女性プロゲーマー・はつめが可愛い!eスポーツを背負って立つ格ゲープレイヤー

2020年3月26日 更新

毎年末に発表される「流行語大賞」。その年に世間の人々が注目した言葉の中から一年の世相を反映する言葉が選ばれるもので、年の瀬の恒例としておなじみです。

2018年の流行語大賞でも、大賞に選ばれたカーリング女子日本代表「ロコ・ソラーレ(LS北見)」の「そだねー」をはじめ、「#MeToo」「おっさんずラブ」「(大迫)半端ないって」など、多くの人が何度となく口にした言葉が選出されました。これらと並び注目を浴びた言葉のひとつとして、トップテン入りしたのが「eスポーツ」です。

eスポーツとは、「カウンターストライクシリーズ」「スプラトゥーン」「リーグ・オブ・レジェンド」「バーチャファイターシリーズ」「グランツーリスモシリーズ」「ぷよぷよシリーズ」など、様々なジャンルのコンピューターゲームをスポーツと捉えるもので、サッカーや野球などのスポーツと同様に、プロとして競技するプロゲーマーが存在します。

日本でのeスポーツは欧米と比べて歴史が浅いものの、近年は様々な大会が行われ、プロチームも増えつつあります。そんな中、国内では数少ない女性プロゲーマーとして注目されているのが、はつめです。

18歳でeスポーツの世界に飛び込んだ彼女の、気になるプロフィールを紹介します。

はつめがプロゲーマーになったきっかけは?

PCゲーマーだった父親の影響を受け、プロゲーマーの道へと進んだはつめ。父親がプレイしていたのは、「FPS(First Person shooter:ファーストパーソン・シューター)」というシューティングゲームの一種で、「カウンターストライク」「コール オブ デューティシリーズ」「バトルフィールドシリーズ」などが人気です。

当時一般家庭にはあまりなかったゲーミングPCで、子供の頃からオンラインゲームができたことに加え、友人もFPSが好きだったという環境に囲まれたはつめの日常にゲームが浸透していったのは、必然といえるでしょう。朝から晩までゲーム三昧の日々を送っていた彼女は、やがてプロゲーマーの道を目指すようになります。

史上3人目の女性プロゲーマーに

東京都出身、1998年8月27日生まれで現在20歳のはつめは、美人プロゲーマーとしても注目の的です。ファンからは「はっちゅ」「ちゅめ」「はちゅめ」といった愛称で親しまれ、ゲーム好きの間では「格ゲー」と呼ばれる格闘ゲームを得意としています。

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2017年4月、はつめは健康食品の企画販売を手掛けるメーカー「株式会社COMP(コンプ)」とスポンサー契約を交わし、18歳でプロゲーマーとなりました。女性のプロゲーマーは、Echo Fox所属のチョコ、サイクロプス大阪所属のたぬかなに次ぎ、はつめが史上3人目となります。

このスポンサー契約発表に際し、はつめは「尽きることの無い向上心と、何度でも立ち上がる根気強さは誰にも負けない自信を持っています。いつかは皆様にとって無視出来ない存在になれるように尽力したいと思います」と、今後の活動に向け意欲満々のコメントを発表しています。

はつめは「父ノ背中」紅一点メンバー

プロゲーマーとなったはつめは、2018年7月にプロゲーミングストリーマー集団「父ノ背中」に加入。十余名のプロゲーマーを擁するチームでただ一人の女性メンバーとなりました。「父ノ背中」はゲーム実況者としても人気のプロゲーマー・てるしゃんをリーダーとし、国内のプロゲーマーチームの中でトップクラスの実力を誇るチームで、サブリーダーのけんき、Apple、abitunといった人気プロゲーマーが在籍しています。

はつめの加入は、チームからのオファーだったといいます。「R6S(レインボーシックス シージ)」で優れた成績を収めている父ノ背中が畑違いの格ゲーでプレイするはつめに目を留めたことで、彼女に対する注目度の高さがわかります。

Web雑誌のインタビューで、はつめは自身が注目されていることについて、プロゲーマーを名乗る女性が少ない上、男性が好む格ゲーのプレイをメインにすることで希少性が高まっているのが大きい。だからこそ実績で認めてもらいたいと語っています。

現在の目標であるカプコンプロツアーのファイナリスト入りを目指し、分析等も含め一日8~10時間をゲームに費やしているというはつめ。4月から新たなシーズンが始まり、オフシーズンで蓄えた力をどこまでポイントにつなげられるのか、今後参加する大会で、その真価が問われます。

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