中村妃智は千葉県出身!プロフィールは?水泳やバスケットボールから転向?
◆出身:千葉県
◆身長・体重:165cm・67kg
◆血液型:非公開
◆出身大学:日本体育大学
◆所属:株式会社JPF
◆2021年UCIトラックネイションズカップ 女子マディソン金メダル
中村妃智は自転車競技の選手!出身は?
中村妃智(なかむらきさと)は、2021年開催の東京五輪で自転車・トラック女子マディソンの日本代表に選ばれた選手です。千葉県出身の彼女は千葉経済大学附属高校を経て日本体育大学を卒業。現在は株式会社JPF(旧:日本写真判定株式会社千葉事業所)にアスリート社員として勤務しています。
マディソンはトラック・レースの一種で、ニューヨーク市のマディソン・スクエア・ガーデンから由来しています。レース方式はポイントレースの変形で、二人または三人一組のチーム制で中長距離を競い、常にチームの一人がレースに参加。定期的にチーム内で選手交代を実施します。マディソンでは選手交代(タッグ)に、2人が手をつないで次に走る選手を放り投げるように送り出す「ハンドスリング」と呼ばれる方法が採られ、これにより次の選手に運動量や加速を引き継ぐことができます。
自転車は1896年にアテネで開催されたオリンピックの第1回大会から正式競技として行われてきた由緒ある種目で、東京オリンピックではトラック、ロード、マウンテンバイク、BMXレーシング、BMXフリースタイルの5種目を採用。トラック競技には中村妃智が出場したマディソン、オムニアムの他、ポイントレースやチームパシュートなどがあります。
中村妃智が自転車競技を始めたきっかけは?
中村妃智は、もともと自転車競技の選手ではありませんでした。幼稚園から中学まで水泳に打ち込んだ後、バスケットボールも経験した彼女と自転車との出会いは、高校時代に遡ります。入学したての頃、陸上部を見学するのに練習している場所が分からず、道を尋ねたのが自転車競技部の監督だったのだそう。
中村妃智のスポーツ万能ぶりを知った監督は「今まで経験したスポーツを活かして、自転車を始めてみないか」と同部へ勧誘。これをきっかけに、自転車と切っても切れない生活が始まりました。日体大を卒業し、株式会社JPFのアスリート社員となってからの中村妃智は、2014年6月のカザフスタン大会ポイントレース、2018年2月のマレーシア大会マディソンとチームパシュートのアジア選手権で金メダルを獲得。その後もアジア選手権やアジア競技大会でメダルを手にしています。
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中村妃智のツイッターが楽しそう?オリンピック前の合宿や静岡での様子も
中村妃智のツイッターは女子力満点!
中村妃智のツイッターは、20代のイマドキ女子らしいキラキラ感が満載です。大人買いしたお菓子や可愛い商品を購入した報告や、練習終わりの自撮り写真、「我が家のアイドル」だという猫の写真に癒されたツイートに加え、「映え」を意識した写真もあり、楽しそうな雰囲気に溢れています。
もちろん自転車競技の練習風景やジムでのトレーニングなどを自ら撮影した動画も多く見られ、厳しい練習を続けている日々の努力も知ることができます。
中村妃智は東京五輪前の様子もツイッターで報告
中村妃智のツイッターには、オリンピック前の合宿の様子を報告するツイートも多数あります。沖縄合宿のビーチや宿泊したホテルの部屋から撮影した夜景なども投稿されており、晴れ舞台に向けて英気を養っている様子がうかがえます。
また、東京オリンピック2020大会の自転車競技の会場となった「伊豆ベロドローム」のある静岡県伊豆市周辺では、トレーニングの合間に中華グルメを堪能。オリンピック選手ご用達のイタリアンレストランに応援ステッカーを設置してもらったりと、オリンピックに向けて心身ともに充実した状態で準備をしていることがわかります。
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中村妃智がオリンピック出場!「夢へのステップ」と語るわけは?
中村妃智が待ち望んだ東京五輪へ
中村妃智は自転車トラック競技のひとつであるマディソンで、東京オリンピック日本代表に選ばれました。2人1組制で戦う中長距離種目のマディソンで中村妃智とペアを組んだのは、2018年のアジア大会、2020年の世界選手権で金メダルに輝いた世界女王・梶原悠未です。
日本の自転車チームは、元々チームパシュートで代表枠を勝ち取り、メンバー全員で東京オリンピックに出場することを目指して練習に励んでいました。ところが2019年9月、中長距離のヘッドコーチにクレイグ・グリフィンが就任するとチームの方針を変更。オムニアムとマディソンが強化種目となります。
それまではチームパシュートの選手として練習を積み、マディソンには主力選手が欠場する場合のみ出場していた中村妃智。しかしマディソンでペアの選手と交代する際、スピードを引き継ぐテクニックの上手さは以前から褒められていたといいます。
コーチの交代と同じタイミングで行われた全日本選手権で梶原悠未と組み、マディソンで見事優勝した中村妃智にクレイグ・グリフィンは注目。過去のレースデータなどもチェックし、マディソンのオリンピック代表として一躍クローズアップされることとなりました。
中村妃智が明かした人生の夢とは?注目の女子マディソンは思わぬ結果に
中村妃智は2021年7月、自転車競技の総合情報サイト「MoreCADENCE」に掲載されたインタビューで、オリンピック開催を間近に控えた心境を語っています。
このインタビューで、中村妃智は「日本の自転車トラック競技が世界の強豪国と並ぶ実力になる過程に携わること」が人生の夢と明かしています。東京オリンピックで金メダルを獲得すれば、その夢に一歩近づくことにもなったでしょう。
世界と戦える強豪国として常にメダル争いに食い込むチームになり、今以上に自転車競技をメジャーにしたいという中村妃智。東京オリンピックではオムニアムで世界を獲った梶原悠未と力をあわせ、お互いの相乗効果で技術やコンビネーションを最大限発揮できる走りをしたいと語っていました。
中村妃智が自信を持つ交代の技術と、梶原悠未のスプリント力が掛け合わさり、2人が表彰台に立てるのか。注目が集まる新種目・女子マディソンは8月6日に行われました。レースはイギリスをはじめとするヨーロッパ勢がハイスピードで先導。落車などのハプニングも起こる中、強豪国のパワーに飲み込まれた日本は120周走るうちの50周を残すあたりで周回遅れが2周となり、レースから除外されて途中棄権という苦い結果に終わっています。
レース直後、「想定していたよりペースが速くて前に出られなかった」と無念そうに語った中村妃智。翌日に更新したインスタでも「世界とバチバチに戦うつもりでトレーニングもしてきた」「あんな形で終わってしまった事に頭が真っ白になった」と綴り、約一週間後の8月14日にも「いつも以上に命を削っていくような限界の先まで追い込んでいく姿がいつもと違ってこれがオリンピックかと思いました」と振り返り、強烈な印象がなかなか頭から離れないようです。
マディソンの後に行われたオムニアムで銀メダルを獲得した梶原悠未は、ツイッターで「パリは金メダルとります」と宣言。早くも次開催のオリンピックに意欲を見せています。中村妃智の今後についてはまだ明言されていませんが、また力強い走りと投げがトラックに戻ってくることを期待したいものです。
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