関取花がヒガミ系ソングで人気上昇中!おすすめ曲と歌詞の魅力
関取花がヒガミ系ソングで人気上昇中!歌声と歌詞のギャップが凄い!?
関取花(せきとりはな)は、「べつに」などのヒガミ系ソングで話題となり、”ひがみソングの女王”とまで言われているシンガーソングライターです。ヒガミ系ソングとは、その名の通り、歌詞の内容がひがんでいる楽曲のこと。
一度聞くと頭から離れないという人が続出し、独特な世界観が注目されがちな関取花ですが、歌手としての魅力は、何といってもその透明感のある爽やかでハリのある歌声。透き通った歌声で、パンチの効いた辛口のヒガミ系ソングを歌うというギャップが面白いと評判です。
ヒガミ系ソングの歌詞の内容は、ひがんではいても、難しい単語を使わず、率直で分かりやすいフレーズで構成されているので、ストレートに聴き手の心に響くのでしょう。
関取花おすすめ曲と歌詞の魅力とは?話題曲「べつに」について
関取花のおすすめヒガミ系ソングといえば、やはりテレビでも話題になった「べつに」です。駅のホームでキスをしたり見つめ合うカップルを見て、ひがんでいる歌詞で、誰しも一度は覚えのあるような光景だけに女性を中心に共感を呼んでいます。
また、関取花自身も出演しているチョコアイスのCMソングで、誰かの特別になれないことを悲観しながら、“タコ野郎”というインパクトある単語を叫ぶ「とくべつの歌」もおすすめです。CMは、謎のタコダンスとも相まって、強烈な印象を視聴者に与えました。関取花のヒガミ系ソングの歌詞は、飾り気がなく、親しみやすいところに人気の秘密があります。
しかし、「べつに」が収録されているシングルの表題曲「君の住む街」は、ひがみソングではなく、恋の始まりを思わせるキラキラした曲。神戸女子大学のCMで使われていた「むすめ」も、家を出て大人への第一歩を踏み出す娘の想いと、送り出す親の想いが描かれた感動的な内容となっています。ヒガミ系ソングは、関取花の全てではなく、関取花を構成する上での1つのパーツに過ぎないのかも知れません。
関取花は「グースハウス」の住人だった!出身、プロフィールは?
関取花は「グースハウス」の住人だった!伝説のユニットとは?
関取花は、グースハウスの前身であるPlayYou.Houseメンバーとして活動している時期がありました。グースハウスは、複数のシンガーソングライターが、「ハウス」と呼ばれるシェアルームに集まって音楽制作を行い、YouTubeや、Ustream、Facebookなどでの動画配信を行って、SNS中心に人気を集めているユニットです。
もともとは、2010年6月に始まったソニー・ウォークマンのPR企画「PlayYou.」が発端です。関取花は、後にグースハウスへと展開していくことになるPlayYou.Houseの第一期メンバーとして加入し、現在もグースハウスメンバーとして活動している齋藤ジョニーと一緒に、“ハニー”というユニットを結成。
2人で、オリジナル曲やカバー曲をギター演奏&歌唱していましたが、自身の活動が多忙となった関取花は、2010年8月21日のUstream配信を最後に卒業しています。短期間の活動ではあったものの、このユニットは最強で、関取花が卒業してからも、メンバー内では「(このコンビは)神がかっていた」と讃えられているそうです。
関取花の出身地、プロフィールは?音楽のルーツは?
関取花は、神奈川県出身で、1990年12月18日生まれの26歳。学歴は、中学から大学まで一貫して慶應義塾!幼少の頃は、父親の仕事の関係でドイツで過ごしていたという帰国子女の関取花は、「音楽のルーツはドイツで聴いていた音楽にある」と語っています。2008年、18歳になった頃から本格的に音楽活動に勤しむようになり、早くも2009年には、10代の若いアーティスト限定で行われる東京FM主催の音楽イベント「閃光ライオット2009」に出場し、審査員特別賞を受賞。
翌年には、ミニアルバム「THE」をリリースし、その独特な世界観を開花させていきました。2016年10月に発売された初シングル「君の住む街」に収録されている1曲「べつに」が、ヒガミ系ソングとしてテレビで紹介されたことをきっかけに、個性派シンガーソングライターとして広く知られるようになってきました。
関取花が「行列のできる法律相談所」に出演!リオ五輪メダリストたちも「べつに」に共感!?
関取花は、2016年9月18日放送の「行列のできる法律相談所」に出演し、「べつに」を披露し高い注目を集めました。出演したのは、「究極のおもてなし」スペシャコーナー。この日のゲストは、リオオリンピックのカヌーで銅メダルを獲得した羽根田卓也選手。練習中している川の岸辺でいちゃつくカップルへの不満を明かすと、ぴったりな歌があるという流れで関取花が登場し、「べつに」を披露しました。
羽根田卓也選手も「今、曲を聴いてスッキリしました」とコメントし、同じくゲストだった女子レスリング金メダリストの伊調馨選手も、「思いますね。ケンカしている人とかもいて、家でやってほしい」と共感。番組では、徳島えりかアナと関取花の兄が実は大学の同級生でよく知る仲であったことも明かされました。
徳島えりかアナは、関取花のデビュー当時からのいちファン。ひがみソングだけではなく、女の子の素直な気持ちを歌った曲もいっぱいあるのでそちらも聴いて欲しいと、大プッシュする場面も見られました。放送終了後は、ネットでも、「“べつに”が頭から離れない!」「ひがみソング面白い!」など、続々と反響が!そんな関取花のニューアルバム「君によく似た人がいる」が2017年2月15日に発売となりました。
「べつに」以外にも、自身初のピアノでの弾き語り曲「僕らの口癖」、男性目線でもし自分の子供が生まれたら何を伝えたいかを歌った「もしも僕に」など、関取花のさまざまな魅力が詰まった1枚となっています。関取花の奥深い世界が知りたい人には必聴のアルバムと言えるのではないでしょうか。