国枝慎吾が東京パラリンピックで金メダル宣言!歩ける噂の真実は?あの名言の背景とは

国枝慎吾が東京パラリンピックで金メダル宣言!歩ける噂の真実は?あの名言の背景とは

2022年5月26日 更新

国枝慎吾のスポンサーはどこ?歩行はできる?結婚が力に!


国枝慎吾のプロフィール
◆生年月日:1984年2月21日
◆出身:東京都
◆身長・体重:173cm・62kg
◆血液型:非公開
◆出身大学:麗澤大学
◆所属:ユニクロ
◆2020年全豪オープン・USオープン 男子シングルス優勝

国枝慎吾のスポンサーには有名企業が多数!

国枝慎吾(くにえだしんご)は、ユニクロに所属するプロの車いすテニス選手です。

2021年8月時点で年間グランドスラム5回を達成した他、パラリンピックでもシングルス、ダブルスをあわせて3度の金メダルを獲得。他にも数々の輝かしい成績を収める国枝慎吾は、HONDA、ANA、YONEXなど日本を代表する大手企業がスポンサー契約を結び、選手生活をバックアップしています。

そして東京パラリンピックを間近に控えた2021年3月、国枝慎吾の競技生活を支えるスポンサー企業にNECが加わりました。同社はITF(国際テニス連盟)の車いすテニスを長年サポートし、東京オリンピックでは1業種1社に限定される最高位のスポンサーであるゴールドパートナー契約を五輪組織委員会と締結。生体認証などのセキュリティやネットワークに関する分野で大会を支えました。

NECはスケートボードで初の五輪金メダリストとなった堀米雄斗のスポンサーも務めており、日本が海外に誇るトップアスリートのさらなる活躍を応援。東京パラリンピックでの金メダル獲得を公言する国枝慎吾にとっても、心強いパートナーとなるに違いありません。

国枝慎吾は歩ける?圧倒的な強さは愛妻の支えがあればこそ

国枝慎吾は9歳の時に脊髄腫瘍により下半身が麻痺して以来、ずっと車いすの生活を送ってきました。まるで自分の身体の一部であるかのように車いすを自在に操り、ダイナミックなプレーで圧倒的な強さを見せつける国枝慎吾の姿は、日本だけでなく海外でも多くの人が知るところです。

そんな国枝慎吾が実は歩ける?という情報がネット上に見られますが、これは事実です。2010年11月14日、脊髄を損傷して歩けなくなった人たちを専門にトレーニングをサポートする施設・J-Workoutが、都内でイベント「KNOW NO LIMIT 2010」を行いました。このイベントは同施設に通う人たちがトレーニングの成果を披露するもので、国枝慎吾は参加者の一人として登壇。会場中が見守る中、ステージを自力で歩いています。

国枝慎吾は2009年11月からJ-Workoutでトレーニングを始め、10ヶ月目に車いすから立ち上がることができたのだそう。「KNOW NO LIMIT 2010」が開催されたのはその2ヶ月後で、杖などの補助なしで歩くという目標を見事に達成しています。

幅7メートルほどのステージで、14歩の自力歩行を披露した国枝慎吾。この先ずっと歩くことはできないと9歳で宣告された彼にとって、17年ぶりに自分の足で地面を踏みしめる感覚は言葉にできない感激があったのではないでしょうか。

国枝慎吾が車いすのハンデをものともせずプロとして活躍できるのは、嫁・国枝愛(くにえだあい)の存在も大きいようです。国枝慎吾と国枝愛は同じ歳で、大学のテニスサークルで出会ったのを機に交際をスタート。2011年に結婚しました。

当初は国枝慎吾が海外遠征する際は日本で帰りを待つ生活でしたが、2016年に手術を受けた右ひじの痛みが復帰後も消えず、引退を口にした国枝慎吾を傍で支えようと決意。2017年からツアーに帯同しています。食生活がパフォーマンスに影響するアスリートの妻として、国枝愛は結婚後にアスリートフードマイスター3級の資格を取得。栄養バランスのとれた健康的な食生活で国枝慎吾の現役生活を支えています。

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国枝慎吾の名言の背景は?フェデラーなどプロテニス選手も絶賛の実力

