中井りんは元VAKKRIE無差別級女王|過去の経歴とプロフィール
中井りんのプロフィールは?可愛い顔で超マッチョガール!
中井りんは愛媛県松山市出身の女性総合格闘家です。3歳から柔道を始め、高校で本格的に柔道を学ぶため、東海大付属高輪台高校に入学します。
輝かしい成績を残し、オリンピックを目指して鍛錬に励む中、大学進学直後に膝を故障してしまった中井りんは大学を退学。失意のまま地元へ戻り、引きこもりのような生活を送りますが、もう一度スポーツの世界で活躍したいと一念発起し、2006年19歳の時に総合格闘家へ転身しました。
デビュー戦の相手は、身長162cmと中井りんより大柄な伊藤あすか。しかし、デビュー戦とは思えないほど全く危なげない試合運びで1ラウンドTKOと見事な勝利を飾った中井りんは、この勝利を含めてプロ10連勝を記録するなど圧倒的な強さを見せつけ、女性格闘技界にその名を知らしめました。
2010年、中井りんは日本の女子格闘技団体「VALKYRIE」の女子無差別級初代チャンピオン決定トーナメントに参戦。準決勝、決勝共に1ラウンド決着という頭一つ抜けた強さで優勝し、「VALKYRIE女子無差別級王座」のタイトルを獲得しています。
そして2011年にはPANCRACEに参戦。初戦こそ引き分けになりましたが、その後の試合には全て勝利し、翌2012年に「初代バンタム級クィーン・オブ・パンクラス王座」を獲得しました。
日本ではほぼ敵がいないという無双状態が認められ、2014年には世界最高峰の総合格闘技団体「UFC」に参戦。同年9月20日に行われたUFCデビュー戦で、ミーシャ・テイト選手と対戦した中井りんは判定にまでもつれ込む激闘を演じた末に惜しくも敗戦し、プロ初黒星を喫することになります。
2戦目のレスリー・スミス選手との一戦も、初戦と同じく判定負け。156cmの中井りんと168cmのミーシャ・テイト、175cmのレスリー・スミスではリーチに差があり過ぎ、同じステージで戦うのは無理があるという声も多く聞こえましたが、中井りんほどの強さを持っていても、UFCの壁は厚いのですね。
失意の中日本に帰って来た中井りんですが、やはり国内では敵なしの強さを見せ、PANCRACEとRAIZINで3連勝。しかし、2016年大晦日のRAIZINを最後に突然の活動休止を発表します。2018年2月にはDEEPで1年2カ月ぶりに復活していますが、2018年7月に行われたRAIZINの杉山しずか戦を欠場して以来、試合から遠ざかっています。
中井りんの総合格闘家としての経歴は?強さがハンパない!
中井りんは現在までPANCRASE、戦極、UFC、RIZIN、DEEPと、いくつもの格闘家団体を渡り歩いてきました。総合格闘家としてのこれまでの対戦成績は、「23戦20勝2敗1分14KO勝利(一本勝ちも含む)」と、かなりの好成績です。勝率にすると約87%になり、総合格闘家としてトップクラスに入るのは間違いないでしょう。
中井りんの強さの秘密は、156cmと小柄な身長に見合わない強靭なフィジカルと、6歳から12歳まで習っていた器械体操で鍛えたしなやかさにあるのではないでしょうか。身長差によるリーチの差こそ克服出来ていませんが、力なら自分より大柄の選手が相手でも全く引けを取らず、寝技も打撃も強いと、まさに向かうところ敵なしの状態です。
これほどの強さを誇る半面、中井りんはメンタルの不安定さが顕著で、そこは大きなウィークポイントと言えるでしょう。総合格闘技関係者が口を揃えて「中井りんはシャイ」と言うほど繊細なメンタルの持ち主で、今までも要所要所で不調を訴えています。メンタルトレーナーをつけるなどすれば驚くほど変わる可能性が高いので、中井りんのサポートに力を入れて欲しいところですね。
とにかく筋肉量が多く、可愛らしい顔に見合わない中井りんのマッスルボディーは、ステロイドを服用しているのではないかと疑われるほどです。実際にはドーピング検査をきちんとクリアしているので、中井りんが元々持っているポテンシャルの高さゆえの疑惑なのでしょう。
中井りんは総合格闘技の前に柔道をしていた!過去の成績は?
