声優・佐久間レイの講演会が人気?一話限りのドキンちゃんが話題に

佐久間レイは元アイドルだった!?

声優の佐久間レイは、1965年1月5日に東京都世田谷区で生まれました。現在は主に声優として活躍する彼女ですが、元々はアイドル歌手としてデビューしたのが芸能活動の始まりでした。

佐久間レイが芸能界に入ったきっかけは、1971年10月3日から12年間放送され、山口百恵やピンクレディー、小泉今日子、中森明菜といったスターを数多く生みだしたオーディション番組「スター誕生!」への出場です。

同番組の第36回、38回の決戦大会に出場した佐久間レイは、残念ながらどちらもスカウトには至りませんでしたが、これをきっかけにスカウトされ、1983年2月に人気アニメ「うる星やつら」のエンディグ曲をカバーした「はみだし天使」でレコードデビューを果たしました。

佐久間レイが演じたキャラクターは?

アイドルとしてデビューした佐久間レイは、1985年にアニメ「夢の星のボタンノーズ」に出演したのを機に、声優業にシフトします。これまでに出演したアニメには代表作ともいえる「それいけ!アンパンマン」のバタコさんをはじめ、「らんま1/2」のシャンプー、「魔女の宅急便」のジジ、「楽しいムーミン一家」のミイ、「トップをねらえ!」のアマノカズミなど、有名な作品が数々あります。

佐久間レイの講演会が人気!?

佐久間レイは、同じく声優として活動する水島裕と、1990年に結婚しました。しかし、子供を一人もうけた後に離婚。親権は佐久間レイが持ち、現在まで再婚せずに一人娘を育てています。

シングルマザーとして過ごしてきた佐久間レイは自身の経験を生かし、子育てや人権等に関する講演活動を各所で行っています。

佐久間レイの講演は、彼女が執筆した人間の心や命をテーマとした物語を、自身が読み手となって伝えるという内容で、ピアノの生演奏にのせて語られるストーリーが好評を得ています。講演内容は育児や子育てだけでなく、その他にもいじめなど様々なテーマがあるといいます。幼稚園や小学校、教育委員会や地方自治体からの依頼も多く、歌や手遊びを交えるなど、参加者や講演のテーマにより構成を工夫するそうです。

佐久間レイの講演会に参加した人たちからは「涙が止まらなかった」「今日から頑張ろうと思います」「家に帰ったら子供を思い切り抱きしめようと思います」などといった感想が寄せられており、前向きな気持ちになれる人が多いようです。

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佐久間レイが一話限定でドキンちゃんに?!

佐久間レイはアニメ「それいけ!アンパンマン」のバタコさん役で知られていますが、過去に一度だけドキンちゃん役を演じたことがあります。

2017年12月22日に放送された「それいけ!アンパンマン クリスマススペシャル」のアフレコ中にドキンちゃんを演じていた声優の鶴ひろみが急逝し、その時点で収録を完了していなかったエピソードの代役を、佐久間レイが急きょ務めました。

番組が放送される1週間前、自身のツイッターで「内緒のつもりだったけど。でも、アンパンマンを愛して下さる皆様も心は私達と同じ。やはりちゃんとご報告しなくてはね」と、ドキンちゃんを鶴ひろみに代わって演じたことを報告した佐久間レイ。依頼された時には無理だと思ったものの、「スタジオの鶴さんの席に泣きそうな困ったような笑顔の鶴さんが座っているように」感じ、頑張ってやろうという気持ちになったと、自身のブログで心境を明かしています。

「今の私にできる精一杯で鶴さんへの心からの感謝と尊敬と祈りをこめて一度限りのドキンちゃんを演じさせていただきました」という佐久間レイのドキンちゃんに、視聴者からは「違和感ないどころか途中まで全く気づかなかった」「ドキンちゃんの雰囲気そのままでとても良かったです。泣きました」「鶴ひろみさんの声に寄せてて愛を感じる」など、絶賛する声が多数寄せられました。

主要キャラクターを演じる声優の急逝という想定外の問題も、長年のチームワークに助けられながらベテラン声優の技量で乗り切り、無事二代目ドキンちゃん・冨永みーなにバトンを引き継いだ佐久間レイ。たった一話限りではありましたが、彼女の演じたドキンちゃんはアンパンマンファンの間でずっと語り継がれることでしょう。

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