2022年8月30日 更新
田口トモロヲのプロフィールを紹介!
◆出身:東京都
◆身長:165cm
◆血液型:O型
◆所属事務所:マッシュ
田口トモロヲは漫画も描けるパンクロッカー
田口トモロヲ(たぐちともろを)は1970年代の終わり頃、自販機で販売されていた劇画雑誌「劇画アリス」に掲載された作品で、漫画家としてデビューした経歴の持ち主です。
俳優業の傍ら、本名の田口智朗(たぐちともお)名義で漫画家としての活動も続けていましたが、1993年の夏頃にストップ。自分の画力のなさに、嫌気がさしたのがやめた理由だといいます。しかし、1979年11月に「増刊劇画アリス 田口智朗の世界」が刊行された他、単行本も発売していることなどから、劇画ファンの間では一定の評価があったようです。
そんな田口トモロヲが俳優活動を始めたのは、大学生の頃でした。在学中から自主制作映画やアングラ演劇に携わり、1978年に国内最古ともいわれるアングラ劇団・発見の会に入団。その後、1985年には劇団健康を旗揚げし、精力的に舞台演劇に関わっていました。
映像作品のデビューは、1982年11月に公開された映画「俗物図鑑」。俳優としては成人向け映画への出演が多かった田口トモロヲでしたが、1989年7月公開の映画「鉄男」で全身が鉄と同化していく主人公“男”に扮し、その演技と作品のカルト感が注目を集めたことで一般映画への出演が増えていきました。
田口智朗、たぐちともろを名義で漫画家、イラストレーター、ライターとして活動し、さらには1983年からは音楽活動も開始。ガガーリンから始まり、同バンドを母体として1984年に結成したばちかぶり、2009年3月に加入したLASTORDERZと、パンクロッカーとしても長年ステージに立っている田口トモロヲ。数々の破天荒なライブパフォーマンスは、コアなファンの間で伝説となっています。
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田口トモロヲの「プロジェクトX」ナレーションはいまだに人気!
田口トモロヲの声で語られる「チコジェクトX」が話題に
俳優、パンクロッカーとしての活動に加え、2003年には監督デビュー。クドカンこと宮藤官九郎が脚本を手掛け、2003年12月に公開された「アイデン&ティティ」、2009年8月公開の「色即ぜねれいしょん」、そして多部未華子、綾野剛の共演で2015年9月に公開された「ピース オブ ケイク」と、2020年までに3本の映画で監督を務めています。
そしてもうひとつ、田口トモロヲは「プロジェクトX 〜挑戦者たち〜」のナレーションでもおなじみです。2000年3月の放送スタートから2005年12月まで放送された「プロジェクトX」で担当した田口トモロヲのナレーションは、「声が良すぎる!」「穏やかな口調が心地いい」など視聴者の間で好評でした。
番組ファンに高く評価された田口トモロヲのナレーションは、彼が模索しながら作り上げたスタイルだったといいます。原稿の量が多いドキュメンタリー番組において、ナレーターは大きな役割を担います。しかし、説明過多になると語りが追いつかないため、田口トモロヲはプロデューサーやディレクターらと話し合い、原稿を削るなどして自分流の語り口を作り上げていったのだそう。
富士山頂の気象レーダー建設に携わった人たちや大阪万博の会場警備にあたった人たち、東京オリンピックの選手村で選手たちに食事を提供した食堂の料理人など「無名だけれど偉業を達成した人たちを映すことが、この番組のハート」という田口トモロヲ。約200回に及ぶ放送で「行間を大切にして、観ている人にはそこにあるドラマを想像してもらいたい」という思いを込め、ナレーションを務めていたと明かしています。
ドキュメンタリー番組の元祖としてその後の番組にも制作手法が取り入れられた「プロジェクトX」。視聴率20%を超えたこともあるほど人気を集めたのは、第1回放送を元に行った視聴者への調査で「プロジェクトに関わった人たちの話をもっと聞きたい」という声が多かったことを受け、スタジオゲストをタレントから各回で取り上げる人物本人に変えたところにもありました。
2005年の番組終了から15年が経った今も、「プロジェクトX」は度々再放送されています。そして、好評だった田口トモロヲのナレーションは、NHKの人気番組「チコちゃんに叱られる!」で復活。2019年11月8日放送の「観光地のお土産が、なんでペナントだった?」から始まった「チコジェクトX」で、懐かしい語り口調が再び話題を呼んでいます。
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田口トモロヲ出演の「バイプレイヤーズ」がドラマと映画で復活!
田口トモロヲらおなじみの顔ぶれが帰ってくる!「バイプレイヤーズ」続編のキャストは総勢100名超え
田口トモロヲはこれまでに数々のドラマ、映画に出演していますが、最近の作品で話題を集めたのは、2017年1月から第1シリーズ「もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら」、2018年2月から第2シリーズ「もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら」が放送された「バイプレイヤーズ」でしょう。
同作の主人公は、田口トモロヲの他、遠藤憲一(えんどうけんいち)、大杉漣(大杉漣)、松重豊(まつしげゆたか)、光石研(みついしけん)、寺島進(てらしますすむ)の6人。名バイプレイヤーとして知られる面々がそれぞれ本人役で出演するという設定が受け、多くの俳優が出演を熱望していると業界内では評判です。
そんな「バイプレイヤーズ」の続編となる第3シリーズ「バイプレイヤーズ 〜名脇役の森の100日間〜」が、2021年1月8日から放送をスタート。さらに、第3シリーズの放送終了から間もない同年春には、映画「バイプレイヤーズ ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら〜」が公開されます。
「バイプレイヤーズ」新シリーズでは、田口トモロヲ、松重豊、遠藤憲一、光石研と第1シリーズからのキャストが再集結。今回は森の中に建つ撮影所・バイプレウッドを舞台に、複数の映画作品やテレビ局のドラマに出演するキャスト陣が一気にバッティングしてしまったことで巻き起こる100日間の騒動が描かれます。
ドラマと映画あわせて100人以上の個性的なキャストが出演することでも話題の「バイプレイヤーズ」。第1シリーズから好評のパロディや自虐ネタも、さらにパワーアップしているのだとか。
本人役でありながら本人を上回る強烈なキャラクターが続々と登場する中、田口トモロヲら4人がどんなドラマを繰り広げるのか、たくさんのバイプレイヤーズファンが放送開始を待ちわびています。
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