2022年2月28日 更新
きつねはどんなお笑いコンビ?歌謡漫才は追い込まれた時にひらめいた?
◆メンバー:大津広次、淡路幸誠
◆所属事務所:ホリプロコム
きつねは歌謡漫才芸人!「有吉の壁」で人気上昇中
お笑いコンビの「きつね」は、2014年に結成されました。ツッコミ・ウクレレ担当の大津広次(おおつひろつぐ)と、ボケ・DJ担当の淡路幸誠(あわじこうせい)の2人で活動しているホリプロコム所属の歌謡漫才芸人です。
スピードワゴンの小沢一敬が、「おすすめの芸人」として推していることもあり、2018年からじわじわと認知度を上げてきた「きつね」。ともに大阪出身の2人は、小学校1年生からの幼馴染でもあります。
霜降り明星やEXITらと同じく、「お笑い第7世代」として名前が挙げられることも多いきつねは、2020年7月に、「有吉の壁」に初出演して以降、さらに知名度を上げています。
きつねのパリピ漫才誕生秘話!
「ウクレレ」や「DJ」といった、お笑いとは関係なさそうなキーワードが担当の説明として添えられることが特徴のきつねの芸風は、音楽・リズムに乗せて漫才を進めていく「歌謡漫才」というスタイル。「パリピ漫才」とも称され、新しい漫才の形として注目を集めるようになりました。
どこか懐かしい昭和歌謡を、老若男女に浸透しやすいアレンジに乗せて、独特の展開を見せるきつねの漫才。かつては「喧嘩の拍子にTシャツを破ってしまう」といったタイプのコントを披露していましたが、2017年に方向転換しました。
ボケ担当・淡路幸誠の趣味であったDJやヒップホップダンスのエッセンスが活かされているきつねのネタは、2人が練りに練って生み出したものではないのだとか。
単独公演が間近に迫っているにもかかわらず、ネタ合わせの時間を作ることができずにいた中、淡路幸誠が「ダンスと漫才を掛け合わせてみたらどうか?」と大津広次に提案して「パリピ漫才」が誕生しました。
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きつねの淡路幸誠は彼女とマッチングアプリで出会った?大津広次は美容男子!
きつねの淡路幸誠は彼女と「林先生の初耳学」の企画で出会った?
きつねのボケを担当している淡路幸誠は、2021年3月21日に出演した「サンデージャポン」で、彼女ができたことを告白していました。マッチングアプリで出会ったという彼女は、大阪に住んでいる医師なのだそうです。
2人の出会いのきっかけは、2020年11月に放送された「林先生の初耳学」の、「芸人がマッチングアプリに挑戦したら恋人ができるのか?」という企画。コロナ禍で交際をスタートさせたため、淡路幸誠によると「告白してから1度も会えてない」のだとか。「今すぐにでも会いたい」と本音を漏らしていました。
ミスコンへの出場経験を持つという彼女は、淡路幸誠曰く「僕より全然しゃべれる」とのこと。この先2人が結婚に至った場合には、番組に登場して発表してほしいと感じている視聴者も多いのではないでしょうか。
きつねの大津広次には彼氏がいた?美容男子でかっこいいと話題!
ツッコミ・ウクレレ担当である大津広次は、美意識が高いことでも有名です。
2018年5月にバラエティ番組「ウチのガヤがすみません」に出演した際、「美しすぎる身内ランキング」という企画で、元恋人の写真を公開していました。綺麗な女性だとスタジオが沸いた後、デートの時だけ女装で過ごす男性だったと告白。大津広次は元恋人の美しさに惹かれたそうで、性別は問題ではなかったといいます。
ちなみに常に男性が恋愛対象というわけではなく、2018年6月に記事が公開されたインタビューでは、学生時代に5年から6年交際した彼女とのエピソードも明かしていました。
自身の美容にも強いこだわりを持っており、プチ整形も告白しています。箇所は「えら」の部分で、19歳の頃から定期的にボトックス治療を行っているのだそう。
大津広次がそこまでして美容にこだわる理由は、「できるだけたくさんの人にネタを観てほしい」という強い思いがあるからです。美容雑誌のインタビューで、そのためには”スキンケア意識の高い女性の視線”を無視できないという持論を展開していました。
実際に大津広次のインスタには、「カッコいい」といったコメントが多く寄せられており、その見た目が好印象を与えていることがわかります。本人が分析している通り、大津広次のルックスをきっかけに「きつね」のネタに興味を持ったという人もたくさんいるのではないでしょうか。
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きつねの2人の高校や大学は?小学校から幼馴染!コンビ名の由来は?
