水橋研二の意外な俳優デビューのきっかけとは?プロフィールや経歴をまとめてみた!

2020年8月12日 更新

水橋研二の経歴は?主な出演ドラマや映画は?声優としても活躍


水橋研二のプロフィール
◆生年月日:1975年1月13日
◆出身:東京都
◆身長:168cm
◆血液型:O型
◆所属事務所:スターダストプロモーション

水橋研二の主な出演ドラマや映画は何?

水橋研二(みずはしけんじ)は1996年のデビュー以降、数多くの映画やテレビドラマに出演しています。映画では1999年10月に公開された「月光の囁き」で注目を集め、その後も行定勲がメガホンをとった「ロックンロールミシン」(2002年9月公開)、山﨑賢人主演で2017年8月に公開された「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」など、数々の話題作に出演しています。

ドラマでも、2008年11月に放送された「土曜プレミアム これでいいのだ!! 赤塚不二夫伝説」で演じた赤塚不二夫役や、市原隼人の主演で2019年10月から放送された「おいしい給食 」の森山顔太郎役で強い印象を残しました。

また、2019年5月から放送された「ヴィレヴァン!名古屋が生んだ奇跡のギリギリな物語」ではエリアマネージャーの与田義隆役で出演。同作は好評を呼び、2020年秋に続編となる「ヴィレヴァン2! ~七人のお侍編~」の放送が決定。さらに、同年10月23日には劇場版「リトル・サブカル・ウォーズ ~ヴィレヴァン!の逆襲~」の公開も控えています。

水橋研二は声優でも活躍していた!出演した作品は何?

水橋研二は、2007年3月に公開された新海誠監督のアニメ映画「秒速5センチメートル」で声優に挑戦しました。「桜花抄」「コスモナウト」「秒速5センチメートル」の3部から構成された同作で、水橋研二は主人公の遠野貴樹を演じています。

同作は海外でも高く評価され、「アジアパシフィック映画祭」の最優秀アニメ賞や、「イタリア・フューチャーフィルム映画祭」のランチア・プラチナグランプリなどの映画賞を受賞。2010年には漫画雑誌「月刊アフタヌーン」で漫画版の連載も始まり、新海誠が自身で手掛けた小説とともに大ヒット作品となりました。

2018年10月には同作を音声で楽しめるオーディオブックが配信され、水橋研二は「秒速5センチメートル」の朗読を担当。同書を朗読した際の思いや監督とのやりとりについて水橋研二が語ったインタビューが、YouTubeの「KADOKAWAオフィシャルチャンネル」で公開されています。

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水橋研二のプロフィール!役者デビューはいきなりの主演だった!

水橋研二のプロフィールと経歴

水橋研二は1975年1月13日生まれ。東京都出身の俳優です。地元の高校を卒業後た彼は美容専門学校に通っていましたが、映画の撮影を手伝っていた友人から「暇なら来い」と誘われて撮影現場へ行ってみたところ、いきなり主演で映画デビューすることに。

思わぬきっかけでワケが分からないまま演じた初主演映画は、気付いたら撮影が終わっていたと後のインタビューで語った水橋研二。続けていけるのかという不安が拭えないまま続ける俳優業は何年やっても分からないことだらけだったといいます。分からないことばかりの役者の世界をもっと知りたいと思い、俳優を続けようという気持ちになったのは、2009年7月に公開された主演映画「美代子阿佐ヶ谷気分」に出演した頃だったそう。

唐突なデビューから20年以上が経つ水橋研二ですが、どんな役柄であっても「作品に関わった中の一人という感覚しかない」といい、それは主演作であっても同じなのだとか。狂気をはらむ孤高の漫画家からごく普通のサラリーマンまで幅の広い役柄を演じられるのは、常に同じ思いで作品と向き合えるからこそかもしれません。

水橋研二の役者デビューはいきなりの主演!どんな作品だった?

水橋研二が主演で映画デビューを飾ったのは、1996年9月に公開された「33 1/3 r.P.M.(さんじゅうさんかいてん)」という作品。アンティーク玩具の専門店「ゴジラや」を経営し、「開運!なんでも鑑定団」のおもちゃ鑑定士としても知られる木澤雅博が企画と原作、脚本を手掛けた監督デビュー作です。

70年代の和製ロックが全編に流れる同作で水橋研二が扮したのは、1970年代の東京・高円寺を舞台に、高校を中退して親元を離れ、中途半端な日々を送る木元。周囲で巻き起こる様々な人間模様に翻弄されながら大人への階段を上る17歳の青年を演じました。

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水橋研二が映画「カゾクデッサン」で主演!気になるあらすじをチェック!

水橋研二の主演映画「カゾクデッサン」が公開!

水橋研二が主演を務める映画「カゾクデッサン」が、2020年3月21日から公開されました。同作は、フリーの照明技師として様々な作品に携わった今井文寛が「自分が思うカッコいい人を描きたい」と脚本から手掛け、資金も自らつぎ込んで制作した長編監督デビュー作です。

自主制作の映画ならではのスタッフとキャストで意見を出しあいながら作品を作りあげていくという熱量を感じながら演じられたという水橋研二。シーンの撮影が始まるからと身構えるのではなく、カメラが回っていない時にも現場で共演者と何気なく過ごすことで、主人公が歩いてきた人生を自然と自分のものにできたと、公開を間近に控えたインタビューで語っています。

真面目な文系のキャラクターを演じる印象を持たれがちな水橋研二ですが、デビューして間もない頃はVシネマの全盛期だったこともあり、任侠モノの作品でチンピラ役を演じることが多かったのだとか。そのせいもあり、元ヤクザという役どころにもすんなりと入れたそうです。

「カゾクデッサン」の気になるあらすじをチェック!

「カゾクデッサン」は、恋人のバーで働く元ヤクザ・水元剛太の前に元妻の息子である光貴が10数年ぶりに現れ、交通事故にあって意識が戻らない母親に声をかけてほしいと告げることから物語が始まります。

元妻の病院を訪れ、声をかける剛太。これを機に、光貴は剛太と度々会うように。剛太を「人間のクズ」と蔑む父親に会うことを禁じられながらも、剛太に惹かれる光貴。やがて父親との喧嘩をきっかけに、自分の父親が誰であるかを悟った光貴は動揺から友人に手を上げてしまい、暴力をふるうことにそれまで経験したことのない恍惚とした感情を覚えます。

剛太と光貴、その周囲を取り巻く様々な人たちの思いが交錯する人間ドラマを描いた「カゾクデッサン」。重いテーマを扱う作品だけに、多くの作品で寡黙な役柄でも存在感を示してきた水橋研二の演技力が光ります。

今後の作品では、これまで演じたことのないコメディをやってみたいという水橋研二。はじけた役どころが見られるか楽しみですね。

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