石田可南子(いしだかなこ)は、兵庫県出身のゴルフ選手。大阪学院大学高等学校を卒業後、着実に戦績を伸ばしています。柔らかい語り口と、しなやかに伸びゆくショットが魅力の秘密でしょう。
あまりメディアに出たことはなく、情報も少ない石田可南子ですが、チボリゴルフスクールでインストラクターを務めるなど、信頼と実績は確かなもののようです。
そんな石田可南子の魅力・強さの秘密とともに、普段の生活の様子にも焦点をあててご紹介します。
ゴルフスクールのインストラクターも務める石田可南子!
石田可南子がゴルフを始めたのは、11歳の頃。石川遼が6歳の頃、宮里藍が4歳の頃だったという話ですから、小学校高学年から始めたというのは、ゴルフ選手の中では遅めの開花かもしれません。
なぜ石田可南子はゴルフに興味を持ったのでしょうか。それは、父親と一緒にゴルフの試合を観戦に行ったことが大きなきっかけでした。男子の試合を観に行ったということですから、男子特有のパワフルさ、迫力に圧されつつも感動し、魅力に気づいたのかもしれません。
趣味を挙げるとするなら、読書とゲームだそう。特にどんなジャンルを普段読んでいるのか、好きなゲームは何なのか、その辺りの情報は公開されていないようです。その中で、石田可南子が好きな映画についての情報を得ることができました。
「そこまで本数を観たことはないけれど、海外のアクション系が好き」とのこと。「ラブストーリーは途中で観るのが嫌になってしまうので、アクション系を観ることが多い。SF映画のような現実にはあり得ないストーリーが好き」だという石田可南子。特に好きなのは「ワイルド・スピード」で、シリーズを通して「ずっと観てます」と、BS番組のインタビューで明かしていました。
そんな石田可南子は、「チボリゴルフスクール」というゴルフ教室のサポートインストラクターも務めています。同スクールは業界内でも評判なほどクラス数が多く、石田可南子のように現役のプロゴルファーもインストラクターとして多数籍を置いています。生徒にも人気が高いのではないでしょうか。また、朝から夜まで受講時間を柔軟に選ぶことができ、仕事をしながらでも効率良く技術を習得できるとあって、ビジネスマンにはうってつけのシステムが整えられています。
「ロングパットが入った瞬間がいちばん嬉しい」と語る石田可南子。その楽しさをもっとたくさんの人に伝えるべく、インストラクターの仕事も請け負ったのかもしれません。彼女にゴルフを習えば、1回でバンカーから出せるようになるようなプロのワザが身につくかもしれませんね。
華々しいツアーデビュー!プロ1年目で見せた石田可南子の快挙
2017年4月、プロ1年目のデビュー戦となるステップアップツアーで石田可南子が成し遂げたのは、「単独首位」という成績。琵琶湖カントリー倶楽部で開催された「Hanasaka Ladies Yanmar Golf Tournament」において、5バーディーの1ボギー「68」という記録を叩き出し、華々しい初戦という印象を観客に植え付けました。
普段から、どこか開けっぴろげで裏表のない物言いが目立つ石田可南子ですが、この日も緊張はしつつ自身のプレースタイルを守れたようです。「良いスタートが切れてよかった、でも、疲れた」と思わず漏らしてしまう素直さは、好感がもてます。
同ツアーでは天気に恵まれず、徐々に怪しくなる空模様にヒヤヒヤさせられながらの試合運びとなりましたが、外部要因に惑わされずしっかりと痕跡を残せた結果からみると、やんわりとした性格の中にも強い精神力の持ち主であることが窺い知れます。
「ラッキーにも恵まれた、運が良かった。踏ん張るべきところで踏ん張れたことが今日の勝因」と冷静に試合を振り返った石田可南子。結果も大事だけれど、まずは場の雰囲気をつかんで楽しむことが大事だという教えを、まず第一に守ったからこそ出てきたセリフと言えるかもしれません。
これまでもこれからも、自分にできることは限られている。それならば、最後まで手綱を緩めずに一生懸命やるだけだと闘志を新たにする石田可南子の目には、常に次の展開が見えているのかもしれません。
インスタグラムはやっている?石田可南子の現在に迫る
石田可南子について調べていると、「インスタ」「インスタグラム」という言葉を多く見かけます。「インスタグラムでも情報発信をしているのか?」と思い覗いてみましたが、どうやら同姓同名の別人と重複しているようでした。あまりSNSは得意ではないのか、石田可南子にはInstagramをはじめ、TwitterやFacebookをやっている様子もありません。
パーソナルな部分がまだメディアにおいても公にされておらず、影に隠れている面も多々ある石田可南子。今後さらに活躍の場が広がれば、お茶の間で試合の様子を見守る機会も増えてくるかもしれません。
石田可南子が通っていた大阪学院大学高等学校には、男子女子ともにゴルフ部があります。全国高等学校ゴルフ選手権など名だたる試合において功績を残しており、石田可南子も同じ場で着々と力をつけてきたことがわかります。
同部のモットーは「礼儀・作法・常識・思いやり・感謝」。この教えに則り今後も思いやりと感謝を忘れず、鍛錬に勤しむであろう石田可南子の活躍を期待しましょう。
三浦桃香は交通事故で怪我を負うもプロテストに挑戦!パワフルスイング、飛距離がスゴい!
成田美寿々がゴルフ中にサングラスを手放さない理由!異色のクラブセッティングとは?
諸見里しのぶの成績推移や賞金額は?不調でもがき苦しむも成長