マラドーナ教まで生まれたマラドーナ伝説、名言とは?「しくじり先生」見本人生!

マラドーナ教まで生まれたしくじり先生マラドーナの伝説、名言とは?

マラドーナ マラドーナ教まで生まれた「しくじり先生」

人気番組テレビ朝日の「しくじり先生」でマラドーナが紹介されました。アルゼンチン人のマラドーナは、アルゼンチンで英雄の域を超え、神様となっているそうです。それが、マラドーナ教。

もちろん神様はマラドーナです。そんな偉人マラドーナがしくじったこととは?講師役である中田敦彦は「たくさん失敗している人はたくさん成功をしている」という持論から、マラドーナの偉業と失敗を紹介。英雄になっていたマラドーナに隠し子疑惑が浮上しました。当時は人気絶頂のマラドーナですから、「マラドーナの子供だ」という人間が沢山出てきたそうです。

マラドーナ本人も怒って「そんなに言うならDNA鑑定してみろ!」と言い、実際に鑑定を行うと、DNAが一致。隠し子がたくさん発覚してしまったそうです。「フットボールにおいて他に神があってはならない」というマラドーナ教の戒律があるように、マラドーナはその後も活躍します。

私生活がとんでもないことになっていてもチームはマラドーナを手放せませんでした。結局、チームを優勝まで導いたマラドーナですが、薬物使用が発覚。その後、マラドーナは薬物の摂取しすぎで入院することに。マラドーナが入院した時期、表舞台から姿を消したマラドーナには死亡説も流れました。心配した民衆が動かしたのは、驚くことにアルゼンチン政府。政府が、マラドーナの行方を捜す結果となったのです。

こんなマラドーナから学ぶこととは?中田敦彦が最後の締めくくりに語ったのは「成功の後の怖さを想像できているか?」。成功の後には、落とし穴や恐ろしい誘惑が待っている。夢を叶え、恐ろしい落とし穴に全部引っかかった、しくじり先生・マラドーナ。成功しそうな時ほど足元を見ろ、と素晴らしいまとめでした。

マラドーナ マラドーナの伝説、名言とは?

しくじり先生でも紹介していたマラドーナの伝説と言えば、サッカーファンなら誰でも知っていると言っても過言ではないほどのあの2つ。「神の手ゴール」と「5人抜き」です。ワールドカップという舞台で見せたマラドーナの神の手ゴール。

サッカーは手を使ってはいけないスポーツなのは誰でも知っていますよね?見る角度によっては、完全に手に当たってゴールをしているマラドーナ。その問題の神の手ゴールの後に5人抜きを果たし、ゴールを決めています。神の手ゴールがなければ試合に負けていたアルゼンチン。

試合後、マラドーナは「あれは俺の手ではない、神の手だ」と発言したことから「神の手ゴール」と呼ばれます。マラドーナ自身も自分で「手」だと認めている名言!マラドーナは正直者というか……凄いですよね。

試合中、相手チームから手だという猛抗議はされましたが、ゴールとして認められてしまいました。サッカーの判定は、試合で一度認められてしまえば、後で覆らない世界。認められてしまうマラドーナこそ凄いのだと思います。

マラドーナをメッシ、ロナウドは超えたのか!?成績・収入比較!

マラドーナをメッシ、C.ロナウドは超えたのか!?

マラドーナ自身が、メッシとC.ロナウドについて「ゴールの数でレベルが決まるわけではない。2人のレベルは同じだと考えている。しかし、C.ロナウドの方がゴールを決められる範囲が広い」と話しています。同じアルゼンチン人として、比較されることが多いメッシとマラドーナ。

メッシのプレイスタイルは、マラドーナに似ていると言われており、誰にも止められないメッシは、5人抜きをしたかつてのマラドーナを彷彿させます。アルゼンチン代表の監督を務めたマラドーナも「戦略はメッシ」と話すほど、メッシの存在を大きく評価していたようです。

メッシとC.ロナウドもよく比較されますが、話す人にとってはマラドーナを超えたという人もいれば、いろいろな答えが出てきます。成績、収入など数字データでみると、マラドーナを上回っている2人。ただ、マラドーナが活躍していた時代と、現在2人が活躍している時代では、お金の価値も変わってきますし、取り巻く環境も違うでしょう。

マラドーナは昔、よくペレと比較された時にこんなことを言っています。「ペレの母親はペレのほうが上だと言うだろう。俺の母親だったら俺のほうが上だと言うだろう。」と。このマラドーナの一言に集約されているような気がします。

マラドーナとメッシ、C.ロナウドの成績・収入比較!

世界最優秀選手(バロンドール)受賞回数は、マラドーナ1、メッシ4、C.ロナウド3という結果です。代表試合でのゴール数を比較してみると、マラドーナ91試合34ゴール、メッシ103試合46ゴール、C.ロナウド115試合52ゴールという結果。クラブでのゴール数を見ても、C.ロナウドがダントツの1位です。

ゴール数はプレイスタイルやポジションによっても違ってくるので、この結果はどう見られるのでしょうか?他に欧州チャンピオンズリーグでは、メッシは3度優勝獲得。ロナウドは2度獲得しています。数字としてはメッシがダントツだと言われますが、マラドーナを超えられないという人たちが指摘するのが、メッシはワールドカップで優勝をしていないということです。

ゴールが少なくても、マラドーナは勝利に導くゴールを獲得している。そこが、マラドーナは、メッシとC.ロナウドとは次元が違うといわれる所以ではないでしょうか。

収入の面においても、サッカーにおける年棒はメッシのほうが上なのですが、他の収益もあるのでメッシとC.ロナウドの年収は上になったり下になったり交互に繰り返しています。この2人から比べると、マラドーナの年収は半分以下なのですが、やはり人々に与えた影響や功績は大きいですよね。

マラドーナ アルゼンチンの英雄マラドーナ、サッカーファンなら覚えておきたい格言

最近のマラドーナは、整形して顔が変わり、おばさんのようになってしまったと「ママドーナ」と呼ばれていることもあります。元妻と600万ドルが消失したということで、調停が始まり、裁判にまで持ち込まれてしまいました。相変わらずお騒がせなニュースになったマラドーナですが、どんなことを起こしてもアルゼンチンの人々、ナポリの人々にとっては英雄なのです。

そんなマラドーナはとても素晴らしいと思える格言、名言も残しています。「とにかくボールを預けてくれればいい。後は俺がなんとかするから」。この言葉の通り、弱小だったチームナポリをたった一人で勝利に導きます。サッカーはチームプレイだと言われますが、マラドーナは実にたった一人の力でやってのけるのです。

「ナポリの貧しい子供たちのアイドルになりたい」。貧しかった小さいころの自分と重なったこの発言はかっこいいですね。「人生はサッカーであり、サッカーこそが人生」。体の小さかったマラドーナは、サッカーをやり始めたころから痛み止めなどの薬漬けだったそうです。

引退直前のドーピング検査で引っかかった時は、興奮剤を使用していた様子。30歳過ぎて人一倍動こうとしたマラドーナが決断した結果なのかもしれません。自分の体を酷使し続け、サッカーに生きたマラドーナ。神の存在にまでなってしまったサッカー選手は他にいないでしょう。私たちには理解できない世界が、サッカー王国アルゼンチンにはあるのかもしれません。

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