小林悠(サッカー選手)日本代表復帰!高校、大学時代の活躍は?

小林悠(サッカー選手)日本代表復帰!高校、大学時代の活躍は?

小林悠(サッカー選手)が怪我で離脱するも日本代表復帰!

小林悠は、高い決定力と動き出しの良さが持ち味で、川崎フロンターレのフォワードとして活躍しているサッカー選手です。1987年9月23日生まれで、現在29歳。

小林悠は、フォワードというポジションであるため、厳しい体当たりで動きを止められることも多々あります。そうした影響もあって、日本代表合宿に呼ばれながらも、合宿中や試合中に怪我をして離脱することも多かった小林悠。また、インフルエンザにかかって、代表合宿を離脱したこともありました。

しかし、自身はもちろんのこと、サポーターも歯がゆい思いを続けてきた中、2016年3月に、2018 FIFAワールドカップ(アジア2次予選)の日本代表に復帰しました。6月には、キリンカップサッカー2016のブルガリア戦で、代表初先発を果たしています。

小林悠(サッカー選手)の高校、大学時代の活躍は?

小林悠(サッカー選手)の現在の身長は177cmですが、背が伸び悩んでいた中学時代は、ミッドフィルダーとして活躍していました。麻布大渕野辺高校(現・麻布大附属高校)に進むと、身長がグッと伸び、体力もついてきたため、それまでのサッカースタイルも変化を見せ、パス出しではなく、自ら得点を取りに行くようになったといいます。

同じくプロサッカー選手かつ日本代表となった太田宏介(FC東京)は、麻布大渕野辺高校のチームメイトです。才能ある選手がそろった小林悠の代は、創部以来初の全国大会出場を果たしました。とはいえ、大学進学に際してスカウトの声がかかることはなく、本人曰く「サッカーのあまり強くない学校だった」と話す拓殖大学に進学した小林悠。

1年生の時からレギュラーの座を獲得し、存分に活躍できる環境で努力を積み重ねた結果、新人賞を獲得しています。徐々にゴールにこだわるようになった小林悠は、3年生の時に、得点王を獲るまでに。大学在学中からJFA特別指定選手に選ばれ、水戸ホーリーホックに所属すると、Jリーグ5試合に出場し、プロへの道をつかみました。

小林悠(サッカー選手)川崎フロンターレでの成績!プレースタイルを解剖!

小林悠(サッカー選手)所属川崎フロンターレでの成績!

小林悠(サッカー選手)は、背番号11番をつけて、川崎フロンターレで活躍しています。通算の成績は、167試合に出場し、55得点。2016シーズンでは、32試合に出場し、15得点と、大久保嘉人と並んで得点王になりました。7月には6試合連続得点を記録し、クラブ新記録を達成。Jリーグ記録の8点にも迫る勢いでしたが、連続7得点でストップとなり、挑戦は2017年シリーズに持ち越されています。

とはいえ、Jリーグの得点ランキングでも第3位の堂々たる成績を残した小林悠。アシストは、年々数を増やし、2016年シーズンは11でした。出場した全ての試合が先発出場であることだけを見ても、小林悠が、川崎フロンターレのエースの責任を背負っているのは明らかでしょう。2016年はとにかく大活躍で、7月にはJリーグ月間MVPを獲得したほか、2016年シーズンのJリーグ優秀選手賞やベストイレブンにも輝いています。

小林悠(サッカー選手)のプレースタイルを解剖!

小林悠(サッカー選手)のプレースタイルは、敵の裏をつく裏への飛び出しと、ポストプレーになるトラップの技術が群を抜いています。川崎フロンターレでの、中村憲剛からのスルーパスへの対応は見事の一言。小林悠のプレーには、ワクワクさせられる場面が多く見られます。日本代表試合でも、裏へ飛び出した小林悠に向けて武藤雄樹がパスを出し、小林悠が浅野拓磨に繋げ、宇佐美貴史がゴールを決め、スタジアムを沸かせました。小林悠のトラップの技術は、サッカー少年たちの憧れです。

小林悠に移籍騒動が持ち上がるも「フロンターレでタイトルがとりたい」と残留を表明

小林悠(サッカー選手)は、大学卒業後の2010年に川崎フロンターレに入団。年々ゴールに携わる場面が増えて、自身がゴールを決める場面も急増させてきました。その活躍ぶりを他チームがただ見守っているはずもありません。2016年シーズン終了後には、ヴィッセル神戸と、ガンバ大阪が、小林悠獲得に乗り出しました。

これまで所属してきた川崎フロンターレも含めると、3チームによる争奪戦が繰り広げられることとなった小林悠。川崎フロンターレよりも1億円も多く提示したオファーもあると報道されたことから、サポーターたちは、さぞヒヤヒヤしていたことでしょう。

2016年11月26日に、小林悠は自身のブログで、「川崎フロンターレとの契約を延長する」ことを報告しました。家族を持つ小林悠には、正直葛藤があったようです。しかし、「小林悠が必要だ」というサポーターの言葉が心に強く響いたと、自らの心境を綴っています。

怪我で試合に出られなかった時も、負けて苦しい時も、優しい言葉や応援の言葉をたくさん掛けてくれたサポーターの気持ちに応えるには、タイトルを目指してピッチで結果を出すしかないと、力強く語りました。さらに強い気持ちで2017シーズンを迎える小林悠の活躍は、川崎フロンターレはもちろんのこと、日本代表でも楽しみですね。

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