丸山夏輝はあの有名選手と同じ超名門校出身?目標とする競泳選手は?

2019年9月2日 更新

2016年開催のリオオリンピックで、日本の水泳選手団は7つのメダルを獲得しました。2019年の世界水泳でも多くの選手が活躍しており、大注目の瀬戸大地選手が金メダルを獲るなど、2020年に開催される東京オリンピックでも競泳日本代表の活躍が期待できます。

そんな東京オリンピックを間近に控えた2019年、日本代表候補として注目されているのが、自由形の丸山夏輝です。

はつらつとした可愛い笑顔が印象的な丸山夏輝。2012年8月に開催された「第35回全国JOCジュニアオリンピックカップ 夏季水泳競技大会」の200m自由形で優勝、翌2013年8月に開催された同大会でも前年と同じ200m自由形で優勝し、大会新記録をマークするなど、優秀な成績をおさめています

現在、丸山夏輝は日本体育大学の水泳部に所属しています。日体大の水泳部は、五輪2大会連続金メダルで日本水泳界を大いに盛り上げた北島康介や、現役選手では2019年世界選手権の日本代表メンバーである五十嵐千尋らを輩出しており、名門校として知られています。強い選手を育成する良い環境下で丸山夏輝が練習できていることがうかがえますね。

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丸山夏輝は超名門スイミングスクール出身!あの有名選手も!

日本代表に選ばれるほど実力のある水泳選手は子供の頃からスイミングスクールに通い、ライバル達と切磋琢磨しながら実力をつけていきます。自然の摂理ではありますが、強い選手であるほど、良い練習設備や良い指導者、切磋琢磨できる良きライバルなど、恵まれた環境に身を置くものです。

丸山夏輝選手も、例外ではありません。彼女が所属していた「イトマンスイミングスクール」は、スイミングスクールの中でもトップクラスの名門です。予備校で有名な東進ハイスクールと同じ母体の株式会社ナガセが運営する同スクールは全国に34校もの直営校があります。

また、2018年8月に東京で開催された「パンパシフィック水泳選手権」で、100m・200m背泳ぎの個人競技2種目に加え、400mメドレーリレー、混合400mメドレーリレーと計4種目で銀メダルを獲得入江陵介をはじめ、2019年7月に韓国で開催された世界水泳の女子400m個人メドレーで銅メダルを獲得した大橋悠依、2012年開催のロンドンオリンピック女子200m背泳ぎ・銅メダリストの寺川綾など、イトマンの所属選手には日本代表として活躍する選手も多く存在します。

丸山夏輝は、イトマンスイミングスクールの中でも選手育成に特化し、オリンピック選手も輩出している東大阪校に通っていました。日本水泳界のトップが集まるスイミングスクールで実力を磨いてきた彼女が、このスクール出身の有名選手として注目されるのも、そう遠くないかもしれませんね。

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丸山夏輝選手はどんな性格?プライベートに密着!

幼い頃からひたむきに水泳と向き合ってきた丸山夏輝。現在所属している日本体育大学水泳部のメンバー紹介で、彼女は今後の課題や目標について「チャンスをつかむために、毎回の練習を大切に全力で取り組む」としています。とても真面目な性格が見てとれますね。

また、彼女の真面目さを裏付けるように、新入生として日体大の水泳部へ入部した頃の様子について、先輩は「泳ぎが上手く、やる事をメモするなど、とても真面目で、とても礼儀正しく、良い子」とコメントしています。

武道の世界では「礼に始まり、礼に終わる」とよく言うものですが、これはどのスポーツにおいても通じることです。小さな頃から通っていた名門スイミングスクールで優秀な先輩達の姿から、自然と礼儀正しさが身についたのでしょう。入校して間もない頃から「礼儀正しい」と先輩に言われていたそうです。丸山夏輝はまだ21歳になったばかりですが、スポーツマンとして申し分のない人格もしっかりと出来上がっているようです。

丸山夏輝が尊敬する人物は?

丸山夏輝は尊敬する人物に、リオオリンピックの女子200m平泳ぎで金メダルを獲得した金藤理絵を挙げています。

現在の水泳日本代表女子メンバーの年齢を見ると、10代後半から20代前半にかけての選手が多い中、金藤理絵が金メダルに輝いたのは27歳の時です。彼女が金メダルを獲得するまでには、長い道のりがありました。19歳で初めて出場した2008年の北京オリンピックでは7位に終わった金藤理絵。この結果に奮起したのか、翌2009年には女子200m平泳ぎで日本記録をマーク。同年に自身の記録を二度も塗り替えますが、2012年のロンドンオリンピックでは、代表入りを逃しています。

この時点で、金藤理絵は23歳。心が折れてしまっても不思議はありません。しかしそれでも夢を諦めず、年齢的にも最後となる2016年のリオオリンピックで、日本人選手では24年ぶりとなる金メダルに輝きました。

かつてのチームメンバーからは、「優しくて純粋な性格の持ち主。誰もが応援したくなるような選手」と言われていたという金藤理絵。決してあきらめない不屈の精神を持ち、愛されキャラでもあった彼女を見て、丸山夏輝もそんな選手になりたいと思ったのではないでしょうか。

スポーツ選手は実力に加え、人格者が多い印象です。逆を言えば、人格者だからこそ真面目に競技に取り組み、周囲のサポートが受けられ、その結果として良い成績につながるのかもしれません。丸山夏輝もスポーツマンシップに溢れた選手の一人。これからの活躍に期待です。

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