「進撃の巨人」漫画・小説・テレビアニメ・映画メディアミックス展開大成功!謎・伏線・ネタバレ考察!

2020年5月15日 更新

「進撃の巨人」漫画・小説・テレビアニメ・映画メディアミックス展開大成功!

「進撃の巨人」漫画・小説・テレビアニメ・映画メディアミックス展開大成功!制作陣の作品への愛が成功への秘訣!

巷を賑わせている「進撃の巨人」。漫画・小説・テレビアニメ・映画と、さまざまなメディアでミックス展開されることで、注目を集め大成功しています。

「進撃の巨人」は漫画がはじまり。漫画の人気ぶりから外伝のライトノベルが発売され、パラレルワールド的ギャグ漫画「進撃!巨人中学校」を展開。テレビアニメ「進撃の巨人」が放映されたかと思えば、テレビアニメの大成功を受けて、とうとう映画にもなりました。
またモバイルゲーム「進撃の巨人-反撃の翼」や「進撃の巨人-自由への咆哮-」、ニンテンドー3DSソフト「進撃の巨人~人類最後の翼~」など、さらに多岐にわたるメディアミックスを展開し、どれも大成功、大盛況の状態です。
これらの大成功の最大の要因は、「進撃の巨人」の作品に対するリスペクトや愛を持った人たちが、それぞれのメディアミックス展開に集結していることではないでしょうか。累計販売部数も5000万部を突破。メディアミックスによる宣伝効果から、漫画へ入る人もおり、波及効果はまだまだ拡大していくものと思われます。

「進撃の巨人」実写映画 突然の監督降板に全ての歯車が狂ってしまった

2015年8月1日に公開された実写映画「進撃の巨人ATTACK ON TITAN」は、当初「下妻物語」や「嫌われ松子の一生」などで知られる中島哲也監督がメガホンを握ることが決まっていました。原作者の諫山創との話し合いも何度も行われたそうです。
しかし、2012年12月になって、中島哲也監督が降板することが発表されました。ここに謎が生まれています。「進撃の巨人」映画化の話は、中島哲也監督からオファーしたにも関わらず、一年経った後に理由も明かされず解任されているのです。そしてその後、「進撃の巨人」映画化の監督は、元ガイナックスの樋口真嗣が担当することになりました。
音楽はこれまたガイナックスに関わりの深い、作曲家の鷺巣詩郎。キャラクターデザインを「新世紀エヴァンゲリオン」のキャラクターデザインでも知られる貞本義行が担当……と、まさにガイナックスづくしになっています。そして、漫画「進撃の巨人」原作者である諫山創が映画も監修することになり、原作をベースに、映画版のオリジナル要素を加える形でなんとか公開に。
このように、ドタバタした状態からなんとか持ち直して実写化を実現させた映画版。初日の動員は好調だったものの、翌日からは急激にダウンしています。評判はというと、それほど悪くないという意見も少なくない一方、見る価値がないという意見もかなりの数。やろうと言った人間がいなくなり、急きょ原作者が担ぎ出され、役者は決まっても役名が決まらない状態が長かったあげく、人気キャラの「リヴァイ曹長」が出ないなど、そのドタバタ劇もかなりのマイナス要因になってしまっているようです。

「進撃の巨人」謎・伏線・ネタバレ考察!

「進撃の巨人」謎・伏線は第一巻から既に始まっているっ!

「進撃の巨人」の謎・伏線といえば、「進撃の巨人」第1巻の冒頭にある「その日人類は思い出した ヤツらに支配されていた恐怖を」という言葉。ファンならば誰もが気になり、いまだ明かされていない謎なのです。
フレーズを読んでなんとなく浮かんでくるのが、これは「ループ説」の伏線ではないか、ということ。「その日人類は思い出した」という部分からは、”忘れていたのに”巨人が襲撃してきたことで思い出した、というニュアンスが。そして「ヤツらに支配されていた恐怖を」という部分から、襲撃を”思い出したのに”、ヤツを「巨人」とは呼んでいないという矛盾。もう、読み始めから謎を呼び、しっかり伏線が張られていることが感じられます。
これは非常に上手い手法で、当然、先を読み続けたくなりますよね!いったん、先のほうまで読んで、再び第1巻に戻ってくると、エレンが目を覚ますシーンでは、明らかにミカサだとわかるマフラーをしています。これが、ファンの間で根強いタイムループ説。エレンとミカサはある程度まで巨人と闘い終え、人類は滅亡の一歩手前まで進んだけれども、そこから何らかの方法で取り返しのつく地点まで戻ってきているのではないかというものです。そんな第一話のタイトルは「二千年後の君へ」。……謎は深まるばかりです

「進撃の巨人」ネタバレ考察!タイムリープ!?

