満島ひかり出演映画「愛のむきだし」ドラマ化に驚きの声!あらすじネタバレキャスト

満島ひかり出演映画「愛のむきだし」ドラマ化に驚きの声!あらすじネタバレキャスト

2022年2月1日 更新

満島ひかり出演映画「愛のむきだし」ドラマ化に驚きの声!あらすじネタバレキャスト

満島ひかり出演映画「愛のむきだし」超問題作がパワーアップして連続ドラマに!!

満島ひかり(みつしまひかり)が「演技派女優」と呼ばれる転機となった2009年公開の園子温監督映画「愛のむきだし」が、連続ドラマで帰ってきました。「愛のむきだし」は、園子温監督が知り合った”盗撮のプロ”への取材をもとに制作された超問題作。

アイドル出身の満島ひかりが中指を立てる宣伝用のポスターにも驚かされますが、パンチラや官能シーンを厭わない狂気の熱演ぶりは、開いた口をふさがらないほど衝撃的でした。「愛のむきだし」をドラマ化するとなると、間違いなく、放送コードに抵触しない程度に過激なシーンをカットする必要に迫られるはずです。しかし、今回の連続ドラマは、約4時間にもわたる超大作「愛のむきだし」の未公開シーンまでが復元されており、より濃厚な仕上がりとなっている様子です。

「愛のむきだし」のドラマ化には、「まさか!」の声が続出しましたが、加入者のみが視聴できるJ:COMオンデマンドでの配信と聞いて納得。どう間違っても、やはり地上波で実現するはずがありません。

満島ひかり出演映画「愛のむきだし」ラブストーリーとは思えない精神異常性が斬新すぎる!

満島ひかりが出演した映画「愛のむきだし」は、盗撮のカリスマとなった青年ユウと、盗撮の対象となるヨーコの関係を描いた物語。AAA西島隆弘がユウを、満島ひかりはヨーコを演じています。ユウが、女性の股間ばかりを狙った盗撮に走るきっかけとなったのは、神父である父テツ(渡部篤郎)の気を引くためでした。

ある日、女装をして街に繰り出したユウは、偶然出会った女ヨーコに運命を感じ、”サソリ”を名乗るユウを女性と信じたヨーコもまた恋に落ちることになります。この数日後、父が再婚相手として連れてきたサオリ(渡辺真起子)の連れ子が、偶然にもヨーコでした。

しかし、”サソリ”の正体を知らないヨーコに、兄として徹底的に毛嫌いされたことに混乱し、ユウはヨーコを盗撮の対象にしてしまいます。そんなヨーコに目を付け、「自分がサソリである」と偽って、一家に近づいてきたのは、カルト教団の幹部コイケ(安藤サクラ)でした。コイケは、ユウの盗撮を密告することで、ヨーコの兄への憎しみを増幅させ、テツやサオリをも洗脳して……。

最終的に、カルト団体の本部を爆破して家族を救ったユウは、ヨーコに”サソリ”であると気づいてもらうという、ハッピーエンドらしき結末を迎えています。しかし、その過程で見せるユウとヨーコの精神異常性は、ラブストーリーとしては極めて異質。8年経った今でも、ここまで突き抜けた衝撃作は「愛のむきだし」より他に思い当たらないほどです。

満島ひかりと弟・満島慎之介はハーフ?性格が悪いって本当?

満島ひかりと弟・満島慎之介はクオーター!父はフランス系アメリカ人から生まれたハーフだった!

満島ひかりの弟は、NHK朝ドラ「梅ちゃん先生」で知られるようになった俳優・満島慎之介です。
日本人離れした顔立ちの満島慎之介には、「ハーフでは?」との話題がつきもの。一方、満島ひかりは、個性的な顔立ちではあるものの、沖縄出身の日本人と聞いて納得できるレベルです。満島慎之介がハーフであるならば、実姉の満島ひかりもハーフということになりますが、この情報には若干の差異がありました。

2人の父親は、中学校の体育教師だったことで知られていますが、実はフランス系アメリカ人の祖父を持つハーフ。つまり、満島ひかりと満島慎之介は、ハーフではなくクオーターでした。満島ひかりは、この事実を隠してきたわけではありませんが、顔の濃い満島慎之介の登場によって、初めて知ったという人も多いようです。

満島ひかりは性格が良いと大評判!実は性悪すぎて離婚していた?

満島ひかりの性格には、”サバサバしてイイ人”という印象があり、実際に各方面から絶賛する声が相次いでいます。それに反し、巷では「実は性格が悪い」という噂もちらほら。実は満島ひかりは、自他ともに認める直情型性格なのだそうで、納得いかない時は、とことんまで相手を突き詰めることもあるといいます。満島ひかりは、2016年5月に、元旦那・石井裕也監督と離婚していますが、破局の理由は明かしていませんでした。

”子供ができなかったから”とも囁かれていましたが、満島ひかりの激しい性格が原因では?と疑いたくもなるものです。しかし、その直情型性格は熱い演技の元でもありますし、裏を返せば、ガッツのある素直な性格とも受け止められます。バラエティ番組では他の女優が躊躇するようなモノマネを披露し、すっぴんで街を歩いている時でさえ、ファンのサインに応じるサービス精神は、実に痛快です。やっかみでもなければ、そんな満島ひかりを性悪と呼ぶ要素は、今のところ見当たりません。

満島ひかりが人生観を揺るがす大役に挑戦!最新主演映画「海辺の生と死」でさらなる高みへ!

満島ひかりの最新主演映画「海辺の生と死」が、2017年7月に公開されることが分かりました。2016年の満島ひかりは、「江戸川乱歩シリーズ」の明智小五郎役や、「トットてれび」の黒柳徹子役など、NHKドラマで難役の主演に挑み、話題をさらいました。2017年1月からは、松たか子主演のTBS連続ドラマ「カルテット」の繊細な演技で注目を集めており、まさに引く手あまたの状態です。

そんな満島ひかりの2年ぶりとなる映画出演。主演に至っては4年ぶりともなれば、「海辺の生と死」の仕上がりが気になります。満島ひかりが演じたのは、作家・島尾敏雄の妻であり、作家として活躍した島尾ミホという、今は亡き実在の人物です。同作は、夫妻の愛憎を描いた島尾敏雄の私小説「死の棘」の前日譚として、島尾ミホが、地元・鹿児島県奄美大島で、特攻隊隊長として赴任してきた島尾敏雄と出会い、激情をぶつけあって恋に落ちていく様子が描いたもの。

数々の役を演じてきた満島ひかりが、「人生観を揺るがすほどの大役」「私の本性を暴いてやろうと臨んだ」と語るのですから、これまで以上に期待が膨らみます。「死の棘」は、1990年に松坂慶子主演で映画化され、カンヌ国際映画祭審査員グランプリを受賞するなど、各方面で称賛を浴びました。

それだけに、「海辺の生と死」がコケるわけにもいきません。類いまれなる豊かな演技力を武器とする満島ひかりだからこそ、この大役を任されたのでしょう。満島ひかり主演映画「海辺の生と死」には、「死の棘」と同様かそれ以上に国内外の話題をさらう名作になる予感がします。

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