村上春樹の作品がノーベル賞候補に挙がるワケとは?ラジオの語りが沁みる!

村上春樹「一人称単数」のあらすじは?おすすめ代表作を紹介!


村上春樹のプロフィール
◆職業:小説家・翻訳家
◆生年月日:1949年1月12日
◆出身:京都府
◆代表作:ノルウェイの森(1987年)

村上春樹「一人称単数」のあらすじは?

村上春樹(むらかみはるき)は、2020年7月18日に約6年ぶりとなる最新短編集「一人称単数」を発売。同作でも、村上春樹特有の特徴的な展開、手法、語りは健在です。

この短編集では、視点人物はいずれも村上春樹を思わせる男性が担っているため、自伝的な作品ではないかと話題に。他にも日本語を駆使する猿が登場するなど「羊をめぐる冒険」を刊行した年に「ヤクルト・スワローズ詩集』」という本を出した偽史など、難解にも思える内容ですが、独特の手法で飽きさせることなく読み進められます。

収録されている作品には多くの「死」がフォーカスされており、読み手の人生を振り返るきっかけにも。デビューして40年以上たち、近代日本文学の基礎を築いた村上春樹の魅力が詰まった一冊です。

村上春樹のおすすめ代表作を紹介!

村上春樹は、近代日本文学の代表と言われる存在です。代表作といえばやはり2010年9月に映画化された「ノルウェイの森」。1987年に刊行された同作は国内累計発行部数は1000万部を突破し、中国でも100万部以上が発行されるなど世界的な人気作品です。

作中には1969年頃の日本の様子が描かれており作者の村上春樹の青春時代とリンクすることから「自伝的小説」と噂されていますが、本人はこれを否定。なんとも言えない10代後半から20代前半の不安感や希望、純粋さが作中にちりばめられており多くの読者の心に刺さりました。

他にも、2つの世界がリンクする「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」、1979年の群像新人文学賞を受賞した村上春樹のデビュー作「風の歌を聴け」。地下鉄サリン事件を取材した経験をもとに書かれた「1Q84」などが有名です。

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村上春樹はラジオDJとしても活躍!番組名や公式ツイッターも紹介!

村上春樹はラジオDJとしても活躍!

村上春樹は、TOKYO FMで放送されるラジオ番組「村上RADIO」でDJを担当。村上信者だけでなく、全国38局ネットに及ぶリスナーに音楽としゃべりを提供しています。

番組ではツイッターによる情報発信を行っており、貴重な村上春樹の様子もチェック可能。多くのファンの期待に応える番組です。

村上春樹が手掛けるラジオは拘りがいっぱい!

村上春樹は自身がパーソナリティを務める「村上RADIO」で、ディレクターとして選曲も手掛けています。番組では多くのジャズを選曲していますが、これらは全てアナログレコードの音源。多くのジャズファンには、大満足の選曲と話題になっています。

また、番組ではオリジナルのグッズも制作。特にオリジナルTシャツは根強い人気で、リスナーからの投稿に一役買っています。

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村上春樹がノーベル賞候補者として注目される理由は?国際的な文学賞を数多く受賞していた!

村上春樹がノーベル賞候補者となりながらも受賞しない理由とは?

村上春樹は毎年ノーベル文学賞候補に選出され、2020年も候補として話題になりましたが、受賞は叶いませんでした。

受賞できない理由を「有名すぎる」と推察する評論家もいるほどで「読者が期待すればするほど、スウェーデン・アカデミーの検討対象から外される。そのため、呼び声高い作家ほど、ノーベル文学賞を受賞することが難しい」などとも言われています。

また、村上春樹がノーベル賞を受賞できない理由は翻訳にあるのではと考える評論家も。「あの種の微妙な味わいは、英語訳では十分に伝わっていないのかもしれない」という意見もあるようです。

村上春樹はノーベル賞候補者として注目される理由は国際的な文学賞を数多く受賞していたから!

村上春樹がノーベル文学賞受賞候補として注目を集め続ける理由は、多くの国際的な文学賞の受賞歴にもあるでしょう。

村上春樹は、2006年にアイルランドの「フランク・オコナー国際短編賞」とチェコの「フランツ・カフカ賞」を立て続けに受賞しています。それ以前にカフカ賞を受賞した作家が連続でノーベル文学賞を受賞しているために、村上春樹も受賞が濃厚だと考える人が多かったようです。

同年のノーベル賞受賞はなりませんでしたが、村上春樹は2016年に「アンデルセン文学賞」を受賞。2018年にも「フランス芸術文化勲章コマンドゥール」を受賞するなど、長きにわたり活躍しています。

すでに国際的な評価は十分に得ている村上春樹。しかし、それでも彼がノーベル文学賞受賞者となる日を待ち望むファンの声は、受賞のニュースが聞かれるまで止むことはないでしょう。

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