まずは「進撃の巨人」のネタバレ考察その1から。当初は完全に謎だった巨人の正体が明確になりつつあります。進撃の巨人第9巻にて、ウォール・ローゼに出現した巨人たちを討伐した後、討伐した巨人の数と、ラガゴ村の人数が同じだったこと。さらに、コニ―の生家にいた巨人が、コニ―の母親だったことなどから、巨人の正体が人間である可能性が濃厚にてきました。
次に、「進撃の巨人」ネタバレ考察その2として、エレンの巨人化能力は、薬物投与で得たらしいということ。また、ベルトルトとユミルは「人を食って、人間に戻った」と語っています。
そして、「進撃の巨人」ネタバレ考察その3です。それは、なぜ人類対巨人の図式ができ上がったのかについて。人類は一度、第三次世界大戦のような状態に陥り、そこで化学兵器を使用し巨人化することで戦争に勝とうとしたのですが、巨人化能力者が抱える精神力の消耗が著しく、人格的にも非常に不安定になった結果、大暴走。そのため、人類が巨人と戦わざるを得なくなった、というのがその理由ではないでしょうか。そして、巨人から人間に戻るには、巨人化能力に適応できている人間を巨人の状態で食べることが必要、と推察します。ミカサの馬鹿力や、エレンに対する依存度の高さ、そしてエレンの夢に出てきたミカサから、ミカサは、人類が滅亡の一歩手前までいった一連の出来事を知っている巨人化能力者。エレンは、何らかの方法によって以前取得した巨人化能力はそのままに、ミカサと二人、子供の姿で取り返しのつく時代まで戻っているのではないかと思います。
「進撃の巨人」ネタバレ考察のラストはこれ!第1巻のタイトル、「二千年後の君へ」とは、過去に戻ったエレンから、未来にいるエレンへの、「失敗して同じことを何度もするな」というメッセージなのではないでしょうか。未来は、結局変えることができないのか?原作が気になってきたら、ぜひ読んでみてください!

「進撃の巨人」の今後は!?伏線が回収されたエンディングでスッキリしたい!

2015年8月2日に映画のキャンペーンも兼ねて、情報環境研究社の濱野智史と、「進撃の巨人」のメディアミックスを手掛けるマンガナイト代表の山内康裕の対談が行われました。そこで語られた「進撃の巨人」メディアミックス大成功の秘訣は、製作者の愛と原作者の寛容さ。
そんな「進撃の巨人」の今後ですが、これ以降の存命を望むのであれば、実は、巨人化はエヴァのように外敵から身を守るために行われたものであり、タイムリープ者のエレンとミカサは真の敵と戦う、といった展開も考えられます。今現在、「進撃の巨人」はヒットしていますし、商業的にもエンドマークは付けられないのかもしれません。
徐々に巨人について明らかになってきていますし、謎解きサイトも増えてきて、納得がいく解説をしている人も多く見受けられます。作者もネット世代ですから、これらの謎解きサイトで発表されている見解を知らないとは思えません。それに対して、諫山創が今後どんな回答を示していくのかがとても楽しみです。
過去には、謎解きの正解者が出たことで、作者がさらなるどんでん返しを図り、かえってストーリーに収拾がつかなくなってしまったという作品もいくつかあります。できれば「進撃の巨人」にはそうなって欲しくありません。名作として、キチッと落として、スッキリ終わって欲しいです。また、出版社と作者の溝が深まり永遠に未完というのもできればないことを祈りたいです。
「進撃の巨人」謎・伏線・ネタバレ考察はいかがでしたでしょうか。皆さんも、今から読み始めて、「進撃の巨人」の世界に触れてみませんか?

関連記事

ページ上部へ戻る