国枝慎吾の名言はメンタルトレーナーとの絆の証

世界トップレベルの大会で何度も優勝を収め、2021年8月現在もITF世界ランキング1位の座を守る国枝慎吾は「俺は最強だ」を座右の銘としています。ラケットにも貼り、試合でピンチに陥るった時には声に出して自らを鼓舞するというこの言葉は、国枝慎吾が長年師事したメンタルトレーナー、アン・クイーンの教えによるものなのだそう。

国枝慎吾はアン・クイーンに師事した2006年10月に、初めて世界ランキング1位に上りつめています。一時は離れていた期間があったものの、右ひじの故障から復活しきれずにいた2016年に再び師事。メンタル面でも万全な後ろ盾を得た国枝慎吾は2018年1月の全豪オープンで優勝し、2年半ぶりにグランドスラムの頂点に立ちました。

「俺は最強だ」という言葉を素晴らしい成績で体現する国枝慎吾。全豪オープン優勝の場で「New SHINGO is coming!(ニュー慎吾がやってくる)」と語った彼の強さは、まだまだ進化を遂げる可能性を感じさせます。

国枝慎吾にプロテニス選手から称賛の声

国枝慎吾の実力は、カリスマ的な人気を誇るテニス界のレジェンド、ロジャー・フェデラーも絶賛しています。

5連覇・歴代最長連続世界ランキング1位を達成したロジャー・フェデラー。彼が当時のインタビューで日本記者から「なぜ日本からはあなたのように世界的なテニス選手が出ないのか」と問われ、「日本には国枝がいるじゃないか」と答えたエピソードは有名です。

また、ロジャー・フェデラーと同じく、テニス界のトッププレイヤーとして活躍するノバク・ジョコビッチも、国枝慎吾を称賛。2020年9月から10月にフランスで行われた全仏オープンに出場中だったノバク・ジョコビッチは同月9日のツイッターで、国枝慎吾の車いすテニス技術の素晴らしさと、対戦相手グスタボ・フェルナンデスとのダブルスは真のチャンピオンであるとツイート。これに対し、国枝慎吾は感謝を伝える返事をしていました。

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国枝慎吾がパラリンピックの主将に!リオでの雪辱を晴らすメダルに期待

国枝慎吾が東京五輪の日本代表に内定

国枝慎吾は、2021年8月24日に開幕した東京2020パラリンピックに日本選手団の主将として出場しています。

57年ぶりに日本で開催されるオリンピックは、新型コロナウィルスの感染拡大により無観客で行われることに。しかし開催さえ危ぶまれていた中での開催に、国枝慎吾は「開会式を迎えられるのは、それだけで奇跡的」とし、開会式では力強く選手宣誓の大役を務めました。

「言葉より、自分のプレーで選手団を勢いづかせたい」という主将の言葉は、今大会に出場する日本の選手たちにとって、大きな励ましとなっているのではないでしょうか。

国枝慎吾がリオの悔しさをバネに金メダル宣言

国枝慎吾は、2008年の北京、2012年のロンドンと過去に開催された2大会のパラリンピックで、男子シングルスを二度制覇しています。ロンドンパラリンピックではダブルスでも銅メダルに輝き、2004年のアテネ、2016年のリオでも同じくダブルスでメダルを獲得。過去に出場したすべてのパラリンピックで、メダリストとして大会の歴史に名を残しています。

2016年のリオオリンピックは、右ひじの手術から半年も経っていなかったにも関わらず、ダブルスで銅メダルを獲得。しかし、シングルスは準々決勝で敗退と悔しい結果に終わっているだけに、今大会にかける意気込みは相当なものでしょう。

東京パラリンピックでは、リオパラリンピックでの雪辱を晴らすメダル獲得の期待が高まる国枝慎吾。報道陣の取材に「金メダルを獲るという強い気持ちを持って臨む。自信もある」と自信を見せており、初戦となる2回戦のプレーに注目が集まります。

愛妻やトレーナーらに支えられ、37歳で5回目のパラリンピックに臨む国枝慎吾が2大会ぶりの男子シングルス金メダルを手にする姿を、日本中が待ち望んでいます。

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