堀江貴文（ホリエモン）の資産の浮き沈みに驚愕！挑戦し続けるパイオニア

堀江貴文の資産はどう推移した？事件後の影響は？

堀江貴文が貯金額を告白！資産激減でも不屈の歩み

ライブドアの社長だった堀江貴文（ほりえたかふみ）は、2005年にフォーブスが発表した「日本の40名の富豪」にリストアップされていました。当時の資産は、約1390億円だったと推定されています。

企業の買収や株式分割といった堀江貴文の手腕により、ライブドアの時価総額は、約8000億円にまで成長。ところが、2006年に証取法違反で逮捕されて有罪となったことで、堀江貴文の人生は一変します。

2009年12月には、堀江貴文がライブドアグループの持ち株会社・LDH に対し、208億7000万円を賠償金として支払うことで和解が成立。株主が提示した和解条件は「資産を1％以下にすること」だったため、堀江貴文は99％以上の資産を手放しました。資産は、2億円程度まで激減したとみられます。

2011年から2013年まで収監されましたが、服役中もメルマガの配信は継続。出所後も情報発信や多数の事業によって収益を得ている堀江貴文は、2021年10月に公開されたインタビューで、ロケット事業に60億円もの私財を投じたと明かしています。

とはいえ、事件前と異なり「日本を代表する資産家」ではなく、2018年の推定資産は、5000万ドル（当時の約55億円）以下とのことでした。2022年版の長者番付も、ランキング圏外です。

本人曰く、貯金額は「1000万円を超えたことがない」のだそう。自身を「人の何倍も浪費家」だと語る堀江貴文は、事業に多額の資産を費やすというスタイルを貫いてきました。

「現金貯金より経験貯金」との発言には、好奇心の赴くままに挑戦を続けてきた堀江貴文の考え方がよく表れています。

堀江貴文の最高年収がケタ違い！驚きの金額は？

堀江貴文の収入源は？サロンの費用が示唆するもの

2020年11月4日に自身のYouTubeチャンネル「ホリエモンチャンネル」で公開した動画で、最高年収を「220億」と明かしていた堀江貴文。その活動は多岐にわたり、複数の収入源を持っています。

2017年に、対談で自身の役員報酬を1億円に設定したと明かしていたため、それ以上は会社の売上として計上しているようです。

有料メールマガジン「堀江貴文のブログでは言えない話」は月額880円で、多い年には収益が1億円にも上ったといいます。

2022年5月時点で、「ホリエモンチャンネル」は135万人の登録者を抱えており、YouTubeによる月収は、400万円程度と推定されます。多数の著書による印税も、得られているはずです。

また、会員制コミュニケーションサロン「堀江貴文イノベーション大学校」は月額1万1000円で、2022年5月時点の会員数は950人以上。つまり、会費だけで1000万円以上の利益が発生しています。

堀江貴文がオンラインサロンで高額な会費を設定しているのは、メンバーをふるいにかけるのが目的なのかもしれません。

毎月1万円以上支払えるだけの収入があり、なおかつコミュニティの質を良いものにしてくれるであろう、意識の高い人を集めたいという堀江貴文の考えが表れている金額なのではないでしょうか。

そして、そんな堀江貴文の考えは多くの人に支持されていることがわかります。

堀江貴文は金持ちへの最短ルートをどう考える？

お金を増やしたいと考える個人に対して、株式投資を推奨していない堀江貴文が「ゲームの勝者になれる方法」として挙げているのは、「起業すること」です。

数百万円を投資に費やしても、あまり意味がないと考えているようです。仮に資産を増やすことに成功したとしても、「面白くない」のだそう。堀江貴文が考える楽しい人生とは、「自分が楽しいと思うことをやりきれる人生」だといいます。

多くの資産を持たず、新規事業への投資を続けるライフスタイルにも表れていますが、堀江貴文はお金そのものにはあまり興味がないように見えます。

お金はあくまでも、人生をより楽しくするための手段。貯めるのではなく有意義に使うことこそが大切だと考えているのではないでしょうか。

サロンのメンバーから生まれた「地方活性型エンタメパン屋」の「小麦の奴隷」は、2022年5月末までに40店舗以上も展開することが決まっている人気店。自身のみならず、堀江貴文に影響を受けた人々も新たなビジネスで成功しているという現状があります。

次はどのような挑戦を見せてくれるのか、堀江貴文の今後から目が離せません。