瀬奈じゅんは元宝塚男役トップスター!本名、プロフィールは?
瀬奈じゅんは元宝塚の男役トップスター!「情熱大陸」にファン騒然
瀬奈じゅんは、元宝塚・男役トップスターだった女優です。2005年から月組の男役トップに君臨した瀬奈じゅんは、その当時、現役トップスターとして初めて「情熱大陸」に出演。ファンレターを受け取るときの愛想のなさや、番組スタッフに対してイラつく姿、「クソ」「超○○じゃん」などの言葉遣いなど、タカラジェンヌの「清く正しく美しく」というイメージを覆す姿で世間を驚かせました。
これには、ショックを受ける宝塚ファンも多かったとか。その一方で、“トップスターの孤独と栄光”という番組制作者が描きたかったストーリーに合わせて、瀬奈じゅんの無愛想な姿や偉そうな姿を作為的に編集しただけでは?という見方をするファンもいました。ファンの瀬奈じゅんへの想いの強さのほどが試された「情熱大陸」となりました。
瀬奈じゅんの本名、プロフィールは?ディズニーランド通いの理由とは
瀬奈じゅんの本名は千田麻子(せんだあさこ)で、宝塚ファンからは「あさこさん」「麻ちゃん」などと呼ばれています。1974年4月1日生まれの43歳で、出身地は東京都。舞台での表現が大好きな瀬奈じゅんは、「生まれ変わっても宝塚の男役としてスポットライトを浴びたい」と語っています。
観客を楽しませる一エンターテイナーとして、キャストたちの“おもてなしの心”を学ぶため、人混みが苦手にもかかわらずディズニーランドへ行ってみたところ感激し、一気にハマってしまったそう。ディズニーランドでは可愛らしいミニーちゃんの耳を頭につけて、心から楽しんでいるということです。
瀬奈じゅんといえば「エリザベート」!電撃結婚にファンの反応は?
瀬奈じゅんは「エリザベート」に宝塚史上最も愛された女優だった!?
瀬奈じゅんを語る上で「エリザベート」は欠かせません。オーストリアを舞台に、死神トートと皇帝のお妃さまであるエリザベートの愛を描いた宝塚版「エリザベート」で、瀬奈じゅんは、主要登場人物3人の役を制覇しました。まず2002年の花組公演で、瀬奈じゅんは、エリザベートを暗殺したルキーニ役(男役)を好演。花組の男役2番手スターとして活躍していた2005年には、なんと月組公演で、瀬奈じゅんがエリザベート役(娘役)に大抜擢!
ファンも驚きを隠せない配役でしたが、幕が開ければ、瀬奈じゅんのエリザベート役は、若干ごつくて野太い声の娘役ではあったものの「素晴らしい演技だった」と好評でした。2009年に月組トップスターとして迎えた「エリザベート」では、満を持してトート役を熱演した瀬奈じゅん。今でも、「宝塚版トート史上ナンバーワンだ」と語り継がれています。
瀬奈じゅんが電撃結婚!あさこちゃんファンの反応は?
瀬奈じゅんが2012年末に結婚していたと発表されたのは、2013年の1月のことでした。瀬奈じゅんの結婚相手は、10歳年下のダンサー千田真司。男役トップスターとしてたくさんのファンに支えられてきた瀬奈じゅんが男性と結婚すると、ファンの夢を壊してしまうことになるのではないか、と本人は危惧していたようです。
しかし、瀬奈じゅんの電撃結婚に対するファンの反応は、「おめでとうございます!」「あんまり驚かない……」といった肯定的なものばかりでした。瀬奈じゅんは「おめでとう」という言葉がこんなに嬉しいものだと思ったことはなかったとして、ファンに改めて感謝の気持ちを述べています。
瀬奈じゅん最新出演作は「エジソン最後の発明」!あらすじは?
瀬奈じゅんは現在、舞台「エジソン最後の発明」に出演しています。舞台「エジソン最後の発明」は、劇作家・演出家の青木豪が7年ぶりに手掛けたオリジナル作品。下町の小さな工場が舞台の、笑いあり涙あり、ハッピーエンドの物語です。以下は、「エジソン最後の発明」のあらすじです。
ある下町工場の社長は、発明好きで、近隣から「エジソン」と呼ばれるほどでした。下町のエジソンは、2年前に妻が亡くなってしまうと、実在の発明王エジソンも構想を練っていたという「死者と話せる機械」の発明を試み始めます。そこへ、人気ラジオ番組のDJとなった娘や、社長の片腕として工場を支える息子、娘の彼氏、おせっかいなご近所さんたちがドタバタ劇を繰り広げ、謎の人物も登場して大騒動へと発展……というお話です。
舞台「エジソン最後の発明」の中で、瀬奈じゅんは、ラジオ局に勤める娘役を演じています。“娘がラジオ番組のパーソナリティ”という設定は、劇作家の青木豪が、瀬奈じゅんの声の良さに着目して作った瀬奈じゅんありきの役柄だとか。「もしも死者と話せる機械が本当にあったら?」という質問に対し、幼いころに亡くなってしまった宝塚が大好きだった祖父に、「宝塚に合格してトップにまでなれた」ことを報告したいと答えた瀬奈じゅん。舞台終演後にはアフタートークが予定されている会場もあるので、ファンは見逃せない舞台となりそうです。