福原愛と両親の関係性!卓球少女誕生の背景は?
◆出身:宮城県
◆身長:155cm
◆血液型:B型
◆所属事務所:株式会社omusubi、マネジメント:電通スポーツパートナーズ
福原愛は父親のプッシュがきっかけで卓球を始めた?
卓球選手の「愛ちゃん」こと福原愛(ふくはらあい)は、先に卓球を始めていた10歳上の兄に影響され、3歳9ヶ月でラケットを手にしました。
教育関係団体のインタビューでは、家族が兄に付きっきりになってしまったのが寂しくて、「自分も卓球をやればいいんだ」という考えに至ったと明かしています。
実は、経験者として指導を行った母親は、娘に卓球ではなくバレエかバイオリンを習わせたかったのだとか。
しかし、母親より9歳年上で、家庭内で影響力が大きかった父親が反対。福原愛自身も半年近く「やりたい」と言い続けたため、卓球を始めたと母親が振り返っています。
幼い頃から卓球の早期教育が行われた結果、福原愛は世界で活躍する選手へと成長していきます。子供の頃の休日には、1日10時間練習することも!年間では、約2000時間を練習に費やしていたとも言われています。
福原愛の両親に偽装離婚の疑惑が出ていた?
父親の死後、福原愛と父親は絶縁状態にあったことが明らかになりました。卓球経験のない父親の判断が、福原愛の卓球に悪影響を与えていたのも、絶縁に至った理由だろうと言われています。
有名なコーチの指導を受けさせるために、環境を頻繁に変えさせるといった父親の強引な指導法には、福原愛も混乱していました。
また、父親には金銭的なトラブルもあったと報じられています。オーナーを務めていた不動産会社が破産し、父親は多額の負債を抱えていました。
2004年5月に両親の離婚が発覚しますが、当時は偽装の疑惑も浮上。「週刊ポスト」2005年4月8日号には、離婚は福原愛の収入が父親の借金の返済に充てられないようにするための、形式だけのものではないか?という記事が掲載されています。
福原愛が自ら明かしたわけではないにせよ、家族が複雑な事情を抱えていたのは間違いなさそうです。
福原愛と父親の断絶が明かされたFAX!母親の現在は?
福原愛の父親が見せていた娘への愛
福原愛に多大な影響を与えた父親は、2013年に71歳で亡くなりました。父の死後、福原愛はFAXで「2008年の終わりごろを最後に、一度も会っていない状態にありました」「電話やメールのやりとりも一度もありません」とコメントし、5年にわたり父親と絶縁状態にあったことを告白しています。
本人は理由を説明していないものの、「女性セブン」では、卓球関係の知人がその経緯を明かしています。
知人の話によると、2008年の北京五輪でメダルに手が届かず、2009年の世界選手権で惨敗したことがきっかけ。福原愛は兄と話し合い、これ以上父に振り回されては選手生命に関わると、決別を決めたのだとか。
動機がどこまで本当か定かではありませんが、実際に2008年には母親・千代と兄・秀行が、2人の名前を冠した家族事務所・千秀企画を立ち上げ、福原愛のマネジメントを行うようになりました。
父親が亡くなった際、福原愛は絶縁の時期を明かしただけでなく感謝の言葉を述べ、「成長した私があるのも、父の影響によるものが少なくありません」とコメントしています。
決別した後も、福原愛の試合を最上階からそっと見守っていたという父親。親子の絆が完全に消えたわけではなかったのかもしれません。
福原愛と母親はどんな関係?
福原愛は、良好な関係だった母親とも、ロンドン五輪の頃から徐々に距離をとるようになっていきます。
2016年1月から福原愛は、母親と兄が立ち上げた事務所・千秀企画を離れ、マネジメントを電通の系列会社に委託するようになりました。
それまでは練習メニューや出場試合なども、母親の言うことを優先していましたが、自分の意思を貫くようになったとのこと。しかしこれは、話し合った上でのことだったようです。
母親は台湾で福原愛と同居していましたが、元夫・江宏傑との離婚騒動が起きていた2021年3月に、日本へ帰国しています。高齢で足腰が悪く、介護が必要な状態とのことなので、母親にとっても、日本での生活が望ましいのかもしれません。
母親と距離を置いた後も、福原愛は経済的に母親や兄の生活を支えていたと言われています。2021年2月に福原愛が立ち上げた、株式会社omusubiの社名は、現役時代に母親の握る“おむすび”がパワーの源だったことと、“結び”という言葉から名付けられたもの。仕事の面では自立しても、関係は悪くなっていないことがわかります。
福原愛の家族トラブルは結婚・離婚後も…?
2022年7月24日には、福原愛と元夫・江宏傑との間でトラブルが起きていること判明しました。
江宏傑がインスタで主張したところによると、台湾に来た福原愛が、子供を連れたまま連絡が取れなくなったとのこと。江宏傑は「これが家族への優しさと言うのか」と激怒しています。
福原愛もメディアに向けて声明を出し、日本へのフライト後には連絡しており、江宏傑は子供をスケジュール通りに引き渡さなかったと反論。江宏傑は約束を破っていないと再度反論し、双方の言い分が食い違っている様子です。
離婚危機がささやかれていた頃には、義実家とのトラブルも報じられていました。表舞台で見せていた円満な夫婦関係と、実態は異なっていたことがうかがえます。
幼い頃、家族と一緒にいたいという思いから卓球を始めた福原愛。「女性セブン」2021年3月25日号のインタビューで、自身について「満月のように見えるかもしれませんが、本当は三日月よりも欠けています」と語った言葉は、ずっと抱えていた家族への思いを表しているのかもしれません。
文化の違いや育ってきた環境の違いを乗り越えて、福原愛と家族それぞれが心穏やかに過ごせる状態に落ち着いてほしいものです。
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