石川佳純 世界ランクは?身長、体重、性格は?
石川佳純 世界ランクは?
日本を代表する卓球選手の一人、かすみんの愛称で親しまれる石川佳純(いしかわかすみ)。1993年2月23日山口県山口市生まれの22歳です。世界卓球2015蘇州大会の出場も決定し、卓球女子のエースとして、福原愛選手と並んで日本女子卓球界を牽引しています。
愛ちゃん2世といわれていたこともありますね。また、かわいいルックスということもあり、実力と共に人気も一流。2007年の中学3年の年には既に、当時では最年少で世界選手権の選手に選ばれたほど。多数の大会で旋風を巻き起こし、2012年のロンドンオリンピックでは女子団体で銀メダルを獲得したことが記憶に新しいですね。
団体のメンバーみんなで抱き合って喜ぶ姿は日本中に感動を与えてくれました。そんな石川佳純の現在の世界ランクは7月の発表によると5位。日本人の中では最高ランクです。ちなみに福原愛は現在9位。二人には良きライバルとして、今後も卓球界をひっぱっていってほしいですね。
石川佳純 身長・体重・性格は?
パワーのある球を打つ石川佳純ですが、身長は157cm、体重は49kgとスポーツ選手としては大変小柄。この小さい体であれだけの球を打ち返すことのできるとは驚きです。ちなみに、石川佳純には4歳年下の妹、石川梨良(りら)がいますが、妹も同じように小柄な体型。
しかし、妹も実力が高く、将来がとても期待されている選手です。いつか世界の舞台で姉妹対決ということもあるかもしれませんね。石川佳純が以前トーク番組にゲスト出演していた時、「昔から部屋が汚くてとても散らかっている!あと、練習着を貸しても返ってこない。寝坊も多くて、練習に遅刻すると、なんで起こしてくれないのと切れられる」と一番近くにいる妹から証言をされていました。
卓球に対して真面目なイメージとは裏腹な、少し大雑把でおっちょこちょいな性格の一面もあるみたいですね。また、天然な性格でもあるそうで、こんなエピソードもあります。茨城県での試合のとき、バスの車窓から見えた霞ヶ浦に「おっきいー!琵琶湖すごい!!サメいるのかな~?」と真顔で言ったそうです。
これには一緒にいた関係者もビックリ。試合中の真剣な顔からは想像もできない天然エピソードでした。そんな性格もまた愛される石川佳純の理由の一つかもしれませんね。
石川佳純 試合中の青い飲み物って?!ロンドンオリンピックでの福原愛とのいい話!
石川佳純 試合中に飲む青い飲み物っていったい何?
石川佳純が出場した世界卓球やオリンピックの試合がテレビ放送された際に、休憩の時に飲んでいる飲み物が話題になりました。なんといっても気になるのはその色。
鮮やかな青い色で、いわゆる日本のスポーツドリンクなどのイメージとは少し違う色に、見ていてあれはなんだろうと気になった人も多かったのではないでしょうか。あの飲み物は何なのか?はっきりとした情報ではありませんが、どうやら商品名は、コカコーラ社の「Powerade」という説が濃厚のようです。
ロンドンではコンビニ、スーパー等どこでも入手できるそう。ちなみにベリー&トロピカル味とのこと。「アクエリアス」同様に国際オリンピック委員会(IOC)およびFIFAワールドカップの公式スポーツドリンクとなっているそうですから、世界で活躍する選手にはおなじみのスポーツドリンクのようです。
日本ではあまりなじみがないのですが、味が気になりますね。しかし日本の一般の方にはあの鮮やかな青い色を飲むのは少し抵抗のある方も多いかもしれません……。
石川佳純 ロンドンオリンピックでの福原愛とのいい話とは?
石川佳純は、幼い頃から数々の大会で成績を残してきたこともあり、既に人気も実力も認められていた福原愛に対して「愛ちゃん2世」と呼ばれていたこともありました。
しかし今では実力・人気ともに追いつき追い越そうとしていることは誰もが認めています。世界ランクの数字だけでいうと、既に石川佳純のほうが上。同じ大会でも良きライバルとして比較されることも多いです。
もともと石川佳純は、福原愛に憧れて卓球を始めたほどで、合宿の時には所属先が同じこともあり、お互いの部屋を行き来したりオフの時も2人で買い物に出かけるなどしたり、周囲からも『まるで姉妹みたいね』と言われるほど、仲の良かった2人。
しかし10年1月の全日本卓球選手権の女子シングルス準決勝戦で、石川佳純が福原愛を4対1で破ったあたりから、2人の関係は「姉妹」から「宿敵」に変化し、しまいには試合後も口をきかなく、視線すら合わせようとしなくなってしまいました。
2人のぎくしゃく加減は周囲も暗黙の了解の関係だったそうです。しかし、そんな仲の悪い2人が揃って出場したロンドンオリンピック。石川佳純と福原愛が、一緒に日本の団体戦チームとして戦ったことからも注目を集めていました。
そしてむかえた女子団体準決勝。シンガポール戦でダブルスを組んだ石川佳純と平野早矢香がストレートで勝利すると、ふたりはきつく抱き合い大粒の涙をこぼしました。
そしてその瞬間、日本卓球史上、オリンピックで初めてのメダルが確定。福原愛は両手で顔を覆い、ベンチに戻ってきた石川佳純と、抱き合って、「ありがとう、ありがとう」と声を震わせて3人で泣き続けました。
インタビューで福原は「平野選手と石川選手のおかげで銀メダルが取れたことにとても感謝しています」と話しています。その瞬間だけは、いつものライバルむき出しで視線すら合わせない2人ではなく、間違いなくチームメイトとしてお互いを信頼しあっている2人だったことでしょう。
一般の私たちには分からないスポーツ選手ならではの難しい関係性ですが、それがとても素晴らしいですね。
石川佳純、中国でスポーツ紙記者を助ける……ネットで称賛の声
石川佳純はそのキュートな笑顔で人気ですが、先日、スポーツ紙で紹介された逸話が、ファンやファンだけならずネットで話題となっています。
記事によると、卓球世界選手権(中国)のために現地入りしていた石川佳純は、開幕前日に会場で現地係員とやりとりしているが言葉が通じずに揉めている日本人記者のために、通訳ではなく自ら係員との交渉を代行してあげたということです。そして無事に記者が通行証を発行してもらうことができたということ。
それだけではなく、その後も記者に対して「ちゃんと間に合いましたか?」と気遣う言葉をかけたといった「神対応ぶり」だったそうです。これに対してファンやネットでは「ほれてまうわ」「本当に性格よすぎておじさん涙出てくるわ」「是非嫁に」「愛ちゃんだけじゃなく、佳純まで中国語話せるんだ、すごいな」「かすみんめちゃくちゃ可愛いなぁ」と、改めて彼女の人柄などを称賛する声が多数見られます。
石川佳純の周りを気遣うことのできるすばらしい性格は、笑顔からも想像できますね。スポーツ選手は成績だけではなく、プライベートや人柄などがメディアで話題になることも多い最近。
このように応援したくなるようなエピソードが報じられると、さらにファンも増えて、卓球界も注目されていきますね。現在22歳ということで2016年のリオ五輪、そして2020年の東京五輪でもまだまだ若い石川佳純。
ロンドンオリンピックでの個人は惜しくも4位でメダルを逃したことから、次の五輪こそはとメダル獲得が期待されています。今後の活躍が期待されますね。これからも彼女を応援していきましょう!