中井りんが柔道を始めたのはわずか3歳の時!高校時代には団体で国体3位!
中井りんは総合格闘技に転身する前、柔道家として活躍していました。柔道を始めたのはわずか3歳の頃で、その後メキメキと才能を発揮します。
中学には柔道部がなかったため、週3回地元の道場に通い技を磨いた中井りん。中学3年生の頃には全国5位になり、本格的に柔道を学ぶため東海大学付属高輪台高校に進学。そこから柔道漬けの毎日を送ります。
高校では団体で国体3位を記録するなど数々の輝かしい成績を残し、オリンピックを目指し始めた中井りんでしたが、大学入学直後に膝を故障し、柔道家としての道を絶たれてしまいます。
一心に打ち込んできた柔道を続けられなくなったショックは計り知れず、大学を退学した中井りんは地元に戻り、しばらく引きこもりのような生活を送っていたそうです。もしも怪我がなく柔道家として活動を続けていたら、オリンピックのメダルも夢ではなかったでしょう。手に入れられたはずの栄光を直前で失った挫折感を乗り越え、新たな道での活躍を決断した中井りんは本当に強い女性ですね。
中井りんが所属するパンクラスとモメている?原因は真冬のベアトップ
2017年に中井りんが活動休止を宣言したのは、所属するパンクラスとトラブルを起こしたためと言われています。活動休止前の2月9日に行われたパチスロイベントの際、中井りんはベアトップにパンツという露出度の高い恰好で登場しています。
これには共にイベントに出演したサンドウィッチマンも驚き、「上着を着た方が良い」と心配したそう。当日は小雨にみぞれが混じる非常に寒い日で、体調を崩した中井りんは、救急病院で治療を受けるまでに悪化してしまいます。
その後、パンクラスからベルトの返上を要求された中井りんは、これに従う形で引退を表明しました。可愛らしいルックスで美女格闘家として知られる中井りんは、それまでにも過激なグラビアや薄着でのトレーニング姿を公開した事があり、こういった行為もトラブルの原因になったのではないかと言われています。
パンクラス側と中井りんの主張が全く違うため真偽のほどは定かではありませんが、中井りん側がパンクラスに不信感を持っているのは間違いないようです。「誰かに襲われるのではないかと護身用のものを揃えている」「誰かに騙されて陥れられる」など、情緒面が不安定に思われる発言をしたこともあり、ファンは休養宣言後の中井りんを非常に心配したようです。
中井りんは病気療養で活動休止していた!休止理由は結婚や妊娠のうわさも?
2017年のブログで引退表明をした中井りんは、しばらく表舞台から姿を消していました。所属するパンクラスCEO酒井正和とのトラブルや、2017年1月28日には腕に包帯を巻いた痛々しい写真をブログにアップしていることなどから、活動休止の原因には怪我や病気療養など様々な憶測がされています。
また、休止期間中に結婚、妊娠などの噂もまことしやかに囁かれました。中井りんの結婚相手と噂されているのは、彼女を育て上げたと言って良い恩師であり、絶対の信頼を寄せているWILD館長・宇佐美文雄です。その他、オーストラリア人男性と結婚しているという噂も浮上していますが、中井りんは現在も結婚歴はなく、全てデマのようです。
どのような理由で活動を休止していたのかは分かりませんが、引退表明直前のブログではかなりメンタルを病んでいると思われる投稿があったことから、少しゆっくりする期間が必要だったのではないでしょうか。フィジカルの強さでは日本に敵う相手はいないと言われた中井りんですから、このままフェードアウトせず、もう一度表舞台に戻ってきてもらいたいですね。そのためにはメンタル、フィジカル共にサポートしてくれる企業の参入が必要になるものと思われます。
2018年2月に行われた「DEEP 82 IMPACT」でキム・ヨンギに勝利して復活を遂げた中井りんですが、7月のRAIZIN杉山しずか戦を急性腎炎で欠席して以降、新たな動きが見られません。心身共に完全復活した中井りんのパワフルな試合を再び観られる日を、心待ちにしています。
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