GLIM SPANKYの初武道館公演は8000人が熱狂!尾レミと亀本寛貴は高校時代のバンド仲間

GLIM SPANKYの初武道館公演は8000人が熱狂!ライブ人気曲やアルバムは?

GLIM SPANKYの初武道館公演で8000人が熱狂!

GLIM SPANKY(グリムスパンキー)は、2007年から活動を開始し、2014年に1stミニアルバム「焦燥」でメジャーデビューした、男女2人組の音楽ユニットです。1960~1970年代の洋楽をルーツとしたロックでブルージーな音楽は、みうらじゅんやリリー・フランキーなどから絶賛され、一躍注目を浴びます。

そして、満を持して2018年5月12日に初の武道館ワンマンライブを開催しました。「始まる前は人が集まるのか不安だった」という亀本寛貴の心配をよそにあつまった観客は、なんと8000人。観客たちを前に、「ロックが好きな友達が集まったから、ロックを楽しむ日にしましょう」と呼びかけた松尾レミは、「怒りをくれよ」や「愚か者たち」など全25曲を熱唱しました。

自分たちが憧れてきたレッド・ツェッペリンや、ボブ・ディランといったアーティストたちと同じ場所で演奏できたことを「ロックキッズとしてすごく感慨深いです」と喜んだのは松尾レミ。一方で、亀本寛貴は、武道館の大舞台で、「シンプルに、自分たちがリスナーとしてカッコいいと思えるものをやっていくだけです」と今後も変わらないスタンスで進んでいくとコメントしました。

彼ら独自の世界観に貫かれた多彩なステージを絶賛する批評が相次いだことからも、GLIM SPANKYが今後ますます注目を集めていくことは間違いなさそうです。

GLIM SPANKYは業界人からも大注目!ライブ人気曲やおすすめアルバムは?

ライブで人気なのは、ボーカル担当の松尾レミの独特なハスキーな歌声の味わいがストレートに感じられる「大人になったら」。亀本寛貴がギターをかきならすドラマ「太鼓持ちの達人」の主題になった「褒めろよ」なども有名ですが、「THE WALL」や「アイスタンドアローン」などの少しスローめな曲も人気です。

メジャーデビュー後に発表した作品は、ミニアルバムも合わせて6枚あるGLIM SPANKY。その中でも、2017年に発売された「BIZARRE CARNIVAL」は、オリコンチャート7位を記録したおすすめの一枚です。激情うずまくロックナンバーから、しっとり聞かせるミディアムテンポのナンバーまで、GLIM SPANKYの幅広い音楽性を堪能できるアルバムに仕上がっています。

GLIM SPANKY松尾レミと亀本寛貴は高校時代のバンド仲間!CMソングや主題歌などタイアップ多し

GLIM SPANKY松尾レミと亀本寛貴は高校時代のバンド仲間!

GLIM SPANKY松尾レミと亀本寛貴がバンドを始めたのは、高校の文化祭がきっかけでした。共に長野県出身で、学年は違うものの、同じ長野県松川高校に通っていた2人。コピーバンドをやりたかった松尾レミがGLIM SPANKYを結成しますが、文化祭終了後にメンバーが脱退。その時に出会えたのが、ギターと作曲をこなせる1学年上の亀本寛貴でした。

当初は、松尾レミと亀本寛貴に加え、先輩2人の計4人で活動。ELLEGARDENやBUMP OF CHICKENなどのコピーから始め、次第に、オリジナル曲の製作に取り掛かるようになっていきました。2008年のソニーミュージック主催の「ロック番長」で優勝するなど、音楽活動は順調でしたが、就職するため地元に残るメンバーと東京へ行くメンバーに別れたことから現在の2人体制に。

松尾レミに誘われて、大学を再受験してまで東京に出てきた亀本寛貴は、松尾レミのボーカルならば東京でも通用すると信じ「迷いはなかった」と語っています。その言葉を受けた松尾レミは、お互いの才能を信頼し合えている2人の仲について「すごくいい関係だと思います」ときっぱり言い切りました。

GLIM SPANKYの強みはCMソングや主題歌などタイアップ多し!

GLIM SPANKYはタイアップ作品も多いので、ユニットの名前は知らなくても曲は聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。ジャニス・ジョプリンの名曲「MOVE OVER」をカバーしたスズキ「ワゴンRスティングレー」のCMソングや、ホラー映画「リアル鬼ごっこ」の同名の主題歌を担当しているGLIM SPANKY。

また、大人気アニメ「ONE PIECE」の劇場版「ONE PIECE FILM GOLD」主題歌「怒りをくれよ」や、映画「不能犯」の主題歌「愚か者たち」なども提供しています。変わったところでは、同郷の縁からか、長野県のサッカーチーム「松本山雅FC」のホームゲーム開始前に行われるプレビューショー「アルWIN TV」のオープニングに聞こえてくるのは「時代のヒーロー」です。GLIM SPANKYの楽曲には、ジャンルを問わず選ばれる魅力があります。

GLIM SPANKYら最終ラインナップ発表で2018年の「京都大作戦」からも目が離せない!

これまでにも、FUJI ROCK FESTIVALやSUMMER SONICなどの夏フェスに出演してきたGLIM SPANKYが、2018年7月7~8日の2日間開催されるライブイベント「京都大作戦2018年」にも参加します。GLIM SPANKYの出演は、7月7日のみとなっており、同じステージには、東京スカパラダイスオーケストラやマキシマムザホルモンらも出演する予定です。

「京都大作戦」とは、ロックバンド10-FEETが主宰するロックフェスで、2018年で11回目の開催。毎年チケットがソールドアウトし、プラチナチケット化することでも知られる人気の夏フェスの1つ。一般の音楽ファンばかりか、業界人の間でも人気のGLIM SPANKY初登場ともなれば、その注目度はさらに上昇することになりそうです。

「和製ジャニス・ジョプリン」とも呼ばれる松尾レミのハスキーな歌声が京都の町に響くところを想像すると、期待は膨らむばかり。音楽フェスには、自身のファンだけでなく、共演バンドのファンも多く集まるものです。しかし、CMソングやドラマや映画の主題歌など、多くのタイアップを行っているGLIM SPANKYには、ファンでなくとも耳慣れた曲も多いので、どのような音楽ファンであってもがっかりさせることはありません。

この夏に「京都大作戦」でさらに多くのファンを獲得しそうなGLIM SPANKYの快進撃はこれからさらに加速していきそうな勢いです。

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