川原礫小説「ソードアート・オンライン」Webで人気爆発!VRゲームが遂に実現!?
川原礫「ソードアート・オンライン」元は賞への応募用だった?Web小説から人気爆発!
川原礫「ソードアート・オンライン」の舞台は、2022年の世界。約1万人がプレイする世界初のゲームVRMMORPG「ソードアート・オンライン(SAO)」の世界に閉じ込められたプレイヤーたちが、ゲーム世界から脱出するための戦いと、現実世界で起こる不可解な事件を描きます。
ライトノベルレーベルを出版する電撃文庫より刊行され、2016年7月時点で、シリーズ累計1250万部を突破するなど、絶大な人気を集めてきた川原礫の「ソードアート・オンライン」。2002年から、九里史生名義で「ソードアート・オンライン」をWebで公開していた川原礫は、「電撃大賞」投稿用に作成したものの、規定枚数を大幅に超えていたため応募を断念し、Webで公開していたという経緯がありました。
「アクセル・ワールド」で、2008年「第15回電撃小説大賞」大賞を受賞してデビューをする際に、作品を読んだ担当編集者から書籍化を勧められ、文庫化されています。
川原礫「ソードアート・オンライン」VRゲーム「SAO」が遂に実現か!?
川原礫「ソードアート・オンライン」には、VRMMORPGゲームが登場します。VRは、ヴァーチャルリアリティの略称で、MMOとは、大規模多人数同時参加型オンラインゲームの略称です。VRMMORPGは、音響、映像などの効果で、その空間の中に本当にいるような没入感を体験することができます。
作中では、1万人がプレイしていたVRMMORPG「SAO」ですが、2016年3月には、リアルな世界で、αテストが行われました。募集した定員約200名に対し、応募は10万名以上と、倍率は約500倍。幸運にも選ばれた人は、ヘッドマウントディスプレイ「ナーヴギア」と専用シューズを装着し、ヴァーチャル世界へと旅立ちました。
街を歩き、巨大なボスキャラクターを戦闘で倒すという流れですが、動きはぎこちないものの、映像の迫力は強烈だったとのこと。VRは、近年注目度が高まっている分野ですが、そう遠くない将来、技術の発達とともに、よりリアルな「SAO」世界を体験できるようになることでしょう。
川原礫「ソードアート・オンライン」アニメ1期、2期のあらすじネタバレ!声優キャストは?
川原礫「ソードアート・オンライン」アニメ1期、2期あらすじネタバレ!
川原礫「ソードアート・オンライン」のテレビアニメは、1期が2012年7月から全25話、2013年12月に特別番組が放送され、2期が、2014年7月から全24話で放送されています。内容は、1期は、原作小説の1~4巻の内容であるアインクラッド編とフェアリィ・ダンス編。
2期は、5~6巻のファントム・バレット編、8巻キャリバー編、7巻マザーズ・ロザリオ編からなります。主人公の桐ケ谷和人ことキリトは、自身の生い立ちから、VRMMOの世界に安寧を求めていました。「SAO」プレイヤーでもあったキリトは、仮想現実から脱出するため、また、「SAO」内で知り合ったアスナを救うために死力を尽くします。
1期最終話では、「SAO」ディレクター茅場や、「SAO」プレイヤーを人体実験に使用していた須郷の陰謀を防いだキリトたち。2期では、「ガンゲイル・オンライン」を巡る事件と陰謀に対峙。最終話では、圧倒的な強さを誇った「絶剣」ユウキとのエピソードを描き、ファンの涙を誘いました。
川原礫「ソードアート・オンライン」大人気アニメの声優キャストは?
川原礫「ソードアート・オンライン」には、多くのキャラクターが登場します。主人公のキリトは、ゲーム世界では圧倒的な能力を持ちながら、コミュニケーションは苦手。仲が良くなった人にはお茶目な一面を見せますが、自己犠牲精神が強いというキャラクターです。
男女問わず高い人気を誇るキリトを演じているのは、松岡禎丞。「DAYS」風間陣や、「モブサイコ100」花沢輝気など、数多くの作品に出演するほか、その天然キャラクターでも広く愛されている声優です。ヒロインのアスナ役は、戸松遥が演じました。声優ユニット「スフィア」として活動するほか、テレビ出演もこなすなど、マルチな才能をもつ人気声優です。他にも、ユイ役に伊藤かな恵、リーファ役に竹達彩奈、シノン役に沢城みゆき、ユウキ役に悠木碧など、人気声優が勢ぞろいした豪華な作品になっています。
川原礫「ソードアート・オンライン」完全新作の劇場版は2017年2月公開!
川原礫「ソードアート・オンライン」は、原作小説が、番外編を含めて22冊、コミカライズ作品は9作、テレビアニメは、特別番組を含めて3度にわたって放送されました。ゲームや、ドラマCDなど、派生作品は数え切れないほどになっています。これほど大人気の「ソードアート・オンライン」は、2015年10月の時点で、劇場アニメが制作されることが発表されていました。
劇場版「ソードアート・オンライン オーディナル・スケール」は、川原礫による完全新作ストーリー。茅場晶彦が開発した「ナーヴギア」によって巻き起こった「SAO」にまつわる事件から4年後の世界が舞台です。AR機能を最大限に広げた最先端マシン「オーグマー」が発売されると、その安全性と利便性から、瞬く間に流行。オーグマー専用ARMMORPG「オーディナル・スケール(OS)」をプレイしようとしたキリトやアスナたちは、再び戦いに巻き込まれていきます。
「ソードアート・オンライン」では、VRを使用した仮想現実世界が描かれましたが、「オーディナル・スケール」で使用するのはARです。ARとは、拡張現実の略称。VRが、架空の世界をまるで現実のように体験できるのに対し、ARは、現実世界で感知できる情報に、何らかの情報を加えて表現できるようにするという技術です。
例えると、本物のような仮想現実世界にユーザーが飛び込んでいくのがVRで、あくまでも現実の中で拡張された情報に触れることができるのがAR。公開されたPVには、オーグマーを装着し、「オーディナル・スケール」の風景に作り替えられていく世界の中にいる、キリトとアスナの姿があります。
声優陣は、アニメシリーズと変わりませんが、ゲスト声優として、神田沙也加や、井上芳雄、鹿賀丈史の出演が発表され、どのような役どころを演じるのかにも注目が集まる劇場アニメ「ソードアート・オンライン」。夢のようなゲーム世界を体感できる日を心待ちにしながら、2017年2月18日の劇場版公開を待ちましょう。