平沢大河はドラフト1位でロッテに入団した野球選手!現在までの成績が気になる!
◆出身:宮城県
◆身長・体重:176cm・80kg
◆出身校:仙台育英学園高校
◆ポジション:遊撃手、外野手
◆所属チーム:千葉ロッテマリーンズ
平沢大河はドラフト1位指名で千葉ロッテマリーンズに入団!
平沢大河(ひらさわたいが)は千葉ロッテマリーンズに所属するプロ野球選手手です。2015年10月に行われたドラフト会議でロッテと楽天イーグルスの2球団から1位指名を受け、抽選で交渉権を引き当てた千葉ロッテと推定契約金9000万、推定年俸1200万で契約を交わしました。
期待の大型新人としてプロ入りした平沢大河は、開幕一軍入りを期待されながらオープン戦で結果を出せず、二軍で開幕を迎えることに。しかし、この悔しさに奮起したのか、二軍戦で4本塁打22打点、打率も3割に迫る成績で巻き返し、5月11日に一軍入り。同日のソフトバンク戦で公式戦デビューを飾りました。
平沢大河の成績・年俸推移は?
プロ1年目の2016年、23試合に出場した平沢大河は47打数7安打、打率.149と奮いませんでした。5月12日のプロ初打席から23打席無安打が続き、初安打を記録するまでに3ヶ月を要しています。翌2017年は一軍で開幕を迎え、前年を上回る50試合に出場したものの、119打数21安打で打率.176とまたもや2割に届かずシーズンを終えています。
大舞台での勝負にも強く、高校屈指のスラッガーと期待されたルーキーにしては不甲斐ないと言われかねない2年続けての低迷に重い空気が流れる中、平沢大河は3年目のシーズンでようやく息を吹き返します。112に試合し、291打数62安打、打率は.213と高いとは言い難い数字ですが、2016年はゼロ、2017年には1本だった本塁打も2018年は5本を記録。打点も32とアップさせ、出塁率は3割を超えます。ケガやスランプによりシーズンの途中で脱落することもなく、1年を通じて一軍でプレーしたことを球団に評価された平沢大河は2018年シーズンオフ、前年から倍増の推定2620万円で2019年シーズンの契約を更改しました。
さらなる飛躍が期待された2019年、平沢大河は一軍で開幕を迎えたものの、左足首の故障によりシーズン開幕から7月下旬まで一軍と二軍を行ったり来たりの状態が続きます。これにより出場試合数は再び半減、打率も2割を切る不本意な成績に。前年のオフに倍増した年俸も、320万円減の推定2300万円で2020年シーズンに臨むこことなりました。
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平沢大河の経歴やプロフィール!野球を始めたきっかけとは!?
平沢大河のプロフィールまとめ。3年で春夏連続センバツ出場
平沢大河は1997年12月24日生まれ、仙台のベッドタウンとして知られる宮城県多賀城市の出身です。小学校1年の時にリトルリーグで野球を始め、中学からはシニアリーグのチームに所属。2年の夏には全国大会出場も経験しました。
そんな平沢大河の野球人としての才能は、彼が小学校1年から所属したリトルリーグの監督も感じていたようです。プレーしていない時にはチームメイトらの動きを観察し、小学2年で自らのバッティングセンスを磨くイメージトレーニングをしていたという平沢大河に、監督は長年教えてきた多くの子供たちに感じたことのない将来性を見たと、雑誌の取材に答えています。
中学卒業後、平沢大河は甲子園の常連校としても名高い強豪・仙台育英高校へ進学。楽天イーグルスの佐藤由規、千葉ロッテの西巻賢二などプロ野球選手を多数輩出する同校で、1年の秋からレギュラーに定着します。センバツには3年で春夏連続出場を果たし、夏の大会では決勝で惜しくも優勝を逃したものの大会中6試合で3本塁打を放つ超高校級の成績を残しました。
また、センバツ終了直後の2015年8月から9月にかけて行われた「U-18ワールドカップ」にも日本代表メンバーとして出場し、31打数8安打.258をマーク。ベストナインを受賞する活躍を見せ、同年のドラフトで目玉選手として注目を集めました。
平沢大河が野球を始めたきっかけは?
