「昭和天皇物語」は青年君主の激動人生を描いた話題作!武田鉄矢も絶賛

「昭和天皇物語」は青年君主の激動人生を描いた話題作!武田鉄矢も絶賛出典:https://comic.k-manga.jp
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「昭和天皇物語」は青年君主の激動人生を描いた話題作!武田鉄矢も絶賛

「昭和天皇物語」は激動の時代を生きた昭和天皇の姿を描く!あらすじ

「昭和天皇物語」は、「ビッグコミックオリジナル」に連載されている漫画作品です。主人公は、タイトルにも登場している昭和天皇。明治期から昭和という激動の時代を生きた昭和天皇に関する研究文献や著書は多数存在しますが、創作物はあまり多くありません。小説や映画には登場するものの、戦時中や終戦時期の姿がほとんどです。

しかし、「昭和天皇物語」は、昭和天皇を主人公に据え、幼少期から成長していく過程で、何を考え、感じていたのかを描き出しています。物語の始まりは終戦直後、連合国軍最高司令官ダグラス・マッカーサーと昭和天皇が会談を行う場面です。その後、話は過去に飛び、祖父の明治天皇から、称号を迪宮(みちのみや)、諱を裕仁(ひろひと)と命名された昭和天皇が、足立タカや乃木希典を教育係に成長していく姿が描かれます。

大まかな流れは歴史に添っており、重点的に描かれるのは、どこか不穏な空気を孕みながら時が進んでいく中で、昭和天皇が成長していくエピソードです。

「昭和天皇物語」武田鉄矢も絶賛の近代歴史漫画の感想は?

「昭和天皇物語」は、平成天皇の時代を生きる現代からすると、先代の天皇の人生を描いた物語。昭和天皇がご存命だった時期を覚えている読者も多く、歴代の天皇の中でも身近に感じている方もいることでしょう。また、激動の時代を生きた天皇ということで注目され、その人となりは今なお注目される存在です。

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そんな昭和天皇を正面から描いた漫画ということで、「昭和天皇物語」は連載開始前から話題になっていました。政治思想が強いのかと警戒した読者もいたようですが、人生にスポットを当てた内容で、淡々とした描写が多め。歴史に詳しくない人でも「近代史に興味がわいた」と、幅広い読者層に受け入れられています。

より多くの人の注目を集めるきっかけとなったのは、フジテレビの「ワイドナショー」です。歴史に詳しいことでも知られる武田鉄矢が、「漫画だから伝わる表現」と熱弁を振るって「昭和天皇物語」を絶賛しました。

「昭和天皇物語」作者は何人いる?!休載の真相は?

「昭和天皇物語」は知られざる歴史を浮き彫りに!

先代天皇を描くという大きな挑戦をしている「昭和天皇物語」の作者は、実は4人存在します。原作は半藤一利の「昭和史」で、作画を担当しているのは能條純一です。シャープな絵柄が特徴で、1985年「哭きの竜」や1993年「月下の棋士」など、ヒット作を多数手掛けてきました。画力の高さに定評があり、「昭和天皇物語」でも巧みな表現で物語を盛り上げます。

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脚本を担当している永福一成は、1991年に第24回ちばてつや賞最優秀新人賞を受賞し、漫画家デビューを果たしました。漫画家・松本大洋のアシスタントを務めた経験があり、「竹光侍」で初めて原作を担当。小説版の執筆も担当しています。監修を行っている志波秀宇は、手塚治虫や横山光輝、水木しげるといった大物漫画家を担当していた元編集室長。昭和という時代を生きてきたクリエイターたちによる、天皇を描くという挑戦は続きます。

「昭和天皇物語」休載は作者の体調不良?真相は?

コミックス1巻が2017年10月、2巻が2018年3月に発売された「昭和天皇物語」。掲載誌の「ビッグコミックオリジナル」は隔週で刊行されていますが、2018年7月5日発売号を含め、5回にわたって休載が続いています。休載は過去にも何度かありましたが、長く続くことはまれで、読者の中には、「題材が題材だけに、何かあったのではと勘ぐってしまう」という声も。本誌には作者急病のためと告知されています。不安は高まりますが、連載再開か、何らかの近況報告が待ち望まれている状況です。

「昭和天皇物語」が売り切れ続出!天皇を描く漫画への挑戦

昭和天皇の人生を描く「昭和天皇物語」は、連載開始時から話題となり、コミックス1巻は14万部を超えました。1926年に即位された昭和天皇の在位期間は、歴代で最も長い62年間。誕生された明治期には、日本が近代化の道を歩み始め、数多の災害や事件、大きな戦争が発生。終戦を迎え、全てを失った国家は、再び歩み始めます。

このように、まさしく激動の時代の中、日本を象徴する天皇としてあり続けた昭和天皇の生涯を漫画で描く試みは、とある編集者の思いつきから始まりました。漫画の編集者は、面白い本を見つけた時、「これを漫画にできないか」と考える習性があるそうです。

半藤一利の「昭和史」を読んだ時も同様で、なんとか漫画にできないかと考えたと言います。そのままでは収拾がつかなくなるため、「昭和天皇から見た昭和史」という視点を作り、漫画化されることが決定しました。半藤一利の承諾を得たことで、昭和天皇を描く物語の制作が本格的に始まります。

とはいえ、原作の「昭和史」は、昭和天皇に関わる事象をまとめた作品ではありません。政治、経済、文化だけでなく、スポーツや芸能といったさまざまな角度から見た「昭和」をまとめた本です。昭和天皇に関するエピソードはあるものの、それだけでは物語として成立しないため、漫画は、複数の参考文献や新聞などを参考に作られています。

多くのエピソードはノンフィクションですが、昭和天皇が何を感じ、考えたかという面は創作。漫画制作に関わる全ての人が想像を膨らませ、描いています。近代なので資料がたくさん残っているのではと思われがちですが、実は、建物や服装の資料は少なく、皇居内部の画像も存在しないため、内装など細かな点は能條純一の想像です。

担当編集者は、「天皇という他者とは違う立場ゆえの人生の孤独や苦しみ、辛さを描いていければ」と目標を語っています。誰よりもドラマチックで、誰よりも重い責任を背負った人生を知ることで、天皇という人をより身近に感じられるかもしれません。

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