関連記事

ページ上部へ戻る