平沢大河は2018年1月、成人式を迎えた際に地元の宮城県多賀城市の取材を受け、野球を始めたきっかけについて語っています。4人兄妹の次男として生まれた彼は2歳上の兄が野球を始めたのを機に一緒に始め、よく2人で練習をしたのだとか。
また、中学から高校まで野球をしていた父親の存在も大きかったようです。2015年11月、日刊紙のインタビューに応じた父親は平沢大河が2、3歳の頃からバットを持たせて素振りを教えたと話しており、幼稚園の頃には細かいことを教えていないのにも関わらず良い振りでボールを投げる息子に、他の子供とは違う資質を感じたと明かしています。
父親によると、平沢大河は中学3年の頃、複数の高校からスカウトがあったといいます。仙台育英を選んだのは自宅から自転車で15分ほどの距離にあったことに加え、何度も甲子園に出場しながら準優勝止まりの同校を東北初のセンバツ優勝校にしたいという父親と同じ故郷への思いが、平沢大河にもあったのかもしれません。高校卒業後は自衛隊に入隊し、地元の草野球チームで野球を楽しんでいるという父親にとっても、平沢大河のプロ入りは嬉しかったことでしょう。
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平沢大河が本職で一軍入り!しかしチャンスを活かせず…
プロ4年目となった2019年シーズンはオープン戦で足首を痛めたことが影響し、開幕一軍入りのチャンスを活かせず終わった平沢大河。8月は中旬からスタメンでの起用が続き、7試合連続出塁を記録。月間打率.278をマークするなど好調の兆しを見せましたが、9月に入ると2016年にトヨタ自動車からドラフト2位で入団した藤岡裕大の一軍復帰により出場機会が減り、51試合の出場でシーズンを終えています。
2018年シーズンは本来のポジションであるショートで藤岡裕大がスタメン入りし、レギュラー定着を逃すかに思われた平沢大河でしたが、外野を中心に一塁や三塁の守備もこなしたことで出場機会を増やしました。加えて打撃でも選球眼の良さを活かし、出塁率を伸ばしたことが年俸倍増の評価にもつながっています。
しかし、本来の定位置である内野でレギュラーを獲得したいという思いは、2019年シーズンの契約更改後に「来年はまず内野で勝負したい」と語った言葉にも表れています。そして迎えた2019年シーズン、平沢大河は出場した51試合のうち50試合でショートを任されながらも打撃が振るわず、与えられたチャンスを十分に活かせないまま悔しさの残るシーズンとなりました。
平沢大河が練習試合で決勝打!一軍復帰に期待
千葉ロッテには毎年のようにショートを定位置とする選手が加入しており、2020年で5年目を迎える平沢大河にとって厳しいシーズンとなることは明らかです。しかし、シーズンオフから打撃を見直すために黙々と練習に打ち込みながら右肘痛を発症。キャンプからオープン戦まで一軍入りはなりませんでした。
新型コロナウイルスの感染拡大による自粛がようやく解除に向かい、プロ野球も6月19日にシーズン開幕を迎えました。開幕直前の練習試合では一軍メンバーとしての出場もあった平沢大河ですが、6月18日に公示された開幕一軍選手に彼の名前はなく、今季も遊撃のポジションには藤岡裕大がつくようです。
大きな期待を背にドラ1で入団したからといって特別扱いなどなく、結果を出さなければ上には上がれません。6月11日には一軍の練習試合、翌12日には二軍の練習試合で決勝打を放った平沢大河が持ち前の勝負強さを最大限に発揮し、再び一軍のグラウンドに戻ってくる日が待たれます。
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