星浩の「安倍晋三首相イヤホン事件」が大反響!朝日新聞時代の経歴は?

星浩の「安倍晋三首相イヤホン事件」が大反響!朝日新聞時代の経歴は?

2022年11月10日 更新

星浩の「安倍晋三首相イヤホン事件」が大反響!妻や子供は?

星浩の「安倍晋三首相イヤホン事件」が大反響!

星浩(ほしひろし)は、TBS系ニュース番組「NEWS23」のメインキャスターです。星浩は2017年に、安倍晋三首相イヤホン事件というアクシデントで物議を醸しました。9月25日、衆議院解散が発表された夜のことです。

安倍晋三首相は、各放送局のニュース番組に連続して出演していましたが、表情には余裕すら漂わせていました。しかし、TBS出演で状況が一転。「NEWS23」の星浩らキャスター陣と、熱弁をふるおうとする首相がぶつかり合う緊迫した展開になりました。

そんな中で、安倍晋三首相イヤホン事件は起こりました。生放送中のマイクがとらえたのは「モリカケ!」という音声です。それを聞いた星浩は少し慌てた様子を見せ、肩に垂らしていた右耳のイヤホンを付け直します。どうやら問題となった音声は、星浩の右耳のイヤホンから漏れ出てピンマイクに拾われた様子。「モリカケ!」という声は、進行を指示するディレクターの声であった可能性が濃厚です。

この音声を受けてか、大阪市の森友学園や加計学園の問題についての話題に変えようとした星浩ですが、それを無視した安倍首相は消費税の話題を継続します。このやり取りを見守っていた視聴者からは大きな反響があり、安倍首相の姿勢に批判的な意見が寄せられる一方で、「キャスターは操り人形」と揶揄する声も続出しました。

この話には後日談もあり、同番組に再び出演した安倍首相が、星浩に「イヤホン大丈夫ですか?」と皮肉交じりに声をかけるというおまけ付き。これには星浩も苦笑いするしかなかったようです。

星浩と妻や子供は?良き夫、良き父、良きじいじ?

「NEWS23」で活躍中の星浩ですが、もともとテレビ業界人ではありませんから、プライベートに関する情報はほとんどありません。分かっているのは、子供は3人で、息子と娘がいることくらい。とはいえ、妻について語る場面がしばしば見られることから、愛妻家という印象があります。

また最近は、幼い孫が近所に暮らしているため、一緒に遊ぶことを非常に楽しみにしているとか。携帯電話には孫の写真をたくさん保存しており、人に会うたびに自慢しているそうです。孫を溺愛している優しいおじいちゃんという顔からも、家族思いという人物像が浮かんでくる星浩。

ベテランジャーナリストだったという知性的なイメージも強いですが、少年時代から続けているサッカーが趣味で、運動神経には自信があるという話からは、文武両道であることも分かります。星浩が年齢を感じさせない若々しさを保っているのは、サッカーによって育まれた強靭な肉体があるからなのかもしれません。

星浩は朝日新聞記者からキャスターに転身!思想は保守派寄り?

星浩は朝日新聞政治担当のジャーナリストだった!

星浩は、朝日新聞一筋で主に政治を担当し、大物議員や官僚にもパイプを持つエリート記者でした。もともと、朝日新聞でジャーナリストとして活躍していた筑紫哲也をメインキャスターに据えてスタートした「NEWS23」。筑紫哲也の死後数年を経て、同様の経歴を持つ星浩がキャスターの座に収まりました。

1955年7月29日生まれで、福島県白河市出身の星浩は、東京大学卒業後、1979年に朝日新聞社に入社。長野や千葉支局勤務の後、東京本社の政治部記者として、首相官邸や自民党、外務省などの取材を担当するようになりました。その後、ワシントン特派員や政治部デスクとなったほか、東京大学大学院特任教授や日本記者クラブ画委員を歴任し、特別編集委員も務めたベテランジャーナリストです。

2016年3月に「NEWS23」のメインキャスターに迎えられたことにより、朝日新聞を退職し、夜のニュースの顔として活躍しています。

星浩の思想は保守派寄り?「しゃべり下手」「滑舌が悪い」など語り口にダメ出し集中

星浩は、朝日新聞の政治部記者時代から保守派寄りの思想だったことで知られています。当時執筆していたコラムも、政権批判や護憲の色合いが薄い内容。総理大臣や各党党首、役所の次官などと食事したという発言も見られるので、現政権にとって都合のいい存在と言ってもいいのかもしれません。

実は、彼が「NEWS23」に迎えられた理由として根強く囁かれ続けているのが、「安倍政権による政治的圧力」説です。前任の膳場貴子は、政策に批判的なスタンスを取っていました。これが目障りだった政権の圧力に抗しがたくなり、政権批判色を薄めるためにキャスター交代に打って出たという見方です。

このような噂が囁かれているためか、彼のキャスターとしての評判は芳しくありません。Twitterなどでは、保守派寄りの思想もさることながら、「しゃべりが下手」「滑舌が悪い」「仕切りが上手いとは言えない」など、星浩の語り口にダメ出しが集中しています。

政治畑をずっと歩んできたベテランジャーナリストだっただけに、その発言への注目が集まります。目下の課題は、ニュースキャスターとしての言葉で伝える能力の向上というところでしょうか。

星浩が「NEWS23」で中国人観光客に広まる「謎の国際免許証」問題の背景についてコメント!

星浩がキャスターを務めている「NEWS23」は、中国人観光客の間に広まる「謎の国際運転免許証」を取材しました。報道されたのは、正規な発行ルートではない国際運転免許を所持した中国人観光客が、日本国内で事故を起こして相次いで問題になっているという実状です。国際運転免許証を持つ人には、加盟国内であれば、自国と同様に車を運転することが許されています。

しかし、番組で取材した中国人観光客の国際免許証は偽物。そもそも国際条約に加盟していない中国では、国際免許証が発行されることはありません。それに乗じて、国際免許証の取得代行業者がネット上に乱立し、入手を仲介していると言います。さらに問題なのは、地元警察が、免許証の真偽を確認することなく事故が処理されたことです。

この問題について、星浩は、「日本政府内の方針が一致していないことが背景にある」とコメント。違法免許証問題を取り締まる立場の警察庁に対して、観光を心配する国土交通省や、日中関係を憂慮する外務省のスタンスが食い違っていることが問題を複雑化させていると指摘しています。

問題の難しさを語った星浩ですが、最後は「日中両国で善後策を立てるべき」と提言しました。全体を見渡し、国としての大きな問題点をズバリ指摘できたのは、新聞記者としての経験豊富な星浩ならではでしょう。今後も、さまざまな思惑や情報の錯綜するメディアの世界において、公正かつ圧力に屈しないスタンスでの情報発信を心がけて欲しいものです。

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