水前寺清子が煩った病気とは?ドラマ「ありがとう」で共演した女優・山岡久乃と確執が?!

水前寺清子が煩った病気とは?ドラマ「ありがとう」で山岡久乃との確執とは?

水前寺清子の病気は腰部脊柱管狭窄症!回復するも激ヤセ&顔面麻痺の噂の真相は?

水前寺清子は、1960年代から活躍を続けている日本を代表する演歌歌手です。男勝りで元気なイメージの水前寺清子は、チータの愛称で親しまれ、1965年のNHK紅白歌合戦初出場から、実に22回連続出場した記録を持っています。

1968年にリリースされてミリオンセラーとなった「三百六十五歩のマーチ」は、若い人でも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。また、1994年に放送された「C.C.レモン」のCMソングを歌った時にも話題になりました。2018年で73歳になる今もなお精力的に活動中ですが、2014年6月には、腰部脊柱管狭窄症という病気で手術を受けています。

足や腰に痛みやしびれを伴い、加齢によって発症する人が多いという病気ですが、水前寺清子の場合は、デビューして間もない頃の公演中に転倒したことがきっかけで、足と腰の違和感と長年付き合ってきたようです。徐々に悪化していく中、追い打ちをかけてしまったのが2011年でした。

65歳の時に、広島のコンサートステージで階段から転倒してしまい左膝を骨折した水前寺清子。これが引き金となり一気に症状が悪化し、手足がしびれ、ふらつきが出て、酷い時にはわずか3メートルすら歩くことが困難になったと言います。整形外科で腰部脊柱管狭窄症と診断され、「またステージに立ちたい」という強い気持ちから手術を決断しました。

手術後は、足の筋肉をつけるリハビリを集中的に行い、3週間でリハビリ終了。退院した翌日にはステージに上がっていたという回復ぶりでした。つらい症状を乗り越えた水前寺清子ですが、ネット上では痴呆や顔面麻痺を疑う声も見られます。また、もともと小柄でスレンダーな水前寺清子には、加齢と共にさらに華奢になったことで「激ヤセは病気のせいなのでは?」という噂も飛び出しました。

しかし、人間誰もが年を取ると容姿も変わるもの。水前寺清子の場合も、加齢と共に変化した部分を取り上げられただけで、事実ではないと思われます。

水前寺清子とドラマ「ありがとう」で共演した女優・山岡久乃との確執とは?

水前寺清子は、1970年に放送されたテレビドラマ「ありがとう」で主演を務めた女優としての顔もあります。ドラマ「ありがとう」は、1970年から3年間放送され、民放のドラマ史上最高とされる56.3%という視聴率を叩き出した伝説的なドラマ。

四方光役を演じた水前寺清子は、放映から50年近くが経過した2017年9月に、光の母親役で共演していた山岡久乃との間に確執があったことを明かしています。当時24歳で、歌手として多忙を極めていた水前寺清子は、ドラマのセリフを覚えるのもぎりぎりの状態でした。

その姿に業を煮やした山岡久乃が、ある日の撮影で、水前寺清子を本気で平手打ちしたと言います。「向こうも嫌いだったと思うが、私も山岡久乃が嫌いだった」と明かした水前寺清子は、この一件以来、撮影以外で山岡久乃と話すことは一切なくなったとか。

月日は流れて1999年、山岡久乃は、胆管癌による心不全で他界しました。しかしその後、水前寺清子の楽屋を訪れた山岡久乃の事務所の社長から、「自分に何かあった時には、これを渡してほしいと頼まれた」と言われ、大事にしていたという高価な着物を譲り受けたそうです。この時、さまざまな人生経験を積んで54歳になっていた水前寺清子は、平手打ちも「愛情の形」だったことに気が付き、「今は感謝しかない」と語っています。

水前寺清子が私財を投じた老人ホームとは?結婚した夫はサックス奏者の小松明!

水前寺清子が私財を投じた老人ホーム「水清庵」!現在は「一切関係ない」?

水前寺清子は、2000年に、自らの私財15億円を投じて老人ホームを設立しています。ホームの名前は「ケアハウス 水清庵」。出身地である熊本に貢献したいという気持ちから建設に踏み切りましたが、水前寺清子を支えてきた後援会の人たちが介護の資格を取った際には、働くことができるようにという考えもあったと言います。

水前寺清子の肩書は名誉施設長で、実質的に経営に携わることはせず、地元の社会福祉法人を運営していた男性を理事長とし、施設の運営を一任していたそうです。しかしその後、架空工事や水道料金のごまかしといった20年以上に渡る不正が次々に発覚。

しまいには、理事長の女性問題や普段の素行も取りざたされ、水前寺清子の期待を大きく裏切ることになります。そんな「水前庵」の現在はというと、なんと「ケアハウス 秀照庵」と名前が変更され、施設側によると「水前寺清子とは一切関係ない」とか。設立時には大金を投じた水前寺清子ですが、快適に過ごされているご高齢者も多いことから、「入居している人が楽しく過ごしてくれることが本望」と語っています。

水前寺清子が結婚した夫は元サックス奏者の小松明!

水前寺清子は、1989年2月28日に、サックス奏者の小松明と結婚しました。水前寺清子が43歳で、夫・小松明が37歳という熟年結婚でしたが、結婚に踏み切った決め手は、夫・小松明のバック転。これを見て感動したことがきっかけでゴールインしました。

結婚後は、小松明が当時の仕事を辞めて、水前寺清子の個人事務所「水清企画」でマネジメントに専念。業界では、仕事先やマスコミへの気配りなどが行き届いていると評判が良いそうです。小松明との関係は、妻であり歌手である水前寺清子を支える素敵な夫婦の形と言えるでしょう。

ちなみに2人の間に子供はいません。結婚当時、水前寺清子がすでに40歳を越えていたことから夫婦2人の人生を選んだものと考えられます。

水前寺清子が「やついフェス」に参加!今なお勢いは止まらない

2018年6月16~17日に開催される「YATSUI FESTIVAL!2018」に、水前寺清子が出演します。通称「やついフェス」として親しまれているこのイベントは、お笑いコンビ・エレキコミックのやついいちろうが主催しており、2018年で7回目を迎えます。

渋谷エリアに用意された12会場にて連動して開催される都市型フェスで、音楽はもちろんのこと、お笑い芸人や文化人も登場する盛りだくさんな内容です。水前寺清子は、演歌歌手として大活躍していた同じ時期にアイドルとして大人気だった石野真子とともに、「やついフェス2018」の目玉として登場。

昭和の歌謡界&アイドル界を代表する2人が、今勢いのあるミュージシャンや10代のアイドルたちと同じステージに立つという夢のようなコラボレーションが実現します。過去最多323組ものアーティストや芸人、文化人が参加するので、じめじめした梅雨の季節も吹っ飛ばす、勢いのあるイベントとなりそうです。

そんな中で、70代半ばに差し掛かる水前寺清子は、どのようなパワフルなステージを見せてくれるのでしょうか。年齢を重ねても、新しいことに果敢に挑戦し続ける水前寺清子の姿は、昔と変わらず、見ている人に元気や勇気を与えてくれます。パンチの効いたステージを魅せてくれることで、今までとは違う若いファン層が拡大されることも大いに期待できるはず。これからもそのパワフルで爽やかな歌声で、日本中を元気づけるべく活躍を続けてほしいですね。

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