2017年7月6日 更新
SAMはTRFのカリスマダンサー!芸名の由来、実家が意外すぎる!
SAMは若い頃から経験を積んできたTRFのカリスマダンサー!
SAMは、小室哲哉が結成した日本初のレイブユニットTRFのカリスマダンサーです。19歳のときに「全国フラッシュダンスコンテスト」で優勝を飾ると、ダンスの基礎を学びなおすため、23歳でニューヨークに単身留学。ストリートダンス文化を知ったことでダンサーとしての資質をさらに高めていきました。
TRFに参加することになったのは、1992年、SAMが30歳になった頃。フジテレビの「ダンスダンスダンス」でレギュラーダンサーだったSAMを、小室哲哉が見出しました。色黒でスラリと背が高く、長髪を束ねて難しいステップを軽々と繰り出すイケメンダンサーSAMは、瞬く間に人気に。TRFは、1994年にリリースされた「survival dAnce 〜no no cry more〜」以後、次々にミリオンセラーを達成するなど一大ブームになりました。
日本レコード大賞の常連となり、NHKの紅白歌合戦にも3回連続出場を果たします。TRFの振付のみならず、舞台運営なども任されていた多才なSAMは、活躍する場を広げ、安室奈美恵やBoAなどトップアーティストたちの振付も担当するようになりました。日本にダンス人気を巻き起こした第一人者とも言えるSAMは、それから現在に至るまで、ダンサー、振付師、ライブプロデューサー、大学の客員教授などとして活躍を続けています。
SAMの芸名の由来には諸説あり!実家はお金持ち?
カリスマダンサーSAMの名前の由来が面白いと話題になったことがありました。なんでも、ものすごく「寒がり」なSAMが、家出して住み込みで働いていたディスコで、「寒い、寒い」と異常に寒がり続けていたことから、仲間からSAMというあだ名を付けられてしまったとか。もう1つは、SAMの本名が丸山正温(まるやままさはる)であることから、名前「MASAHARU」の最初の3文字を逆から読んだというものです。
SAMが生まれ育ったのは埼玉県岩槻市。実家は、江戸時代から岩槻藩の御典医を務めていたという名家で、父親は、「丸山記念総合病院」の創設者の1人でもある産婦人科医だというから驚かされます。当然医者になることを期待されていたSAMでしたが、中学時代の同級生からダンスを教えてもらううちに、すっかりディスコの常連に。「自由にやっていきたい」と訴えたSAMの真剣さを理解してくれたのか、父親は、「ヤクザになってもいいから真剣にやれ」と言ってくれたそうです。
SAMは安室奈美恵の元夫!再婚は案外あっけなかった!?
SAMと元妻・安室奈美恵の結婚歴はわずか5年だった
カリスマダンサーとして人気も絶頂だった1997年、SAMは、同じく大人気だった歌手の安室奈美恵と結婚しました。振付師と歌手という関係から恋人に発展していった2人でしたが、人気者同士の結婚であることに加え、安室奈美恵がまだ21歳の若さで、同時に妊娠していることも公表されたことからさらに大きな話題となりました。翌1998年には2人の間に長男・温大(はると)も誕生。しかし、2002年に残念ながら離婚してしまいます。
離婚理由は明らかにされていませんが、SAM側の家族が、安室奈美恵に育児に専念するよう迫ったからだとの噂も。最終的な親権は、安室奈美恵が持ちました。離婚したとはいえ、その後も安室奈美恵のライブ演出をSAMが務めるなどしていることから、アーティストとしての2人の関係は良好な様子です。
SAMの再婚相手は一般女性!すっかりイクメンに?
安室奈美恵との離婚から13年後となる2015年。SAMが一般人女性との再婚を果たし、さらに子供にも恵まれていたことが報道されました。知人の紹介にて知り合った2人は、2013年末に、同棲を開始。2014年に極秘で入籍し、年末には長女も誕生しています。再婚のお相手は、福岡県出身で、結婚当時は20歳後半だったとか。結婚当時52歳だったSAMとは、20歳以上も離れた超年の差婚ということになります。
元妻の安室奈美恵とも15歳という年の差があったSAMは、年齢の離れた女性と縁があるようです。極秘再婚が発覚した時には、大きな身体に抱っこ紐を付け、子供を抱っこしている姿もスクープされています。
SAMは55歳でも現役ダンサー!チャレンジデーやダンススクールでのレッスンも!
1962年生まれのSAMは、2017年で55歳になりましたが、とてもそうは見えない若々しい身体を保っています。その秘訣は、なんといっても、今でも現役のプロダンサーとして活躍し続けていることでしょう。2017年2月には、より幅広くダンスを普及させることで、「ダンスで世間に恩返しができれば」との想いが込められた「社団法人 ダレデモダンス協会」を設立。現在は、シニア世代の健康増進を目的とした講習会も精力的に開催中です。
2017年5月には、神奈川県逗子市で、医師など専門家が監修したシニア向けのダンスプログラムが実施されました。開発したメソッドは、今後10年程度を目安に、全国どこででも体験できるようにしていきたいと意気込みを語っています。
SAMが参加し、一世を風靡したTRFも、2013年には結成20周年を迎えました。今では、メンバー全員が50代を迎えるというすごい展開になっています。DJ KOOも、バラエティ番組に出演して恐妻ぶりを披露するなど、デビュー当時のクールなイメージを打ち壊して大活躍中です。
そんなTRFに、タレントのマツコ・デラックスが熱望しているのが「還暦サバイバルダンス」!SAMが60歳になるまであと5年ですが、若々しく引き締まったボディーを維持し、体力も気力も充実している様子を見れば、実現する可能性は大いにありそうです。今後は、自らが憧れ続けてきたダンス先進国アメリカに自分たちの作品を出していきたいとも語っているSAM。そのダンス愛がさらに燃え上がることはあっても、消えることは決してないでしょう。