きつねは高校時代にステージデビュー!漫才ではなくバンド?
小学校1年生の頃から幼馴染同士だった「きつね」の2人。その後、大阪府立堺西高等学校を経て桃山学院大学に、揃って進学しています。
淡路幸誠は、幼少期から女手一つで育てられてきました。母親の負担を減らしたい一心で小遣いは自らアルバイトをして稼ぎ、大学進学費用・学費もすべて奨学金で賄うという、苦学生だった一面も持ち合わせています。
2人にとって人生初のステージとなったのは、高校の文化祭。ただしその時はお笑いコンビとしてではなく、バンドとしての出演でした。現在の歌謡漫才スタイルに落ち着いたのも、音楽の持つ魅力を芸に取り込みたい気持ちがあったからなのかもしれません。
「きつね」は元々5人組からスタートしており、活動を進めていく中で2人脱退し、1人脱退し、最終的に今の2人組に落ち着いています。
きつねの2人が故郷の大阪から上京するきっかけとなったのは、大津広次・淡路幸誠2人ともファンだと公言しているラーメンズ。かつて「ラーメンズ部」という、ひたすらにラーメンズの魅力を語り合うサークルに入部していたことからも、同じ舞台で一花咲かせたい想いがあったのでしょう。
きつねのコンビ名の由来は?
「きつね」というコンビ名の由来は、「2人ともキツネ顔だから」という表の理由とは別のものがあります。
元々は、パリ発祥ブランド「MAISON KITSUNÉ(メゾンキツネ)」が由来なのだそう。同ブランドがファッションだけでなくレコード会社「Kitsune」の運営を手掛けるなど多角的に事業を展開していることにちなみ、自分たちもハイカルチャーになりたいという思いから付けた名前だと、複数のWebサイトのインタビューで明かしています。
また、狐は神様とも繋がる神聖なモチーフであることからも、定期的に稲荷神社に参拝に行くようにしているそうです。
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きつねのKOUGU維新は「有吉の壁」を飛び出して音楽番組や舞台へ!YouTubeをスタート
きつねのKOUGU維新は「有吉の壁」から誕生
工具を擬人化させた“2.7次元アイドル”として人気を集めている「KOUGU維新」で、大津広次はプラスドライバとして、淡路幸誠は平やっとことして活動しています。
きつねのほかにも、トム・ブラウンや空気階段の水川かたまりといったメンバーが参加する「KOUGU維新」は、「有吉の壁」の「流行語大賞の壁を越えろ!ブレイク芸人選手権」で誕生したキャラクター。徐々にファンを増やしていった「KOUGU維新」は、「有吉の壁」を飛び出して舞台や音楽番組に出演するようになります。
2020年10月31日に放送された音楽番組「バズリズム02」では、デビュー曲「KOUGU維新のテーマ」を披露しました。さらに同年12月24日には、オンラインミュージカル「最初で最後のミュージカル KOUGU維新±0 ~聖夜ヲ廻ル大工陣~」を開催しています。
きつねがYouTube「きつねチャンネル」をスタート
2021年9月24日に、きつねがYouTubeの公式チャンネル「きつねチャンネル」を開設しました。大津広次は、「死ぬほど動画あげるんでぜひ見てね」、淡路幸誠は「絶対チャンネル登録してね」と、それぞれのツイッターで告知しています。
ファンからは、「めちゃくちゃ嬉しい」「楽しみにしてます」といったコメントが寄せられていました。
大津広次のコメントの通り、「きつねチャンネル」は週に4つ以上の動画投稿を目標に掲げているとのこと。効果音作りなどお笑いの舞台裏が覗き見できる一方で、大津広次の美肌講座といったそれぞれの得意分野に関する内容もアップされています。
YouTubeでは、2人の世界観をより深く楽しめそうです。これからますます活動の幅を広げていきそうな「きつね」から目が離せません。
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