田中刑事は同期・羽生結弦と切磋琢磨!両親が名前に込めた思いとは?
田中刑事は凛々しいイケメンフィギュアスケート選手!同期・羽生結弦と切磋琢磨
ジュニア時代に4回転トーループに成功し、2015~2016年シーズンのNHK杯では4回転サルコウに成功するなど、技術面で成長を見せてきた田中刑事(たなかけいじ)。しかし、怪我などの影響もあって、目覚ましい戦績を残せていません。その田中刑事が、とりわけ強いライバル意識を持っているのは羽生結弦です。
小学校4年の時に、全国有望新人発掘合宿で初めて出会ったときに、「やっぱりゆづは何か違う」と感じたとか。中学生の頃には、羽生結弦の仕上がり具合を知って心穏やかでいられない時期もあったようですが、そのライバル意識こそが自らを奮い立たせるエネルギー源になっていると語っています。同期との切磋琢磨が、2人をますます成長させているようです。
「田中刑事」両親が名前に込めた思いとは?ユニークな愛称「デカ」!
男性らしい演技が持ち味の田中刑事は、凛々しい容姿と力強い演技で女性ファンに愛されているフィギュアスケート選手。「田中刑事」とは、ずいぶん印象深い名前です。「刑事」、中でも「刑」という漢字が名前に使用されるのは、日本人としては大変珍しいのではないでしょうか。この名前の由来について田中刑事の両親は、「正義感の強い子に育って欲しかった」と明かしています。
そんな両親の願いの通り、正義感の強い青年へと成長した田中刑事。「人一倍悪さできない」「悪いことに対して、人一倍抵抗感があります」と、名前に込められた思いをしっかり受け止めているようです。そして現在、ユニークな愛称で親しまれています。そのユニークな愛称とは「デカ」。犯罪者が警察官や刑事のことを呼ぶ時の隠語ですが、「刑事」という名にこれ以上ふさわしい愛称はありませんね。
田中刑事はハーフだった!プライベートはかなりのインドア派?!
田中刑事は高橋大輔と同じく岡山出身!実はハーフだった
田中刑事は、1994年11月22日に岡山県倉敷市で生まれました。バンクーバーオリンピックで日本人初&アジア人初の銅メダリストの高橋大輔も倉敷市出身です。ですから、田中刑事はフィギュアスケート界の偉大なるレジェンド高橋大輔の後輩に当たります。
クールで日本人らしい顔立ちで女性ファンの心をつかんで離さない田中刑事ですが、実はハーフ。父親は日本人で、母親が台湾人だそうです。
田中刑事のプライベートも気になる!実はかなりのインドア派
田中刑事の趣味や好きなものの情報は、彼のツイッターに惜しげもなく書かれています。何より好きなことは、宮崎駿監督作品のジブリ映画を鑑賞することです。ジブリ作品に限らず、漫画も大好きだという田中刑事は、「ジョジョの奇妙な冒険」や「新世紀エヴァンゲリオン」のファンであることも公言しています。
さらに、コーヒーとチョコレートにも目がない田中刑事。プライベートでは家事全般をそつなくこなせる他、洗濯物は畳むよりも干すほうが大好きという、彼なりのこだわりもあるようです。趣味はカードゲームやYouTube鑑賞というように、かなりインドア派です。
田中刑事がGPシリーズ中国大会にて怪我に泣く……平昌オリンピックへの切符は全日本選手権での一発勝負!
2017年11月4日に行われたフィギュアスケートのGPシリーズ中国大会にて、田中刑事は、SP(ショートプログラム)で4位発進し、表彰台も狙える位置からの好スタートを切りました。しかし、FS(フリースケーティング)ではSPの好調さから一転。3回転ループジャンプの踏切で転倒するなど、普段の田中刑事にはありえないミスを連発し、総合得点247.17で7位まで順位を落としてしまいました。
田中刑事は、GPシリーズの第1戦であったロシア大会で、右腸横筋筋挫傷により欠場を余儀なくされています。田中刑事がエントリーしているGPシリーズの大会は、ロシア大会と中国大会の2つのみ。そのため、ロシア大会を欠場した田中刑事にとって、この中国大会は大事な初戦でした。田中刑事は、厳しい結果が出たことについて、「練習のすべてが出てしまうのがFS」と肩を落としています。
しかし、平昌オリンピックへの切符をかけた戦いはまだまだ終わってはいません。フィギュア男子シングルの日本代表の座は3席。羽生結弦と宇野昌磨はオリンピック出場がほぼ確定していますから、なんとしても残り1枠に入りたいところ。すべては、12月20日から始まる全日本選手権にかかっています。怪我により、練習不足のまま中国大会へ出ざるを得なかった田中刑事ですが、全日本選手権までにどうか万全の状態まで回復し、悔いのない戦いをしてくれることを祈るばかりです。