ブロディー・レタリックはワールドラグビーのプレイヤー・オブ・ザ・イヤーを最年少で受賞していた!?
◆出身:ニュージーランド
◆身長・体重:204cm・121kg
◆所属チーム:神戸製鋼コベルコスティーラーズ
ブロディー・レタリックはニュージーランドのラグビー選手!世界最高のLOと呼ばれている!
ブロディー・レタリックはニュージーランドのラグビー選手。2019年10月から日本で開催されたラグビーワールドカップでも、ニュージーランド代表として出場しています。オールブラックスの異名を持つニュージーランド代表は、ワールドカップ3連覇を目指す最強チーム。その中心的な存在として、ブロディー・レタリックは各国の選手から注目されています。
ブロディー・レタリックのポジションはロック(LO)。世界最高のLOと呼ばれているその身体は、身長204cm、体重121kg。全力で狂いのないタックルを仕掛けてきます。身体を張ってフィールドを動き回るブロディー・レタリックのプレーは、鳥肌が立つほどの迫力です。
ブロディー・レタリック、ワールドラグビーのプレイヤー・オブ・ザ・イヤーを最年少で受賞!?着実にLOとしての地位を築き上げてきた!
2012年にニュージーランド代表としてデビューしたブロディー・レタリックはすぐに中心的な役割を果たすようになり、チームを勝利に導いてきました。
着実にLOとしての地位を築き上げてきたブロディー・レタリックはこれまでに数々のタイトルを受賞しており、2014年にはワールドラグビーのプレイヤー・オブ・ザ・イヤーを最年少で受賞。この記録はまだ破られていません。
ニュージーランド代表にとって、ブロディー・レタリックはなくてはならない存在。今後の活躍も期待されています。
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ブロディー・レタリックのラグビー成績がすごい!ラグビー経歴からプロフィールまで紹介!
ブロディー・レタリックのラグビー成績がすごい!ニュージーランドの勝利に多大なる貢献をしてきた!
2012年のテストマッチデビュー以来、ニュージーランド代表としてブロディー・レタリックが出場した試合数は75。ラグビーでは75キャップという言い方をしますが、キャップを獲得できるのは国代表同士の対抗試合のみで、クラブチームなどとの試合は加算されません。
ブロディー・レタリックがニュージーランド代表入りしてから、どれだけ多くの試合に出場してきたか、この数字を見てもわかります。もちろんただ出場しただけではなく、ニュージーランドの勝利に多大な貢献をしています。
2015年のワールドカップでは、フランスとの準々決勝でトライを獲得。タイトファイブから得点を入れた唯一の選手として注目されました。2017年の南アフリカとの試合は57対0で圧勝していますが、この時にもトライを決めています。
ブロディー・レタリックのラグビー経歴からプロフィールまで紹介!
ブロディー・レタリックは1991年5月31日生まれ。ニュージーランドのカンタベリー北部アンバーリーの出身です。高校時代からホークス・ベイに所属し、国内リーグITMでラグビーをしていました。
2011年にニュージーランドU20に選抜され、ジュニア世界選手権に出場。2012年にはチーフスに入り、インベステックスーパーラグビーにデビュー。同じ年にニュージーランド代表としてもデビューを果たしています。
そんなブロディー・レタリックは、2015年に看護師のニキ・トンプソンと結婚しています。子供は娘が2人。ニュージーランド代表としてプレーをしていたジョン・アシュワースはブロディー・レタリックのおじにあたり、従兄弟のカラム・レタリックもスーパーラグビーで選手として活躍していました。
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ブロディー・レタリックが神戸製鋼コベルコスティーラーズに加入!ジャパンラグビートップリーグに参戦!
ブロディー・レタリックは2019年ラグビーワールドカップ終了後、神戸製鋼コベルコスティーラーズに加入することが決まりました。ジャパンラグビートップリーグでの連覇を狙う神戸製鋼コベルコスティーラーズにとって、ブロディー・レタリックが大きな戦力になることは間違いないでしょう。
とはいえ、ニュージーランド代表として活躍する選手の加入が決まっているチームは、パナソニックワイルドナイツ、トヨタ自動車ヴェルブリッツ、NTTドコモレッドハリケーンズ、クボタスピアーズなど他にもあるので、油断は禁物ですね。
ブロディー・レタリックはインタビューで、「神戸製鋼コベルコスティーラーズは輝かしい実績を持つ歴史あるチーム。そのチームに貢献できることを心待ちにしています」と語り、日本ラグビー参戦に意欲を燃やしていました。
神戸製鋼コベルコスティーラーズへの加入が決まったことで、ブロディー・レタリックはニュージーランド代表から外されるのではという心配がありました。ニュージーランドラグビー協会は、海外を拠点とする選手は代表に選ばないと決めているためです。ただ、長期休暇などの形で一定期間の海外移籍は認めることもあるということなので、ブロディー・レタリックは、ワールドカップ後の充電期間ということで容認されるようです。
ブロディー・レタリックがジャパンラグビートップリーグでプレーするのは、2020年、2021年の2シーズン。その後はニュージーランドに戻るものと見られています。ニュージーランド代表にとって、ブロディー・レタリックは不可欠な存在。2023年にフランスで開催されるラグビーワールドカップでの活躍を望まれています。
日本でのプレーは期間限定となりそうですが、オールブラックスの主軸メンバーとして活躍する素晴らしいプレーで、日本ラグビーを盛り上げてくれることを期待したいですね。
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