りんたろー。は介護施設で8年間アルバイトを経験!高校教科書に載った名言とは?
◆出身:静岡県
◆身長:180cm
◆血液型:A型
◆所属事務所:吉本興業
りんたろー。はチャラ男のはずなのに、なぜ介護スタッフに?
りんたろー。は、お笑いコンビ・EXITとしてブレイクするまでの約8年間、デイサービスの介護施設でアルバイトをしていました。
介護施設をアルバイト先に選んだ理由は「チャラ男とお年寄りの方がコラボレーションしたら何かおもしろいエピソードが生まれるかも」と思ったから。勤めていた介護施設に訪れるのは要介護度の低い高齢者が大半で、利用者とのコミュニケーションも楽しめたといいます。
介護関連Webメディア「tayorini」が2019年11月に公開したインタビュー記事で、りんたろー。は認知症の利用者に心ない言葉をかけられても、重く受け止めずに流せる性格と仕事との相性が良かったと自己分析していました。悲しくはなるものの、別の人が言ったことだと捉えるようにしていたといいます。
また、りんたろー。にとっては介護の仕事よりも、パチンコ店などで働くほうがキツかったのだそう。おばあちゃん子だったため、「おじいちゃんおばあちゃんといろいろしゃべってたら楽しい」とも述べています。人との交流に喜びを見出せるチャラ男気質だからこそ、介護の仕事が長く続いたのかもしれませんね。
りんたろー。が介護で悩む人に訴えたこと
実際の現場を知るりんたろー。が介護について語る言葉は、多くの人の支えになっているようです。
2021年5月公開の「デイリー新潮」のインタビューで「親の介護が重荷になって、大好きだった親を嫌いになる。それって本末転倒」と指摘したりんたろー。施設に預けることを悪く思う必要はないと説き、「介護を抱え込まずに、任せるところは施設やヘルパーさんに任せる。もっともっと自分を愛して、人生を楽しんでいい」と訴えました。
2022年には、高校の家庭科の教科書に、りんたろー。の言葉が掲載されたことが話題に。先述の「tayorini」のインタビューで語った「預けるのもすごく愛があること」という内容が「家でみるのも、施設に預けるのも愛」という見出しで載せられています。教科書の写真がツイッターで拡散されると、「すごく心に響きました」「罪悪感が減った」といった反応が相次ぎました。
りんたろー。のツイッターには日頃から、介護に悩む人たちの声も寄せられているのだそう。入所者とのエピソードも披露しているいうりんたろー。の言葉に、救われた人も数多くいるはずです。
りんたろー。が美容を極めまくり!過去にはコンプレックスも?
りんたろー。が美容を通して爆アゲしたもの
りんたろー。はかつて、顔の大きさやワニ風の顔立ちだといった点でイジられていましたが、2019年ごろから美容に目覚め、美容に関する知識を深めています。
これまでに小顔矯正やフェイシャルエステ、歯列矯正、ボトックス、マツエクやネイルまで様々な美容法を試しており、その知識は美容を専門とする人らからも認められているほど。
2020年6月に公開された美容メディア「VOCE」のインタビューでは、美容に取り組み始めて「自信を持てるようになった」と語りました。
同年9月からは「VOCE」でりんたろー。の連載「美容道」がスタートし、連載内でもお酢づくりから美容鍼の体験まで、美容に関する様々なことにチャレンジ。
美容を極め、より綺麗になっていくりんたろー。のインスタには、投稿の度にファンから「カッコいい」と数多くのコメントが寄せられています。自己肯定感がアップし、良い循環を生んでいるのでしょう。
りんたろー。は美容に関するコンプレックスが多かった!
りんたろー。は2019年の「よしもと男前ブサイクランキング」のブサイク部門で2位にランクイン。同時に男前部門でも5位になっており、イケメンかどうかの判断が人によって分かれた結果となりました。
また、りんたろー。は2020年6月に「anan NEWS」に掲載されたインタビューで、容姿に関するコンプレックスが多かったことを告白。幼い頃からアレルギーによる湿疹に悩まされ、体型についても衣装が入らず、楽しめないこともあったと明かしています。
美容に興味を持ち痩せてからは褒められる機会が増え、「もっとがんばろう」という方向に意識が向くことで、コンプレックスが気にならなくなったのだそう。
「綺麗になりたいと思っていいんだ」と思うようになったりんたろー。は外見が綺麗になった変化そのものよりも「自分を肯定できるようになったのが大きい」とも述べていました。
そんな、コンプレックスを乗り越え、美容を通して自己肯定できるようになったというプロセスが、共感を呼ぶのではないでしょうか。
りんたろー。の文章は優しさがだだ漏れ!心に響くワケ
りんたろー。は、2022年8月17日公開の「VoCE」の連載「美容道」で、美容本を執筆していることを明かしました。美容に関する知識はもちろん、読み手に寄り添う文章力も高く評価されており、同書への期待が高まっています。
しかし、りんたろー。は文章を書くのは好きだと述べた上で、「きちんとみなさんに自分の思いを伝えられるのかな」と不安も吐露。スマホを片手に、推敲を重ねていることを明かしています。
介護スタッフ時代の経験から、目的のためにどうすることが最適なのかを考えるようになったというりんたろー。は、相方とのネタづくりの意見交換においても「ベストな伝え方」を意識しているのだとか。
そのため、文章においても「物事を伝えるにあたってベストな文章であるか」が気になってしまうのではないのでしょうか。
介護についても、美容に関しても自身の経験や学びを受け手に寄り添った形で発信するからこそ、多くの人に支持されているのかもしれません。