ドラマ「glee」のあらすじ登場人物を確認!登場人物が魅力的すぎる
ドラマ「glee」は合唱部を舞台にした学園ドラマ!あらすじは?
ドラマ「glee(グリー)」は、2009~2015年まで全6シーズンが放送された大人気海外ドラマ。アメリカのウィリアム・マッキンリー高校の合唱部(グリークラブ)は、廃部の危機に見舞われていました。そんな窮状を見かねた高校教師で同高OBのウィル・シュースターは、かつての栄光を取り戻すべく立ち上がります。
ウィルが顧問となった新生合唱部「ニュー・ディレクションズ!」の部員は、校内で負け犬と呼ばれる生徒ばかりでしたが、ヒットソングのカバー曲を歌うなどして実力を高めていきました。こうして、結束を強めながら奮闘を続けた部員たちは、いよいよ全国大会に出場するまでになります。しかし、校内で見下される部員の状況は相変わらず。卒業生にも人生における試練が降りかかります。
ドラマ「glee」の登場人物&主要キャストをおさらい!
ドラマ「glee」で、かつて合唱部が活躍していた時代を知るOBで、「ニュー・ディレクションズ!」の顧問になるのはウィル・シュースターです。ラブコメ映画「恋愛だけじゃダメかしら?」のマシュー・モリソンが演じました。チアリーディングの顧問で、合唱部の予算を狙って嫌がらせをする教師スー・シルベスターは、コメディアンで歌手でもあるジェーン・リンチが演じています。
「ニュー・ディレクションズ!」の中心となるのは、ミュージカルを中心に活躍しているリア・ミシェルが演じたレイチェル・ベリー。歌の実力は誰もが認めるところですが、自信過剰なのが玉にキズです。鼻歌が評価されてアメフト部と兼部することになるフィン・ハドソンを演じたのは、映画「恋するモンテカルロ」のコリー・モンティス。
高校卒業後に副顧問を任されるなど、次第に合唱部を導く存在となっていきます。フィンの親友ノア・パッカーマンは、歌手としても活動していたマーク・サリングが演じ、チアリーディング部と兼任する美少女クイン・ファブレーは、「マラヴィータ」のディアナ・アグロンが演じました。
ドラマ「glee」シーズン6で無事に完結!サウンドトラックも大ヒット!
ドラマ「glee」シーズン6で無事に完結!OBたちが合唱部の復活目指して動き出す!
2009年から放送を開始したドラマ「glee」は、その後も人気が衰えることなく、打ち切りの憂き目にも遭わないまま、シーズン6をもって完結しました。ドラマ「glee」は高校が舞台なので、シーズン3を迎えた時に最上級生になっていた「ニュー・ディレクションズ!」の主要メンバーたちは、思い悩みながらも、それぞれ違った進路へと歩み出します。
シーズン5を迎えた時には、レイチェルはニューヨークの舞台で成功を収め、名声を得つつありました。一方で、健闘を続けていた合唱部でしたが、高校側のクラブ整理の対象となってしまい廃部が決定。それを知ったかつての主要メンバーたちは再集結し、合唱部を復活させようと動き出します。
シーズン6の「グランド・フィナーレ」と題された最終回では、全国大会優勝を決めた「ニュー・ディレクションズ!」にうれしいニュースが!同高が芸術学校に変わることで、部の存続が決定し、ウィルが校長に就任しました。それぞれのキャストも幸せな日々を送っており、みんなで「I Lived」を高らかに歌い上げて物語は幕を下ろします。
ドラマ「glee」に登場する人気曲を収録したサウンドトラックも大ヒット!
ドラマ「glee」は、合唱部がカバーしたヒットナンバーも話題になりました。中でも人気を集めたのは、ジャーニーの「Don’t Stop Believing」や、ケイティ・ペリーの「Teenage Dream」、セリーヌ・ディオンの「Taking Chances」など。作品に登場する人気曲を収録したサウンドトラックも発売されて、番組同様に大ヒットを記録!6シーズンを通してリリースされたサントラCDは実に24タイトルとなり、世界累計で1000万を突破したと報じられました。
ドラマ「glee」キャストに悲劇が相次ぐも作品の素晴らしさは変わらない!
順調にシリーズ更新を続けたドラマ「glee」ですが、放映中には思わぬアクシデントもありました。まず、シーズン1から主要キャラクターとして登場していたフィン・ハドソン役を演じていたコリー・モンティスが、2013年に、わずか31歳で、薬物の過剰摂取が原因で亡くなってしまいます。
薬物のリハビリ施設から退院した直後で、あまりにも突然な出来事だったため、入院によって薬物を一時的に断ったことにより身体が過剰反応したのではなかとの憶測も飛び交いました。彼の急死により、フィンを中心にするはずだったシーズン6の脚本は、書き換えられています。
さらに、ドラマ「glee」の悲劇は続きました。フィンの親友、ノア・パッカーマン役を演じたマーク・サリングも、2018年1月に、首吊り自殺という悲劇的な形でこの世を去ることに。マーク・サリングは、ドラマ「glee」が放送終了した2015年に、児童ポルノ所持で逮捕されていました。
この一連の哀しみに、ドラマ「glee」で共演していたジェーン・リンチは、「悲しい。胸が締め付けられる」というコメントを発表。フィギンズ校長役を演じたイクバル・セバは、「わたしは彼の良いところも知っている」「自分の悪魔と戦って欲しかった」とコメントを寄せました。
作品人気の高さとはうらはらに、悲劇的な事件も起こってしまったドラマ「glee」。しかし、本作が、多くの人に支持された歴史に残るミュージカルテレビドラマという事実に変わりはありません。これからも、DVDやブルーレイを通じて、多くの人たちに愛され続けていくことでしょう。