八村塁がNBAドラフトを回避!弟、妹もバスケットボールで活躍

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八村塁がNBAドラフトを回避!中学時代に全国大会準優勝

八村塁が「タイガーになるため」NBAのドラフトを回避!

バスケットボール男子日本代表で、NCAA(全米大学体育協会)ディビジョン1の強豪ゴンザガ大学に所属する八村塁(はちむらるい)が、2018年のNBAドラフトへのアーリーエントリーを回避しました。それにともない、3季目となる来季もゴンザガ大学でプレーすることが決まっています。

ゴンザガ大学では、2017-2018シーズンに、2試合の先発を含む37試合に出場した八村塁は、1試合平均で11.6得点、4.7リバウンドを記録。1年目の2.6得点、1.4リバウンドを大きく上回る成績を残しています。しかし、ゴンザガ大学のヘッドコーチが「次のステップは、高いレベルの試合で結果を出すこと」と話しているように、NBAで戦うために必要な課題はまだまだ残されているようです。

特に精神面については、もっと強い気持ちを持てるようになることが求められていると言い、「毎試合、戦えるようなメンタリティを彼がつけることこそが目標だ」とヘッドコーチが話しています。八村塁はもともとおっとりと言うか、クリーンなプレーを好むところがあるそうです。

それでは、NCAAでも、その上のNBAでも活躍することが難しいと言えます。そのため、ヘッドコーチ曰く、八村塁は「タイガーにならなくてはならない」とのこと。とはいえ、全米のトップ選手たちが集う強豪校のヘッドコーチにこれだけ目をかけられているのは、期待されていることの裏返し。これからの日本代表を背負っていく活躍が求められる八村塁は、やはり凄い選手です。

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八村塁は中学校で始めたバスケットボールで全国大会準優勝!

富山県出身の八村塁は、父親がアフリカのベナン共和国出身で、母親が日本人のハーフです。小学校までは陸上競技と野球をしていましたが、富山市立奥田中学校に入学してからバスケットボール部に所属しました。それまでは野球が一番好きで、陸上競技でも、全国大会に出場して富山県記録を更新した八村塁。中学校でも、陸上競技部に入ろうと考えていたそうです。

しかし、クラスメートの執拗な誘いを断り切れず、バスケットボール部に見学に行き、先生から褒められたことがうれしくてバスケットボール部に入部。そのクラスメートと、上手く勧誘した先生がいなければ、バスケットボール界の新星も誕生しなかったことになります。

中学3年生の時に全国中学校大会で準優勝を飾った八村塁は、大会中最も優秀な活躍をした5人が表彰されるベスト5にも選出されました。これは、中学校でバスケットボールの才能が開花したというよりも、中学で始めたバスケットボールでもいきなり活躍したと言ったほうが適切な表現かもしれません。

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高校は、バスケットボールの強豪として知られる宮城県の明成高校に進学。1年生の頃からレギュラーとして活躍した八村塁は、全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会をはじめとする全国大会で何度も優勝しています。

八村塁の弟、妹もバスケットボールで活躍!ンクコンテストで美技を連発

八村塁の弟・八村阿蓮と妹・八村安美菜もバスケットボールで活躍中!

八村塁には弟と妹がおり、2人ともバスケットボールプレーヤーです。弟の八村阿蓮(はちむらあれん)は、東海大学の1年生。兄も通っていた明成高校に進学し、3年生の時には、12月に開催される全国高校バスケットボール選手権(ウィンターカップ)で優勝。得点王に加え、優秀選手にも選出されています。

兄の八村塁は203センチですが、弟の八村阿蓮の身長は196センチ。これからのことを考えると、兄よりも高くなる可能性も秘めています。東海大学でも1年生ながらAチームに入って活躍しており、将来は国内のプロバスケットボールリーグ「Bリーグ」で戦うことを目標にしているそうです。

妹の八村安美菜(はちむらあみな)は、東京都の明星学園に進学しました。身長は174センチと、ずば抜けて背が高いわけではありませんが、兄たち同様に、これからも身長が伸びていく可能性は十分あるでしょう。中学時代は東京都の選抜チームで全国大会を制覇し、高校でもセンターとして活躍していて、2018年には東京都予選2位で関東大会に進出。関東大会でも準優勝を飾っているほか、インターハイの出場も決まっています。

八村塁がダンクコンテストで美技を連発!技術が凄すぎる

八村塁が在籍するゴンザガ大学では、一般の人に練習を見てもらう公開練習を設けています。その公開練習の一環として、ダンクコンテストが行われていますが、八村塁は見事に3本のダンクを成功させています。1本は、あのバスケの神様マイケル・ジョーダンが得意としていた「ゆりかごダンク」です。次に、ボールをいったんボードにあててから決める「ウィンドミル」。さらに、フリースローライン付近から跳躍して決めた「レーンアップ」の3本でした。いずれも、踏み切る足やダンクをする際の手を左右で変えるなど、余裕を持って成功させています。

審査員の得点はいずれも高く、周りにいたチームメートも驚いていた様子だったとか。これだけのダンクを軽々と決める選手など、国内にはもちろん、アメリカにだってそうはいません。八村塁に周囲が期待するのもうなずける身体能力の高さとテクニックです。

八村塁が初めてのフル代表で日本を救う活躍

2018年6~7月に行われたワールドカップ1次予選最終節で、初のフル代表入りを果たし、オーストラリアとチャイニーズ・タイペイに連勝した八村塁は、4連敗して後がなかった日本の2次予選進出の原動力になりました。試合当時の世界ランキングは、日本が48位で、オーストラリアが10位。格上のオーストラリアに対して、八村塁は、24得点7リバウンドを記録。ホームゲームでは敗れていたチャイニーズ・タイペイ戦でも13得点を挙げて、日本チームを108-68の大勝に導きました。

大金星を飾った1次予選最終節を振り返った八村塁は、「以前みたいにアンダーカテゴリーではなくて、トップでやれたことは本当にうれしかったです」とコメント。勝因は、「負けていても勝っていても、そのまま攻め続けた点が一番の違いです」と、攻め続けることができたことだと分析しています。

バスケットボールの男子日本代表は、1976年のモントリオールオリンピックを最後に、オリンピック出場を逃し続けてきました。2020年に開催される東京オリンピックの出場も、開催地枠はありますが、国際バスケットボール連盟が競技力などを認めなければ出場することができない仕組みになっているため決まっていません。

つまり、東京オリンピックの出場権は、今、行われているワールドカップの成績次第ということに。2019年に開催される本大会で、各大陸の最上位となった7チームがオリンピック出場権を獲得し、残りの4枠を世界最終予選で争います。そういう意味でも、1次予選敗退濃厚だった日本代表を救った八村塁の活躍は、日本の未来をつなげた活躍と言えるでしょう。

大学の関係で9月に開催される2次予選に参加できるかはまだ分からない八村塁ですが、本人は「僕としては行く予定」と前向きに発言しています。東京オリンピックに出場できるかどうかは、日本の男子バスケットボール界にとっての悲願であり、バスケットボール人気を広げるためにも欠かせないタスクです。国内のバスケットボール関係者全員が願っていると思いますが、2次予選での八村塁の活躍にも期待したいですね。

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