フレンキー・デ・ヨングはバルセロナでプレーするために生まれてきた選手!?彼のすごさとは!?
◆出身:オランダ・アルケル
◆身長・体重:180cm・74kg
◆ポジション:ミッドフィールダー
◆所属クラブ:FCバルセロナ
フレンキー・デ・ヨングのバルセロナ入りは必然だった?
スペインのリーガ・エスパニョーラに属するFCバルセロナで活躍するフレンキー・デ・ヨングは、母国オランダの代表にも選出されたミッドフィールダーです。
U-15から各年代のオランダ代表にも選出された彼は2015年5月にオランダのサッカークラブ・ヴィレムⅡでプロデビュー。その後すぐにオランダでは強豪として知られるAFCアヤックスへ移籍。トップチームに昇格後は、若き司令塔としてチームを引っ張ります。2018-2019シーズンはオランダの最上位リーグである「エールディヴィジ」、国内のクラブが勝ち抜き戦で優勝を争う「KNVBカップ(オランダカップ)」の二冠を制覇する原動力として活躍。さらに各国の強豪クラブと戦う「UEFAチャンピオンズリーグ」でもベスト4進出に多大な貢献を見せました。
1000回を超えるパスを出し、その成功率は93%と群を抜く安定感を持つフレンキー・デ・ヨングの将来性は、かつてアヤックスの中枢として活躍したマルク・オーフェルマルスが「シャビやイニエスタのようになれる」と絶賛。元スペイン代表のスター選手2人に匹敵する逸材と評しています。
欧州サッカー界の至宝・メッシが背番号10を着けるバルセロナ入りが決まった際、フレンキー・デ・ヨングは「僕にとってバルセロナは常に夢のようなクラブだった」「ずっと追いかけてきたメッシと一緒にプレーできるのは嬉しい。僕のアイドルとチームメイトになるなんて」と喜びを語っています。また、そんな彼を迎える現地メディアも「バルサでプレーするために生まれてきた選手」「バルサイズムを継ぐ男」と最高の賛辞で若き天才の移籍を伝えました。
フレンキー・デ・ヨングのスゴさとは?
正確でミスのないボールさばきは、まるでメトロノームのようだとも評されるフレンキー・デ・ヨング。ピンチに見舞われても、それを感じさせない安定感が彼の強みでしょう。1960年代から70年代にかけて活躍し、西ドイツの代表監督も務め、「皇帝」と呼ばれたフランツ・ベッケンバウアーと比較されるのも頷けます。
難しいボールさばきも軽くこなしているように見えるフレンキー・デ・ヨングには、より高度な要求するサポーターの声もあります。しかし、フレンキー・デ・ヨングのメトロノームのようなプレーは簡単なように見えても、実際は様々なことが計算されています。
得点のチャンスを最大限に活かすには、相手のプレッシャーを受けない位置から、絶妙なタイミングと正確なコントロールでパスを送らなければなりません。わずかな時間でこのすべてを的確に判断し、得点につなげるフレンキー・デ・ヨングの視野の広さと安定感は、今後のプレーでも存分に発揮されるのではないでしょうか。
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フレンキー・デ・ヨングの移籍金がすごかった!?彼のプロフィールを紹介!
フレンキー・デ・ヨングの移籍金がスゴかった!
