北の富士の相撲解説が毒舌すぎ!千代の富士の生みの親が面白い!

北の富士の相撲解説が毒舌すぎ!千代の富士の生みの親が面白い!

北の富士の相撲解説は超辛口!毒舌すぎて大人気に!

北の富士は、第52代横綱の元大相撲力士です。最近、北の富士の相撲解説が毒舌すぎると話題になっています。現役時代は、玉乃海と共に、北玉時代を築いて活躍した北の富士は、32才の若さで現役を引退。現在は、辛口の解説が人気のNHKの大相撲解説者として活躍しています。

北の富士は、いわゆるNHK的な配慮をした発言をしません。時には、「あ、いまのやつですか?すみません、ちょっとよそ見して見ていませんでした……」などという率直な発言も。何もせずに押し出されてしまった栃煌山関に対しては、「もっと抵抗しないと!シャケじゃないんだから」。このように、非常にさっぱりとした北の富士本人の性格のままに、歯に衣着せぬ解説をしていることが大相撲ファンを魅了してやみません。

もちろん、時に厳しい言葉も飛び出しますが、ただ毒舌なだけではないのが北の富士流。独特のユーモアがあり、まるで噺家のような上手な間のとり方をしているから、視聴している人が不快に感じることも少ないといいます。最近では、北の富士の解説見たさに大相撲をみる視聴者も増えているようです。

北の富士は千代の富士の生みの親だった!師弟関係を越えた仲良しぶりも話題に

北の富士は、昭和の大横綱として有名な千代の富士の生みの親といわれています。北の富士は、現役引退後、自身の部屋として井筒部屋を起こしました。しかし、1977年に、千代の山が亡くなった後に12代目となる九重親方を襲名すると、自身の井筒部屋と九重部屋を統合して、九重部屋を継承。

この時、先代時代から九重部屋にいたのが千代の富士です。北の富士は、若き千代の富士を育て、第58代横綱にまで大成させました。かつては兄弟弟子だった北の富士と千代の富士は、師弟関係となってからも、親方と弟子とは思えないほど仲の良さを見せていたために、厳格なしきたりが多い角界で話題になることもしばしばだったそうです。

2016年7月、千代の富士が亡くなった際には、北の富士は「千代の富士とは縁もあって、横綱になってくれて先代に面目が立った。素晴らしい弟子に恵まれた」と、その気持ちを語っています。

北の富士のちゃんこ店の評判!八百長で横綱になったって本当?

北の富士のちゃんこ店「北の富士本店櫻屋」の評判は?人気の秘密に迫る

北の富士は、現役時代から、栃王山とキャバレーを共同経営するなど、副業に力を入れていたことでも知られていました。ほかにも、相撲取りらしくちゃんこ店も経営しています。北の富士のちゃんこ店は、北海道旭川にある「北の富士本店櫻屋」。こだわりのスープと、厳選された食材が自慢のちゃんこ店で、現在は、北の富士の甥が店主を務めています。

北海道の海の幸が盛り沢山のちゃんこは、「横綱ちゃんこ」「九重ちゃんこ」「北の富士ちゃんこ」など、相撲にちなんだ名前がついている豪華な逸品ばかり。一品料理やお酒も充実していることに加え、宴会やパーティはもちろん、ちゃんこの全国配送まで手掛けるなど、玄人はだしのちゃんこ店のようです。

「ちゃんこ鍋のボリュームがほどよい」「きしめんも絶品」など、グルメサイトでの評判もよい「北の富士本店櫻屋」は、創業以来変わらぬ人気を保っています。

北の富士が八百長相撲で横綱になった噂は本当か?大鳴戸親方の暴露本に書かれた内容とは

北の富士は第52代横綱ですが、八百長で横綱になったという噂があります。噂の元は、元年寄の大鳴戸親方が出版した「八百長~相撲協会一刀両断~」に書かれている内容によるものです。「八百長~相撲協会一刀両断~」には、北の富士の八百長問題や、角界の脱税体質、力士の賭博行為などについてが記載されています。この暴露本以外にも、北の富士の現役時代に名古屋後援会副会長だった橋本成一郎なる人物が、八百長の資金を用立てるなどしていたとの噂もあるようです。

角界や野球界には、とかくこの手の八百長や賭博といった噂が尽きないものですが、なんといっても40年以上前のこと。さらに、本を出版した元年寄の大鳴門親方も死去していますので、北の富士が八百長で横綱になったかどうかの真相は、いまだ闇の中となっています。

北の富士は毒舌なだけではない!おしゃれさでもファン急増中!

北の富士は、現在、NHKの大相撲解説での、毒舌ぶりで人気になっています。とはいえ、単に毒舌なだけではないのが北の富士の解説の魅力です。力士の現状を的確にとらえた指摘や、ユーモアを交えた語り口が絶妙のバランスで、「辛口だけどユーモアがある」「北の富士勝昭の解説は別格」「リラックスして相撲観戦を楽しみたいなら、なんといっても北の富士」などとTwitterを賑わせています。

また、辛口解説が評判を呼ぶとともに、最近話題になっているのが、北の富士がおしゃれだということ。解説席につくときには着物姿が多い北の富士ですが、恰幅のいい体に和服が良く似合っており、また色使いも渋く、素人目にもおしゃれさが伝わってきます。

洋装でも、元力士とは思えない均整の取れた体型にトレンチコートをまとえばダンディに、ストライプのカラーシャツにスカーフを合わせれば小粋な感じにと、こちらもTwitterで大注目。「今日のお着物素敵です」「和服お似合いです」などと、ネット上を黄色い声が飛び交っています。

一方で、現在は解説席に座って相撲人気をけん引中の北の富士が、かつて12代九重親方として率いた九重部屋は、13代を務めた千代の富士が7月に亡くなったことで、新しい局面を迎えています。14代九重親方を襲名したのは、角界の番長こと元大関・千代大海。

新九重親方は、上がり座敷の端で弟子たちの稽古を見守りながら、「ここに座っていたんですよ」と、北の富士や千代の富士が座っていた座敷中央を指さし、「自分は、まだ顔じゃない」とコメントしています。しかし、十一月場所を目前に控え、稽古にはますます熱が入る様子です。北の富士、千代の富士から受け継いだ九重部屋のレジェンドはまだ続きます。

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