ラッセル・クロウは逮捕歴まである超問題児!短気で粗暴な性格ってホント?
ラッセル・クロウは逮捕歴まである超問題児!ホテルコンシェルジュ暴行事件
「レ・ミゼラブル」「グラディエーター」「ロビンフッド」……正統派俳優として大成功をおさめているラッセル・クロウですが、実は逮捕歴まである超問題児としても有名です。
2005年6月6日、ニューヨーク・マンハッタンに滞在中の出来事。午前4時半頃、ホテルマーサーに宿泊していたラッセル・クロウは、部屋からオーストラリアにいる家族に電話しようしましたが、繋がりませんでした。これに腹を立て、フロントデスクに向かったのはいいのですが、何と怒り余ってコンシェルジュに電話機を投げつけ、さらに殴打してしまいます。
結果、コンシェルジュは殴られたことによって数針縫う怪我を顔におい、ラッセル・クロウはニューヨーク市警に逮捕されてしまいました。彼のスポークスマンによると、「電話は壁にぶつけただけ」と弁明しているそうですが、それでも充分にラッセル・クロウは短気すぎますよね。
ラッセル・クロウは短気で粗暴な性格ってホント?俳優デニス・クエイド「人間のクズ」
作品を見る限りは全く想像できませんが、ラッセル・クロウの短気で粗暴な性格は業界で有名らしく、脚本にケチをつけて制作中止に追いやったことがあるという噂もあります。いくらなんでも中止まで……と思いますが、逮捕歴の事情を知ると、さもありなんとも言えそうです。
映画では、ラッセル・クロウの盛り上がった筋肉をご覧になったことはあるでしょう。ラッセル・クロウはキレると、すぐに筋肉に物を言わせます。また、キレると口汚いことでも有名。「ロビン・フッド」に主演した時のインタビューで、”田舎者扱いされた”と勘違いし、放送禁止用語を浴びせながらスタジオから去って行ったこともあるそうです。
ラッセル・クロウのことを「俳優としては尊敬できるが、人間としてはクズ」と語ったのは、俳優デニス・クエイドでした。元妻メグ・ライアンとラッセル・クロウの不倫発覚を前提とした発言ですが、真意は、短気で粗暴な性格を突いているとも言われています。
ラッセル・クロウ出演作「パパが遺した物語」あらすじ感想!絶賛公開中
10月3日より全国の劇場で公開されているラッセル・クロウ出演作「パパが遺した物語」が、心温まる感動作だと話題になっています。主人公ケイティはトラウマを克服しようとする少女。そしてラッセル・クロウが演じるのは、ケイティの父親で、小説家のジェイクです。交通事故で妻を失い、自分も後遺症に苦しめられながら、男手ひとつでケイティを育るために、自分と愛娘を題材にした小説の執筆を開始したジェイク。
物語は、そんな父娘が寄り添って暮らした時代と、20年後を交互しながら描かれています。20年後の時代で、自暴自棄な生活を送っていたケイティの前に、父ジェイクの小説のファンだという青年が現れます。それをきっかけに、彼女は父と過ごした大切な思い出の中の大きな愛を通して、人を信じることの尊さを学んでいくのです。
ラッセル・クロウ出演作「パパが遺した物語」父娘の絆に感涙必至!
ラッセル・クロウが演じるジェイクが書いた1冊の小説を通して、父娘の絆が描かれる「パパが遺した物語」。タイトルの通り、ジェイクは他界してしまうわけですが、彼の残した思い出がケイティの生きる糧へとなっていく様子には胸を締め付けられます。父親の深く大きな愛を回顧するにつけ、それは温かさと涙を誘うものでした。
劇中ではジェイクが愛娘ケイティのことを愛情を込めて「ポテトチップ」と呼んでいます。誰からも愛されるポテトチップスと、ケイティの髪色からそう名づけたようで、ここにも父親が娘を愛らしく見つめる眼差しを感じずにはいられません。実生活において、ラッセル・クロウには、劇中の幼き日のケイティと同じ4歳の息子がいます。
「パパが遺した物語」には、もし将来自分がいなくなったら?と重ねる部分と、貧乏だった幼少時代の父との思い出とリンクする部分もあったそうです。ラッセル・クロウ出演作「パパが遺した物語」は、きっと誰もが、自分の親子関係を顧みて、心を温めるような作品であることは間違いありません。
ラッセル・クロウが浄化された?!出演作「パパが遺した物語」で涙が止まらない!本当は優しい?
たとえ素晴らしい監督が指揮をとったとしても、脚本に感動できなければ絶対に出演しないというラッセル・クロウ。「パパが遺した物語」の脚本を読んだ時には、精神が浄化される気分になったそうで、涙があふれて止まらなかったと言います。まさに鬼の目にも涙。暴行事件を起こした超問題児とは思えないほど、ラッセル・クロウは純粋なのですね。
また、「パパが遺した物語」のジェイク役では、実は短気で粗暴な性格だなんて露ほども感じさせていません。それどころか、どこからどうみても温厚なパパです。この変貌ぶりは、さすがオスカー俳優と言わざるを得ないでしょう。「パパが遺した物語」に関するインタビュー記事では、全体的に短気で粗暴といった性格はなりを潜め、意外にも家族への愛をにじませるラッセル・クロウのあたたかな素顔が見て取れます。
幼少期のケイティを演じたカイリー・ロジャーズとは本当の父娘のように普段から仲睦まじく接していたそうで、劇中にもそれが高じた2人のアドリブ演技が多く見られるようです。そういえば、ラッセル・クロウが逮捕された時の大元となる理由は「オーストラリアにいる家族に電話したい」でしたね。
ラッセル・クロウはキレやすい性格なことには間違いありませんが、本来「パパが遺した物語」の父親のように、温かな眼差しを持った人物なのかもしれません。とはいえ、ラッセル・クロウの子供時代のあだ名は「クレイジー」だったと聞けば、やはり怖い気がしてしまいます。