「黄昏流星群」中高年が主役のオムニバス漫画のあらすじネタバレ!

「黄昏流星群」中高年が主役のオムニバス漫画のあらすじネタバレ!出典:https://www.cinemacafe.net/article/2018/07/19/57594.html

「黄昏流星群」は中高年が主役のオムニバス漫画!あらすじと実写化されたエピソードは?

「黄昏流星群」の主役は中高年!オムニバス漫画のあらすじは?

「黄昏流星群」は、小学館「ビッグコミックオリジナル」に、1995年11月より連載されている漫画作品です。作者は、「島耕作」シリーズや「人間交差点」でも知られる人気漫画家の弘兼憲史。これまでの作風と同様、サラリーマンを主人公に、恋愛を軸として、現代を生きる人々の姿をオムニバス形式で描いています。

漫画の主人公というと10~20代が多いため、読者は、歳を重ねるにつれて共感できる作品が少なくなってしまいがちですが、「黄昏流星群」の主人公は40代以降の中高年層。会社で働き、家庭を守るという日常の中に起こるさまざまな悲喜劇に共感する方も多いでしょう。タイトルの「黄昏」に込められているのは、第二の人生を歩み始める年齢という意味です。そんな年齢だからこその人生観や恋愛観も垣間見られる「黄昏流星群」は、大人のための恋愛漫画と言えます。

「黄昏流星群」は実写化多数!過去のドラマ化エピソードは?

「黄昏流星群」は、これまで何度も実写化されてきた作品です。ドラマ「黄昏流星群~恋をもう一度~」は、渡瀬恒彦主演で、1997年にNHK BS2で放送されました。原作となったエピソードは「不惑の星」。出世を目指すも挫折した52歳の銀行の支店長が、異国の地で出会った妙齢の女性と恋に落ちるというストーリーです。

2011年にフジテレビで放送された「黄昏流星群〜C-46星雲〜」は、CHAGE and ASKAの楽曲をもとに、弘兼憲史が書き下ろしたエピソードをドラマ化。リストラされ、再就職先でも上手くいかない主人公が、実は人気バンドのボーカルだったという設定で、過去と現実が錯綜する中、恋が燃え上がります。

2012年放送の「黄昏流星群〜星降るホテル〜」の原作は、同名のエピソード「星降るホテル」です。黒木瞳演じる有名ピアニストが、記憶喪失となった元恋人の妻に頼まれ、偽りの夫婦関係を演じるという物語。元恋人への感情や現在の妻との関係など、互いの心理が複雑に絡み合う点が見どころとなりました。その他にも、2002年には「星のレストラン」や「同窓会星団」といったエピソードが映画化されています。

「黄昏流星群」最新ドラマの原作エピソードは「不惑の星」!ドラマ版相関図とネタバレ

「黄昏流星群」の最新ドラマは大人の切ないラブストーリー!ドラマ版の相関図をチェック

「黄昏流星群」が再び実写ドラマ化されることになりました。2018年10月11日よりフジテレビ系列で放送が予定されているドラマ「黄昏流星群 人生折り返し、恋をした」のベースになっているのは、人気エピソード「不惑の星」です。原作とドラマでは、キャラクター名が違っているので、また違った印象で物語を楽しむことができるでしょう。佐々木蔵ノ介が演じる主人公の瀧沢完治は、勤続28年の銀行マンで、わかば銀行新宿支店の支店長を務めています。

中山美穂が演じる瀧沢真璃子は、そんな夫を献身的に支える妻。一人娘の美咲ととても仲が良く、結婚を控えた娘の巣立ちに喪失感を抱えており、美咲の婚約者・春輝と関わるうちに禁断の関係になっていきます。描かれている恋はこれだけではありません。完治も、スイスへの単身旅行中に出会った、黒木瞳演じる目黒栞と意気投合。ドラマ「黄昏流星群 人生折り返し、恋をした」では、銀行の権力争いも交えながら、一組の夫婦に起こった二つの恋の物語が展開されていきます。

「黄昏流星群」の最新ドラマ原作「不惑の星」はどんな話?ネタバレ

ドラマ「黄昏流星群 人生折り返し、恋をした」は、原作エピソード「不惑の星」に、オリジナルの要素を追加して制作されています。原作では、妻と娘の婚約者の間に恋愛関係はなく、主人公の不倫の恋と人生模様が主軸です。銀行の支店長である盛本芳春は、仕事を優先に働いてきた仕事人間。定年を間近に控えたある日、突然出向を打診されます。娘の結婚も近く、今後どうするべきかを悩んだ義春は、単身スイス旅行へ。

そこで日本人女性の目黒誠子と出会い、意気投合します。深い関係はならずに別れた2人でしたが、取引先の社員食堂で調理師をしていた誠子と再会。惹かれあっていた2人は、不倫関係に。そんな中、43歳で初めて妊娠した後に流産して姿を消してしまう誠子。彼女との不倫を知った妻から離婚を切り出された芳春は、うまくいきかかっていた仕事を辞め、誠子と新たな人生を歩み始めます。

「黄昏流星群」の朗読劇第2弾開催!最新ドラマにジャニーズWEST藤井流星も出演!

中高年を主人公にした人生と恋の物語が描かれているオムニバス漫画「黄昏流星群」。その朗読劇の第2弾公演が、2018年9月19日に行われました。2017年11月に公演が行われた「弘兼憲史・四季のドラマ オーディオドラマシアター 黄昏流星群」第1弾には、三木眞一郎や藍とも子、井口成人ら声優&俳優陣が出演。漫画のコマを舞台上に投影し、川崎龍のピアノ生演奏とともに、「星を追いかけて」と「星のレストラン」が演じられました。

終演後には、女優の荻野目慶子とともに弘兼憲氏が登壇し、トークショーも行われています。第2弾公演には、声優の中尾隆聖や関俊彦、藍とも子、比嘉久美子らが出演し、「七夕七年会」と「星と死の狭間で」が情感たっぷりに演じられました。「七夕七年会」は、シリーズ屈指の純愛物語。七夕に別れた男女が、七年に1度だけ会うという物語です。

一方の「星と死の狭間で」は、意識はあるのに身体を動かすことができず周囲には植物状態だと思われている主人公の男と、彼を取り巻く欲望と陰謀を描いた作品。傾向の違う物語を観劇した観客からは、「原作は未読ながら物語に引き込まれた」という感想が見られました。

大人の恋と人生を語る「黄昏流星群」の最新ドラマ作品は、中山美穂演じる瀧沢真璃子の恋の相手・日野春輝役を、ジャニーズWESTの藤井流星が演じることでも話題になっています。ベテラン俳優陣の多い撮影現場ですが、2018年8月18日には、サプライズで藤井流星の誕生日が祝われたとか。

真剣にお芝居をしている中、佐々木蔵ノ介が突然「今日なんか誕生日だって?」と発言。藤井流星があ然とする中、ハッピーバースデーのコールが巻き起こりました。この秋は、ドラマ「黄昏流星群 人生折り返し、恋をした」で、2つの恋模様が展開される、原作とはまた違った物語を堪能しましょう。

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