アヤックスでの実績を引っさげ、フレンキー・デ・ヨングは2019年1月にFCバルセロナとの5年契約に合意したことを発表。移籍金とボーナスをあわせ、日本円でおよそ107億円に相当する最大8600万ユーロが支払われる高額移籍となりました。
フレンキー・デ・ヨングを獲得するためにバルセロナが支払った移籍金は、エールディヴィジでプレーする選手としては史上最高額で、バルセロナがこれまで獲得してきた選手の中でも、歴代6位に入る高額です。この移籍にはフランスのリーグ・アンに属するパリ・サンジェルマンFC、プレミアリーグに属するマンチェスター・シティも絡み、バルセロナは三つ巴の争奪戦に勝利してオランダの至宝獲得に成功した形になります。
バルセロナのフレンキー・デ・ヨング獲得はクラブの会長であるジョゼップ・マリア・バルトメウの命題によるものとされていますが、現在の彼の活躍を見れば、高額な移籍金を支払った以上の価値がもたらされていると言って良いでしょう。
フレンキー・デ・ヨングのプロフィールと経歴
フレンキー・デ・ヨングは1997年5月12日、オランダ南西部に位置する南ホラント州・アルケルに生まれました。
オランダのサッカークラブ・ヴィレムⅡの下部組織に8歳で入団していますが、その前からフレンキー・デ・ヨングの将来性は地元のサッカー界に広く知れ渡り、わずか6歳で同じオランダのRKCヴァールヴァイクからオファーが届いたといいます。その才能はヴィレムⅡ入団後も如何なく発揮され、16歳でプロ契約。18歳になった2015年にトップチームでデビューを飾りました。
デビューしてすぐに目覚ましい活躍を見せたフレンキー・デ・ヨングはオランダの名門・AFCアヤックスから声がかかり、2015年夏には早くも同クラブと契約。リザーブチームのヨング・アヤックスで最優秀若手選手に選出されるほどの成績を残し、2017-2018シーズンからトップチームに昇格しました。
同チーム移籍後は安定した活躍を見せ、2016-2017シーズンではエールステ・ディヴィジの、シーズン最優秀若手選手に選ばれています。そして2019年1月23日、同年7月1日からFCバルセロナに加入することが発表されました。
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フレンキー・デ・ヨングが明かしたオランダでの自粛生活とは?
8月16日に行われたアスレティック・クラブとのカードで、バルセロナのメンバーとしてピッチに立ったフレンキー・デ・ヨング。累積欠場となった1試合を除く27試合の出場で2ゴール3アシストを決め、開幕戦からフル回転の活躍を見せました。
新型コロナウイルスの感染拡大により3ヶ月以上シーズンの中断を余儀なくされた間、フレンキー・デ・ヨングはオランダに戻り、日々監督から送られてくるトレーニングメニューをこなしながら過ごしていたことを、バルセロナのYouTubeチャンネル「FC Barcelona」で公開したライブチャットの中で明かしています。また、日本でも人気を呼んだドラマシリーズ「フレンズ」を観返していることなど、プライベートタイムの過ごし方も紹介。一日も早くピッチに戻れる日を願いながらも大きな不自由がない生活ができている様子に。ファンも安心したことでしょう。
この動画で、フレンキー・デ・ヨングはバルセロナ加入から数ヶ月プレーした感想を「全員が非常に優れている」と語り、「僕は向上できるとわかっているし、今までやった以上にうまくできる」と、自身の今後に自信をのぞかせました。
フレンキー・デ・ヨングが久保建英とユニ交換!
ラ・リーガのゲームは6月11日から再開。29節終了時点で首位に立っていたバルセロナは13日に久保建英を擁するマジョルカと復帰戦を行い、メッシのゴールを含む4得点で勝利を収めました。この試合にはフレンキー・デ・ヨングもスタメン出場し、前半37分でメッシと連携してフォワードのマーティン・ブライスワイトへボールをつなぎ、得点をアシスト。忍耐を強いられた自粛期間を感じさせないプレーを見せました。
ゲーム終了後、フレンキー・デ・ヨングは自ら久保建英に近づき、ユニフォームを交換。その後更新したインスタには、試合中に久保建英とマッチアップした場面の写真を投稿しています。無得点で敗退したとはいえ、スペイン紙やイタリア紙が絶賛するプレーで存在感を示した久保建英は、フレンキー・デ・ヨングにとっても気になる存在となったようです。
イタリアのセリエAに属するユヴェントスFCへ移籍する動きがあるのではないかとの噂もあるフレンキー・デ・ヨングですが、彼の代理人はこれを否定。今後もバルサでプレーを続けるだろうと明言しており、来季もラ・リーガで数々の光るプレーを見せてくれそうです。
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