宮原知子が全日本フィギュアで4連覇!五輪金メダルを目指す新プログラムでの挑戦とは?

宮原知子が全日本フィギュアで4連覇達成!過去の成績は?

宮原知子が全日本フィギュアで4連覇の快挙を達成!

女子フィギュアスケート選手の宮原知子。2014年12月に長野で開催された「第83回全日本フィギュアスケート選手権」でショートプログラム1位の本郷理華をフリーの演技で抜き去り、初優勝を飾りました。

この初優勝から、宮原知子は2017年12月開催の全日本フィギュアまで4連覇の快挙を達成し、日本を代表する選手となりました。

シニアデビューからトップ選手に!

宮原知子は2014年に全日本フィギュアスケート選手権で優勝。四大陸選手権でも銀メダルと結果を出し、2016年には2年連続グランプリファイナルで銀メダルを獲得。さらに四大陸選手権でも金メダルを獲得し、女子フィギュアスケート界のトップ選手となりました。

初めてのオリンピック出場となった2018年の平昌オリンピックではフリーと総合で日本女子の歴代最高得点を更新する素晴らしい演技を見せながら、惜しくも4位という結果に。しかし、同年3月にミラノで行われた世界フィギュアでは銅メダルを獲得しました。

宮原知子が目指すのはスポーツ医?プロフィールを紹介!

宮原知子が将来目指すのはスポーツ医?

宮原知子は女子フィギュアスケート界でトップ選手となりましたが、オリンピックで金メダルを獲るという現役フィギュアスケート選手としての夢以外に、スポーツ医になるという夢を持っているそうです。

宮原知子がスポーツ医を目指すのは、両親が医者であることが影響しているのだとか。中学時代から学年上位に入るほど高い学力を持っている彼女なら、目標を達成する可能性は高そうですね。

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宮原知子は英語が堪能!ジュニアの頃から天才少女だった?

宮原知子は7歳までアメリカ・テキサス州のヒューストンで生活していた帰国子女です。その上、中学時代に英検2級の試験に合格しており、英語は通訳を介さなくても会話ができるレベルです。

4歳の時、初めて滑ったスケートが楽しかったことをきっかけに、5歳になると本格的に教室へ通い始めた宮原知子。7歳で日本へ帰国すると、本田真凜や紀平梨花、白岩優奈を指導していることでも知られるコーチ・濱田美栄に師事します。

そして2011年11月、青森で開催された全日本フィギュアジュニア選手権大会に13歳で出場し、2004年に同大会へ出場した浅田真央が記録した得点を上回るパーフェクトな演技で見事優勝。翌月に大阪で行われた「第80回全日本フィギュアスケート選手権」ではシニアに混ざって出場し、ショートで転倒して大きく出遅れながらもフリーではノーミスに近い演技を見せ、銅メダルを獲得。この大会での金メダルは鈴木明子、銀メダルは浅田真央でした。

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宮原知子が金メダルを目指しトリプルアクセルに挑戦!

宮原知子はミスの少ない安定感に加え、表現力の高い綺麗な演技を武器としています。しかし、近年の女子フィギュアスケートは4回転を飛ぶ選手も現れ、現在日本で女子のトップを走る紀平梨花がトリプルアクセルを武器としているなど、ジャンプ力がメダルに影響することは否めません。

宮原知子がマスターしている3回転ジャンプはトリプルアクセルを除く5種類ですが、国際大会でさらに上を目指すには、技術点の向上が課題となります。そこで宮原知子はトリプルアクセルの習得を目指し、羽生結弦のジャンプを指導するコーチ、ジスラン・ブリアンの下でアドバイスを受けています。同コーチには、2018-2019シーズンから実施された大幅なルール改正に適応するための指導も受けているそうです。

2019年7月に愛知県で行われた全日本の強化合宿に参加した際、宮原知子はトリプルアクセルについて「だいぶ回っているけど、まだ降りられない」と成功には至っていないことを明かし、今年中に1本でも転ばずに降りることを目標にしていると語っていました。宮原知子が目指す先にあるのは、2022年2月4日から開催が予定されている北京オリンピックでの金メダルです。

2017年1月に股関節を疲労骨折する大怪我を負った宮原知子は、翌年5月から本格的な練習を再開したものの8月に再び故障。10月までジャンプの練習ができない苦境に立たされながら、4連覇のかかった全日本フィギュアではフリーで坂本花織を逆転し、歴代最高得点を更新する総合得点で優勝。コーチでさえ諦めるほどの絶望的状況から平昌オリンピックの代表入りを果たしました。

ケガや病気に負けず、どんな時も折れない強さを持つ努力の人と言われる宮原知子には、難しいと言われることもやってのける可能性を感じます。北京オリンピックでは、一回り成長した姿を見せてくれるのではないでしょうか。

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