2022年6月27日 更新
中島美嘉が個性で勝ち取ったデビュー!「傷だらけのラブソング」とは?
中島美嘉その個性で勝ち取ったデビューのきっかけは?
2017年に、デビュー16周年を迎える歌手の中島美嘉。特に女性から支持の高い中島美嘉ですが、女優としての顔も持ちます。中島美嘉のデビューのきっかけは、やや珍しいものでした。
福岡でモデルとして活動していた中島美嘉は、知り合いに頼まれて、デモテープ用に歌を録音。このデモテープがレコード会社の人の耳に留まったことから、上京しました。すると、ボーカルオーディションにエントリーすることに。歌手活動にも興味はあったものの、何のオーディションかよく理解しておらず、一緒に受けていた人に内容を尋ねたという逸話もあるほどで、「まさか!っていう感じ」だったとか。
しかし儚さと透明感、個性的な雰囲気と、伸びのある声を評価され、見事合格しました。このオーディション、じつは、ドラマ「傷だらけのラブソング」の主人公を選ぶためのものでした。中島美嘉は、あれよあれよと言う間に、選考が進んでいったと当時を振り返っています。
中島美嘉「傷だらけのラブソング」とはどのようなドラマなの?
中島美嘉が主演を務めたドラマ「傷だらけのラブソング」は、中島美嘉が演じた音楽が好きな不良少女の未来と、高橋克典演じる元人気音楽プロデューサーの浩輔が出会うところから始まります。未来が人気歌手へと変貌を遂げていく姿を通して、「人は変われる」という強いメッセージを持ったドラマで、当時注目を集めました。同時に、ドラマ「傷だらけのラブソング」で中島美嘉が歌った主題歌「STARS」は大変な人気を集め、ドラマのヒロインである未来と、中島美嘉の姿を重ね合わせて見る視聴者も。
ちなみに、「STARS」の作詞を担当したのは秋元康です。その後も、「傷だらけのラブソング」以外にも多くのドラマや映画に出演した中島美嘉。感受性が強く、やや不良がかった少女役を演じる姿が多く見受けられました。中でも、映画「NANA」「NANA2」で演じた主人公の大崎ナナ役ははまり役と言われています。「傷だらけのラブソング」や「NANA」など中島美嘉が出演している名作を観て、彼女の演技や歌声に浸るのもおすすめです。
中島美嘉は結婚してもメイクにぬかりなし!旦那との夫婦仲は?
中島美嘉の人気のメイクは結婚後も健在だった!プロフィールが知りたい
1983年2月19日、鹿児島県日置市出身の中島美嘉は、転校した中学校にうまく馴染めずに友人の通う中学校に転校したそうです。高校には進学せずに、ファーストフード店で1年間働いた後、福岡市を拠点に共同生活を送りながらモデル活動をしていました。この時代からすでに、個性を発揮し、独特な感性が育まれていたようです。
ニューオリンズで起きたハリケーンの復興支援のためにチャリティーシングルを出したり、環境問題に目を向けてマイ箸運動を呼び掛けたりと、単なる歌手にとどまらない活動をしている中島美嘉。なんと言っても、目を引くのはそのメイクでしょう。オリエンタルな雰囲気のメイクは、中島美嘉の独特な感性を象徴しているかのようです。
薄く引いた眉毛と、アイホールいっぱいのアイメイクに、長く濃い付けまつげ。デビュー当時からさまざまにチェンジしてきた髪型とも相まって、中島美嘉のメイクは、女性からカリスマ的な人気を集めています。結婚して妻となった現在でも、その個性的なメイクは健在。オフの日でも凝ったアイメイクは欠かさないといい、ファンからは、その美意識の高さを賞賛する声が続出しています。
中島美嘉と旦那・清水邦広の馴れ初めから夫婦仲までが気になる!
中島美嘉は、2014年12月25日に、バレーボール選手の清水邦広と結婚しました。もともと清水邦広のファンだった中島美嘉が、緊張しながらも自分から連絡先を渡したところから、交際がスタート。一般的には凛としたイメージのある中島美嘉ですが、清水邦広に面と向かうと、好きすぎて顔がひきつるほど緊張し、「嫌なら(メモを)捨ててください」と言ったとか。
恋する人の前では、乙女で可愛らしいという意外とも言える一面を覗かせています。2人は、そのまま順調に交際を続けゴールイン。結婚した後も、お互いに忙しく久しぶりに再会した時には、「ちょっとハグだけさせて」と、照れる清水邦広に対して、テレビカメラの前でもはばからずに愛おしさを素直に表現する中島美嘉の姿が見られます。
これには、胸がきゅんとなったという女子が続出したと言います。人気ミュージシャンとアスリートというちょっと変わった組み合わせの2人ですが、現在も夫婦仲はとても良好なようです。
中島美嘉が病気を乗り越えて4年ぶりのアルバム「TOUGH」を発売
順風満帆に見える中島美嘉ですが、2010年には、両側耳管開放症のために歌手活動を休業しました。しかも、当時は「無期限休業」と発表され、予定されていた10周年記念ライブも中止されたことから、かなり衝撃的なニュースでした。声の大きさの調整がしにくく、音程が取りにくくなるというこの病気は、中島美嘉の歌手生命を危ぶむものでもありました。
中島美嘉は、公表する数年前から異変を感じつつも、たった1人で苦しみを抱え込んでいたと言います。半年後に復帰しましたが、現在も病気が完治したわけではないそうです。中島美嘉は、病と向き合い、折り合いをつけながら歌い続けています。
2017年3月に、4年ぶりとなるアルバム「TOUGH」をリリースしました。「私は大丈夫、歌えるよ」というファンへの想いや、「愚痴ってもいい、最後に笑い飛ばせたら良い」といったメッセージが込められているという「TOUGH」には、中島みゆき作曲の「愛詞」や、中島美嘉自身がチャレンジの曲だったと話している「恋をする」が収録されています。アルバムを聴いたファンからは、「力強い歌唱力はそのままにさらに深みを増している」と評判です。
愛するパートナーに巡り会い、歌手としての道を閉ざされかねない大きな困難を乗り越えながら、力強く進化してる中島美嘉の歌声や生き方は、私たちにもパワーを与えてくれます。今後も、ますますの活躍が期待されますね。