BEGINはバンド名に意味や由来がある?メンバーや活動歴は?

BEGINはバンド名に意味や由来がある?メンバーや活動歴は?

BEGINのメンバー構成は!?バンド名の由来は偶然によって決まった!?

BEGINは、比嘉栄昇(ヴォーカル、ギター)、島袋優(ギター、コーラス)、上地等(電子ピアノ、コーラス)の沖縄県石垣島出身の3名で構成されるアコースティックバンドです。
もともとバンド名を決める際には、沖縄の昔の言い方で、「沖縄」という意味を持つ「レキオ」という名前が候補として挙がっていたそうです。しかし、しっくりこない、という理由で却下されました。

そこで、困った比嘉栄昇が、辞書をパッと開いた時に目に飛び込んできたのがBEGINという単語だったそうです。これがBEGINのバンド名の由来。今ではこれ以外には考えられないくらい、BEGINの名前が定着していますが、彼らの音楽性やコンセプトを反映した名前というよりは、偶然によって決まったものだったようです。

BEGINの活動履歴は!?当初はハードロックから始まった!?

BEGINは、メンバー全員が沖縄県出身であるものの、意外にも結成されたのは東京です。さらに驚くことに、結成当初は、ハードロックを演奏していたといいます。しかし、演奏が下手であったことを理由に、ブルース調の音楽に転向しました。1989年、オーディション番組「平成名物TV 三宅裕司のいかすバンド天国」(イカ天)に出場したBEGINは、演奏した「恋しくて」が絶賛され、12代目イカ天キングの座をものにします。

そのまましばらく勝ち抜きを継続した後、確実な人気を得ていたBEGINは、1990年「恋しくて」で、満を持してプロデビュー。1996年の10枚目のシングル「声のおまもりください」もヒットし、2005年には、日本武道館・大阪城ホールにてデビュー15周年記念コンサートを開催するようにまでなります。2010年にもデビュー20周年記念コンサートを大阪城ホールにて催しました。

BEGIN「海の声」の歌詞が切ない!名曲たちが愛されるワケ!

BEGIN作曲「海の声」が話題沸騰中!その歌詞の内容とは!?

BEGINが作曲した「海の声」が話題沸騰中です。「海の声」とは、auのCMにて浦島太郎に扮する桐谷健太が、沖縄の伝統楽器・三線を弾きながら歌っているあの歌!CMのキャラクターが歌うという設定の妙もさることながら、BEGINの特徴的なメロディに乗せられた歌詞もまた切ないといわれています。乙姫に会えなくなった浦島太郎が、せめて歌だけでも届けようとする姿勢が表現されている「海の声」の歌詞。

乙姫のことを、曲中では「君」と呼び、「たとえ僕がおじいさんになっても ここで歌っている 君だけを想って」というところには、浦島太郎の一途な愛情と、乙姫に会えない切なさを感じとることができます。桐谷健太の演奏する三線と、歌唱力が、歌の世界観をより効果的に演出している点も魅力的です。「海の声」は、2015年7~8月までの限定配信でしたが、あまりの人気ぶりに、12月に再配信の動きがかかった様子。今年に入ってから、桐谷健太が音楽番組で歌っている姿もよく目にするようになりました。

BEGINの名曲は沖縄の宝!沖縄の音楽を世界に知らしめた第一人者だった!

BEGINは、男女問わず幅広い年齢層から人気があります。BEGINの楽曲は、基本的に沖縄民謡をベースに作られており、どんな音楽ファンでも、気軽に沖縄民謡に親しめるエッセンスを含んでいるのが特徴です。実はBEGINは、沖縄の音楽を世界に知らしめた第一人者ともいわれ、今では沖縄の宝として扱われているのだとか。

家族ぐるみでコンサートに足を運ぶファンも多く、年齢層を問わないBEGINの名曲たち。当地沖縄で爆発的な人気を見せたのは、「オジー自慢のオリオンビール」です。ビールCMのヒットとあわせ、一気に広がりを見せました。

その他、「恋しくて」はもちろん、森下良子が作詞をしている「涙そうそう」や、「島人ぬ宝」も外せない名曲です。織り成すメロディに、魅力的な歌詞が上乗せされれば……BEGINの人気が高まるのも納得です。

BEGINがドラマ「とげ 小市民 倉永晴之の逆襲」で17年ぶりに主題歌を歌う!さらに全国ツアーも!

BEGINが、1999年の昼ドラ「温泉に行こう」に向けて提供された「愛を捨てないで」後17年ぶりに、テレビドラマ主題歌を手掛けます。それは、10月8日から放送開始予定のドラマ「とげ 小市民 倉永晴之の逆襲」の主題歌です。ドラマの内容は、ストレスが頂点に達した男性の、痛快な「とげ抜き」ストーリー。

主人公は、妻や息子と穏やかに暮らしてきたものの、市民生活部市民相談室の主査に異動してからの3年間は、モンスター市民と市役所との間で板挟みとなり、ストレスを抱え、胃痛と戦う毎日でした。ある日、我慢していたストレスが爆発して……。物語の中でキレまくってみせるのは田辺誠一。周りを、西田尚美、西村和彦、鹿賀丈史、木の実ナナといった個性的な面々が支えます。したがって、今回BEGINが提供する主題歌も、働く大人への応援歌というテーマに基づいているものだそうです。

10月26日には、同曲を収録したニューシングルをリリースすることも決定しているBEGIN。テレビ番組「J-MELO」の8月~12月のエンディングテーマとして現在オンエア中の楽曲「歌に満ち足りた世界」も収録されることから、ダブルタイアップシングルになります。

また、これらの新曲を引っ提げて、BEGINは、10月より5カ月ほどの期間での全国ツアーを予定しています。昨年から続く「海の声」人気が再びBEGINブームに火をつけたのか、新曲リリースと、全国ツアー開催という展開からは、長いキャリアを感じさせない、BEGINの新たな勢いが感じられます。

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